なぜアカンの?
Change Talk, Change Life
"話し方を変えたければ生き方を変えろ"
喋りは「生き方」が9割
「話がちゃんと”伝わる人”と
話をちゃんと”聴ける人”を増やす」
「大事なのは、伝え方ではなく伝わり方」
27年間ラジオの現場で培った“DJ思考”を伝え
話し方、聴き方、生き方をイノベーション
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
Lifeskill Talk College 学長の出口貴章です
こんにちは!
僕のブログに来ていただき
本当にありがとうございます!
スカポンタン
人は誰しもスカポンタン
声優小原乃梨子さんが亡くなった
その訃報を受けて追悼のお題です
今夜は「夜の」アドリブトーク研究会
『Lifeskill Talk College』の勉強会
月に二度オンライン形式で行っている
朝とは違い「思考力」「洞察力」中心
会話において必要なのは切り返し力
中でも『アドリブ力』をつけようと
有志のメンバーが定期的に集まり
様々なワークを行いながら練習します
ドロンジョ
声を担当されていた小原乃梨子さん
残念ながらこの世とお別れをされました
実は僕個人的には「野比のび太」の声
こちらの方が馴染みは深いのですが
当たり前を疑います
疑うというよりは深める
「なぜいけない」のだろうか?
その理由を自分の中で明確にする
「アカンもんはアカン」
これでは全く理由になっていない
つまり「相手に全く伝わらない」
やはり「アカンもん」がなぜアカンのか?
その理由もワンセットでないと説得力がない
日常でも似たようなことがあります
「アカン」と禁止されているもの
子どものころから「アカン」と言われた
その言いつけを守ることはいいのですが…
「アカン言われたからアカン」
これがしてはいけない理由になるのです
「なぜいけないのか分かる?」と聞くと
「アカンて言われたから」
「やったら怒られるから」
これが子どもたちの「理由」になる
もちろんこれも理由ではありますが
「根本的な理由」ではありません
これを知らず考えずに育っていくわけ
また「ダメだよ」と伝える方も同じく
「アカンもんはアカンねん」と言いつつ
「理屈やないねん」
そんなまた曖昧な理由らしい理由で
相手に伝えようとしているのが現状
伝えられた方も「なんかアカンらしい」
そんな抽象的で曖昧な考えにしか及ばない
お互いそれで子どもの頃から育ち
親や先生から育てられているのです
考えもあやふやなままだし言葉も曖昧
結果「喋りまでも抽象的」になるのです
あなたの喋りが伝わらない
「結局なにが言いたいの?」
「要点を絞ってくれるかな」
「もう一度分かりやすく言って」
「ちょっと何言ってるのか分からない」
話をしていてこう言われている人
「アカンもんはアカン」で育てられた
またはそれで人を育てている人なのです
理由や根拠が言語化出来ていないのが原因
だからこそ
我々《Lifeskill Talk College》
特に『アドリブトーク研究会』では
そうならないための訓練をしている
スピーチトレーニングの前における
自分の考えや姿勢やスタンスなど
それらの『自分の意見を明確にする』
でないと技術を磨いても全く役に立たない
なのでこの当たり前を疑うこと
それをメンバー同志で語り合いつつ
自分が思っていることを固めていく
同時に他の人の考えをも聞く機会にする
これが『アドリブトーク研究会』の狙い
なので我々は普段から意識している
「アカンもんはアカン」というような
抽象的で説得力のない言葉は使わない
それが伝わらないとよく理解しているから
またこれが一朝一夕で身につく
そんな都合のいい話ではないこと
だからこうして定期的に勉強する
仲間と集まって勉強会を続けている
継続は力なり
喋りはスポーツとまったく同じです
日頃のコツコツの練習を続けること
断言します
喋りはマインドと同時に技術
そう技術です
くれぐれも忘れないように
スカポンタンな喋り
あなたはしていませんか?
今日も読んでくれてありがとう
ほいじゃまた明日!!