【言い訳するな】議会本会議中にスマホゲームをした議員、社会見学の小学生に指摘されての弁明について | 【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

CHANGE TALK,CHANGE LIFE
「話し方を変えたければ生き方を変えろ」
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
現役ラジオDJ
もっと自由に、もっと自分らしく、もっと自信を持って
小手先の技術(やり方)ではなくあり方にこだわって欲しい

子どもに未来を


Change Talk, Change Life


"話し方を変えたければ生き方を変えろ" 


喋りは「生き方」が9割


「話がちゃんと”伝わる人”と 

    話をちゃんと”聴ける人”を増やす」 


「大事なのは、伝え方ではなく伝わり方」 


伝え方や話し方だけにフォーカスした 

自己満足、利己的思考は今すぐ捨てろ

大事なことは「どう伝えるか」ではなく

相手に「どう伝わったか」を考えること


27年間ラジオの現場で培った“DJ思考”を伝え

話し方、聴き方、生き方をイノベーション 

一般社団法人日本フリートーク協会代表理事 

Lifeskill Talk College 学長の出口貴章です 


こんにちは! 

僕のブログに来ていただき 

本当にありがとうございます!



潔く認め謝るところ


あまりにも「苦しい言い訳」

そしてその態度が「見苦しい」


宮城県大河原町議会の男性議員

年齢は73歳というベテラン町議

本会議中に「スマホでゲーム」をし

ちょいと物議を醸しているようです


しかもそれが明るみになったのは

小学生たちが社会見学で議会を訪れ

後日リポートか何かで複数「報告」があり

そこで町議のスマホゲームがバレたという


まぁ…

もういい大人なんですからね…


本会議中にコソッとゲームをしたり

そんなことがあったのかもしれません

ただ社会見学に来た小学生たちからの指摘

ここが周りの議員からの指摘とは違うところ


まず言っておきますね

本会議中にスマホでゲーム

これを肯定するつもりはありません

それは前提として伝えておきますね


でね


僕がちょいとツッコミたいのは

「本会議中のゲーム」ではなくて

そのあとの釈明というか態度です

なんとこの73歳町議はこう言います


「覚えがない」


というのです


「複数の子どもが見ているので

   していた事実は認めています

   ただ無意識でアプリを立ち上げ

   画面をぼーっと見ていたんだと思う

   エアポケットにあったんだと思う」


指摘されたことを否定はしていませんが

「無意識だったから覚えがない」と

こういう弁明をしていらっしゃるのです


いやいやいやいや

小学生をナメてるでしょ?
「子どもの指摘」だからと
ちょっとナメすぎやないか?
僕はこの事後対応に憤りを感じたのです

いやね

分かりませんよ
ここからはホント僕の憶測です
また僕の考え方の「範疇」です
なので「真実」は分かりませんよ

ひょっとしたら小学生が
大袈裟に言ったのかもしれない

アプリを立ち上げたのは一瞬で
「没頭」していないかもしれない

僕は報道でしか知りませんし
真相がどうなのかは分かりません

とはいえです

ここはある意味「率先垂範」でしょ
子どもからの指摘だからと甘く考えず
反対に「子どもからの指摘だからこそ」
大人からの指摘以上に真摯に受け止める

飲食店で料理担当者が厨房でゲームをした
これとはまったく違うものですからね
町民から選ばれし「町議会議員」という立場

町民の「象徴」ともなる立場でもあるのです


お父さんお母さんや町の大人たちが

選挙で選んだ人は間違いではなかった

選ばれるに相応しい人が議員なんだ

子どもはそんなこともしっかり見抜きます


ましてや社会見学のシチュエーション

政治や議会運営という勉強の他にも

「どんな人が議会で働くのか」も見る

そんな時にスマホゲームを見たのですから


「大人が選挙で選んでる人

   全然大したことねぇーじゃん!」


僕が子どもならそう思いますね

なんかすごく「残念」にも思います

あと数年で得ることになる選挙権も

さほど意味を見い出せなくなるでしょう


だからこそです


ここは真摯に指摘を甘んじて受け止め

「気の緩みでしてしまった」と潔く認め

「今後は絶対にしない」と固い誓いを立て

「市民に貢献する形で謝罪する」と素直に謝る


指摘を真摯に受け止め

言い訳などせずにまずは認める

それを踏まえ今後どうしていくか

それを行動実践すればいいことです


なのに苦しい言い訳を並べて見苦しい…


だから子どもにナメられんだよ!

子どもが言うこと聞かねぇんだよ!

人間誰しも失敗というか間違いは犯す
間違わない人間など一人もいません
だから間違った時に「どう対応するか」
そのあと「どう行動していくか」が大切

失敗や間違いで人の価値は決まらない
その後の対応と行動で人間の価値が決まる

少なくとも僕はそう思っているので
失敗や間違いには「ある程度」寛容です
(以前はここにも厳しかった)
でも大事なのはそこからどうするかです
失敗を糧にどう行動していくかなのです

失敗や間違いこそ成長の源


それを子どもたちに教えないと

それを子どもたちに見せないと

それが我々大人の役目ではないか


にも関わらず…


「覚えがない」だと


ざけんなよ!


と言いたいです


大人の信用が無いのはここです

こういうところから無くなるのです

子どもたちからのみならずですよね

「人として」の信用を失うことにもなる


あのね…


純粋に思うのです


もっと子どもたちから憧れてもらおうよ!

子どもたちが憧れる大人になりましょうよ!


「こんな大人になりたい!」

「こういう人になりたい!」


家族である我が子から

地域の子どもたちから

そう思われる大人になろうよ


何も大それたことはしなくていい

目立つ活動や貢献などしなくていい

むしろそんなことは必要ないのです


ただこういう県議のような態度を見ると

我々他の大人も「裏切られた」気持ちになる

すごく「残念な」気持ちになるのは僕だけかな?


本会議中(仕事中)のスマホゲームではなく

そのあとの苦しい言い訳に憤りを感じました


子どもたちが未来を描ける社会って

僕はこういうことやと思うのですが…


自戒を込めて


今日も読んでくれてありがとう

ほいじゃまた明日ね!