【例えることを意識】話の上手い人、つまり「伝わる人」は決まって例え話が上手いです | 【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

CHANGE TALK,CHANGE LIFE
「話し方を変えたければ生き方を変えろ」
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
現役ラジオDJ
もっと自由に、もっと自分らしく、もっと自信を持って
小手先の技術(やり方)ではなくあり方にこだわって欲しい

例え話


Change Talk, 

Change Listen and Life.

"話し方を変えたければ

 聴き方と生き方を変えろ"


「話がちゃんと”伝わる人”と

   話をちゃんと”聴ける人”を増やす」


「22世紀に人見知りを社会からなくす」


トークスキルだけにフォーカスした

自己満足的な解決法に疑問を投げかける

そもそも話し方に悩む人の大半は

“聴き手に原因がある”ことがほとんどです


約3000人の悩みに寄り添い気付いたこと


「話し方」だけを改善しても意味が無い

本当に改めるべきは「聴き方」と「生き方」


「聴き方」と「生き方」を変えれば

「話し方」は自ずと変わっていくもの


27年間現場で培った“DJ的逆張り思考”により

話し方、聴き方、生き方をフルイノベーション

一般社団法人日本フリートーク協会代表理事

Lifeskill Talk College 学長の出口貴章です


こんにちは!

今日は僕のブログに来ていただき

本当にありがとうございます!



例えるとどんな話ですか?


今日のプレゼンコンサル

コンテンツを説明する時に

あまりにも専門用語が多かった

なので一般の人にはピンと来ない


なので


「●●に例えると」

「まるで●●のよう」


そういう時は

これをクセにすること

それをお伝えしていました


昨夜友達と飲みに出かけまして

その店に「草ビール」なんていう

今まで飲んだ事のない変わったビール

メニューにあったので頼んでみたんです


いやぁ…

飲んでみたのですが


意外にも「甘い」


青々とした野菜風味なのですが

どうも無理やり甘くしている感じで

お世辞にも「美味い」とは思わなかった

(あくまで僕の個人的な嗜好です)


まるで


「ビール風味の甘い青汁」


例えるとそんな感じでしょうか

このように「まるで」という例え

これを入れることで伝わりやすくなる


つまり


僕が昨日飲んだ「草ビール」

僕の話を聞く人は飲んでいない

なので「言語情報」の知識はあるけど

当然味覚としての「体験知」がありません


そこで


「ビール」なら

だいたいの人が飲んだ経験がある

「青汁」も

だいたいの人は飲んだ経験もある


なので「草ビール」の味を

「ビール」と「青汁」で例えた

でも「青汁」の相場はニガいもの

だから敢えて「甘い」と形容した


すると青汁独特の「草」っぽい味覚

苦味ではなくそれが甘さが主体となる

しかもそこに「ビール風味」が加わる

誰もが体験したことなのでイメージしやすい


他にも


「まるで春菊を生のまま食べたあと

   砂糖を混ぜたビールで流し込んだ味」


こういう例えも考えられる


語彙力は関係ない


それにこの技法に語彙力は不要です

自分が経験したことで例えればいいさ

自分が持ち得る言葉をミックスする

なので難しい言葉を考えなくていい


さながら


「言葉のコーディネート」です


馴染みのある分かりやすい言葉

それを組み合わせることで出来る

特別に習得するスキルも要りません

敢えて必要なのは「アイデア」ですね


それともうひとつ…


「遊び心」


これに尽きます

服のコーディネートと同じです


「これとこれを組み合わせると

   今日会うあの人はどんな反応するかな?」


「かわいいって言ってくれるかな?」


ファッションと同じで遊べばいい

難しい言葉は文字通り難しい

ならばその言葉で遊べばいい

その方が「伝わりやすい」のです


改まったお行儀のいい言葉ではなく

普段「遊んでいる」時に使う言葉で

お行儀のいい言葉を言い換えて遊ぶ

これも「伝える」を「伝わる」にすること


何も伝えるうえで必要なのは

テクニックやボキャブラリーだけじゃない

それらが全く不必要とは言えないけれど

優先順位は「一番」でないのは確かです


相手の立場を考えて


「相手の立場になって」


コミュニケーションの常套句です

今さら言わずもがなという感じです


ただ


この時の「例え」や「まるで」のとき

聞き手が知らないのなら本末転倒です


野球を知らないのに野球に例えたり

料理が分からないのに料理に例えたり

良かれと思って例えたことが伝わらない

そうならないためにも相手をよく知ること


何に興味を持っている人で

どんなことが好きな人なのか

その人の嗜好や価値観に合わせた

言葉や例え方が出来ればベストですね


でもここは試行錯誤すればいい

聞き手のすべてが分からないのなら

例える内容が時にはギャンブルになる

それを積み重ねるから言葉の精度が上がる


なのでまずは果敢に例え話にトライすること

相手の立場や嗜好を考えた言葉を意識すること


挑戦してください


今日も読んでくれてありがとう

ほいじゃまた明日!