【文藝春秋】1月号の特集記事『私が大切にしている10のこと』を興味深く読ませていただいた | 【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

CHANGE TALK,CHANGE LIFE
「話し方を変えたければ生き方を変えろ」
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
現役ラジオDJ
もっと自由に、もっと自分らしく、もっと自信を持って
小手先の技術(やり方)ではなくあり方にこだわって欲しい

ケツの穴で喋る

Change Talk, 
Change Listen and Life.
"話し方を変えたければ
 聴き方と生き方を変えろ"

「話がちゃんと”伝わる人”と
   話をちゃんと”聴ける人”を増やす」

「22世紀に人見知りを社会からなくす」

トークスキルだけにフォーカスした
自己満足的な解決法に疑問を投げかける
そもそも話し方に悩む人の大半は
“聴き手に原因がある”ことがほとんどです

約3000人の悩みに寄り添い気付いたこと

「話し方」だけを改善しても意味が無い
本当に改めるべきは「聴き方」と「生き方」

「聴き方」と「生き方」を変えれば
「話し方」は自ずと変わっていくもの

27年間現場で培った“DJ的逆張り思考”により
話し方、聴き方、生き方をフルイノベーション
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
Lifeskill Talk College 学長の出口貴章です

こんにちは!
今日は僕のブログに来ていただき
本当にありがとうございます!


文藝春秋の特集記事


ここ最近は何かと話題になることが多い

文字通り話題を提供してくれる週刊文春

この出版社が発行している月刊誌が面白い

なぜこの雑誌をもっと早くに読まなかったのか


『文藝春秋』


雑誌というと写真やグラビアが多く

その合間にテキストの記事が掲載され

ほとんどが広告というのも少なくない

なのであまり雑誌は読まなかったのです


というより恥ずかしながら読まず嫌い

以前は音楽やバイクの雑誌はよく買った

でも最近はほとんど購入しなくなりました

余程面白い記事がない限りは買いません


ところが


今朝のアドリブトーク研究会(朝アド)

ここで一週間のミッションが与えられ

それが「雑誌」に関することだったので

今まで触れたことのない雑誌を手に取った

その一冊が『文藝春秋』というわけです


その中でも2024年1月号の特集記事

『私が大切にしている10のこと』

書店でこの記事を夢中で読んでいたら

止まらなくなり気がつけばレジにいた


各界の著名人が大切にしている10のこと

当然ほとんどがモノではなくコトでした

当然それが「趣旨」だったのでしょうけど

それぞれの考えを知ることが出来て面白い


特にですね


厚かましいとは重々承知で言いますが


「分かる!」


とか


「同じや!」


そう思った方が…



山根基世さんでした

元NHKのアナウンサーの方で
現在はフリーで活動されています

やはりというか…
声を使った同じ仕事をしていて
若い方に指導もされているので
非常に面白く記事を読ませてもらった

山根基世アナウンサーが
大切にしていらっしゃる10のこと
冒頭に出されていたふたつめのお話
これにはちょっと鳥肌も立ちました

ナレーションは全身でする


この記事で「分かる!」となった

ナレーションをしているなかで
「なんとしても伝えたい」という
祈るような気持ちが芽生えたそうで
気がつけば中腰のような姿勢になり
力強くマイクに向かっていたそうです

この「中腰のような姿勢」という部分
ここに激しく共感し書店でニマニマした

僕もね…

全身というよりもこんな感覚

ケツの穴でナレーションを読む


何を突然言い出すんだ
そう思うかもしれません

でも本当にこんな感覚なんです
僕も「なんとしても伝えたい」
こんな思いが強ければ強いほど
ケツの穴がキュッと締まる感覚がある

この感覚に同意共感してくれる方
特にナレーターの方はいますかね?

ひょっとして僕だけかもと思い
今まで誰にも言ってませんでした

 ケツの穴でナレーションをする」

こんな感覚はもはや変態かもしれない
そんな後ろめたさ気恥しさがあった
もちろんそういう意図ではなくて
「緊張感」から来るものだと思います

この文藝春秋の山根基世さんの記事を読み
「中腰のような姿勢」でマイクに向かう
これに勇気をいただいた気がしたのです
だから思い切ってカミングアウトしようと

ですので僕はナレーションをする時
椅子の背もたれにはもたれません
浅く腰掛ける程度の姿勢になります
これはほとんどの方がそうだと思います

ナレーションだけではなく喋りもそう
なので僕は以前FM Hanakoの放送中
「立って喋っていた」理由はこれです
ケツの穴で喋るために立ちたいのです


こんな感じ(⬆)

座ると喋れないというわけではなく
立つ方がより表現もしやすくなり
思いをこめることが出来るのです
ケツの穴をフリーにしておく感覚です
(緊張感があるからこそですね)

つまり

「伝えたいという思いが強い」

なので今でも放送前やナレーション前
必ず「全身の柔軟体操」をしています
それこそ走る前の準備運動と同じ流れ
上下半身はもちろんアキレス腱も伸ばす

なので僕も山根基世さんと同じく
「全身で声を出している」のです
だからこそ全身の準備運動をする
身体全体をほぐしておきたいのです

座って口頭だけで出来るのならいい
それで表現が充分に出来るならいい
なので僕は不器用でもあると思います
でも表現法として的外れではないです

ナレーションならまだしも
声だけで演技をする声優ともなれば
これは逆に座らな人は多いと思います
むしろ立ちたい人が多いのではないですか

見えない声だけの表現法


だからこそですよ

これはそんな僕の経験も踏まえ
若いラジオDJの方にもお伝えしています

ラジオは音声だけの媒体だからこそ
見えている時以上の気持ちと表現を!

どんどん動いていい
身振り手振りを入れろ
ただしノイズには注意して
オフマイクになるのも注意して

それをしっかり気にかけていれば
どんどん身体表現を交えていい
むしろ僕は交えて欲しいとも言う
その方が声に体温が乗り表情が出る

見えないからといって
声だけに意識がいってしまうと
おそらく味気ない人間味のない
恐ろしく無味乾燥な喋りになります

なので山根基世さんがおっしゃるように
喋りも全身で表現し言葉を発して欲しい

なので1月号の文藝春秋の特集記事
もう夢中でワクワクしながら読んでいた
ただおそらく明日(10日)が2月号発売
1月号は店頭から無くなるかもしれません

今日も読んでくれてありがとう
ではまた明日!!

ちなみに
もう一冊『群像』も購入しました(⬇)

いやぁ…

このタイプの雑誌はホンマに楽しい!
つくづく朝のアド研の課題に感謝です