自慢大会じゃない
Change Talk,Change Life.
"話し方を変えたければ生き方を変えろ"
22世紀に｢広辞苑｣から"人見知り"をなくしたい
喋りの悩みを本質根本から解決する専門家
日本フリートーク協会代表のターキーです
自己PR
専門学校のオーディションが近いです
学生たちは自己PR制作に余念がありません
「自己PR作ったので見てもらえますか？」
そんな相談をしにくる学生が急増しています
中身が決まっている学生はいいのです
未だに路頭に迷っている学生もいます
なかでも非常に多い悩みというものが…
「自分の良さがイマイチ分からない」
この自己PR
長所の羅列だと勘違いしてる
でもね…
それは自慢話！
人の自慢話
聞いてて面白い？
逆に少し不愉快ですよね
そんなのは自己PRじゃないです
過去一人の女子学生から相談
「自己PR、何も思いつきません…」
切羽詰まり方がかなり重症です
彼女も長所を探そうとしていた
違う
そうじゃない
長所探しじゃない
そこで彼女に聞いてみました
「人からよく言われることは？」
「思いつきません…」と彼女
「アカン、ちゃんと思い出せ」
「…」
「なんでもええ、よく言われることや」
「…」
「褒められる事やすごいって言われる事」
「…」
「ホンマになんでもええよ」
「あ…」
「あったか？」
「ご飯食べてる時の顔が幸せそう」
「っしゃ、それ掘り下げよか(笑)」
そして彼女と一緒に考えた内容
共に仕上げた自己PRがこれでした
「私は人からよくこんな事を言われます
「ご飯食べてる時の顔が幸せそう」
食事は毎日摂って当たり前
生活に溶け込んでいます
そんな当たり前の事を幸せに思うこと
人として大切な事ですよね
声優も同じだと思っています
人の生活に私の声が自然に溶け込む
それで人を幸せに出来る
「私の声を聞いてる時が一番幸せ」
そう言って下さる方に声を届け続ける
これが私の使命だと思っています」
相談した彼女
腑に落ちたような表情が印象的でしたね
そこで彼女がボソッと呟いた
「授業でやった映画紹介と通じますね！」
だから言うてたやないか！(笑)
喋りのプラットフォームを作る
それが出来ればあとはネタを変えるだけ
難しく思うのは最初だけ
映画紹介も自己PRも考え方は同じ
授業でそう伝えました
つまり
そのプラットフォームってのが…
ＴＧＥＭ論法
少し気になったこと
こんな学生もいました
迷いまくってる
色んな人に相談をする
色んな人の意見を聞く
それも大切なこと
大いに参考にすればいい
でも人それぞれ考え方は違う
オーディションの考え方も違う
どんな人が求められているのか
それはプロダクションごとに違う
あの先生にこう言われたから
あの人にこう言われたから
その言葉を全て鵜呑みにしてしまう
結局は自分がしんどくなってしまう
誰のためのオーディション？
先生のためのオーディションやない
自分のためのオーディションのはず
各方面の様々な意見を自分で咀嚼
そして最後は…
「自分がしっかり納得出来る内容にしいよ」
そう伝えています
勿論ボクの意見も参考でいい
だからこう前置きして伝えている
「あくまで個人的な意見
ひとつの例にすぎひんからな」
オーディションはゴールやない
ただの通過地点にすぎひんのやから
それを忘れたらアカン
捕らわれすぎるのはよくない
ただひとつ…
小さくまとまんな！
今日も読んでいただき
本当にありがとうございます
また明日！！
