【未来を語り合う場へ】「聞く」ではなく「聴く」大切さを痛感し未来を考えた | 【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

CHANGE TALK,CHANGE LIFE
「話し方を変えたければ生き方を変えろ」
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
現役ラジオDJ
もっと自由に、もっと自分らしく、もっと自信を持って
小手先の技術(やり方)ではなくあり方にこだわって欲しい

無理やわ...

Change Talk,Change Life.
"話し方を変えたければ生き方を変えろ"

22世紀に「広辞苑」から"人見知り"を削除
喋りの技術は追求しない「語り塾」塾長
未来を変える喋りのコーチTURKEYです




みんな顔が暗いで

先日夢を語り合う場に行きました
地域活性化に向けて自由な意見交換
性別年齢職業肩書きなどを問わず
色んな意見を交わせる時間と空間

「忌憚なく意見を出し合ってくださいね」

テーブルに分かれて様々なテーマがある
正直ボクは興味のあるテーマがなかった
ボクは「教育の未来」に興味があった
ところがそれに纏わるテーマが全くない

仕方なく「大学と企業の連携」
こういうテーマのテーブルに着いた
着いた以上は興味がなくても楽しむ
様々な方の考えを聞くのはワクワクする

ましてやボクにはない視点や論点
そんな意見が出れば即リスペクト
つまりは誰のどんな意見でさえも
ボクは本当にウエルカム状態でした

ところが...

参加される皆さんの顔が暗いのなんの
「問題点」を出すというワークもあって
その問題を抱えたままの表情が続きます
雰囲気も何か重苦しいものが漂います

いやいや!
流されてはいけない!

そう思い前のめりの聞く姿勢
すべての人の意見にしっかり耳を傾け
そしてどんな考えでも新鮮さを失わず
なんとか場を明るくしようと心がけました

人の意見に対してボクはまず

「うわぁ!それいいですね!」
「おー!それは素晴らしいです!」

こういう前向きな相槌を心がけました
周りの方も前のめりになってくれれば
そしてこの場が心底楽しいと思えれば
するともっとワクワクする意見が出る

ボクはそう信じていました




それは大学では無理や...

ところが雰囲気が然程変わらないまま
残念ながら時間だけが過ぎていきます
最後は「やりたいこと」について意見交換
実現可能不可能は別にして未来を描く時間

ボクは出来ることをやっても仕方ない
出来るかどうか分からないことにこそ
口にして挑戦する意味があると思ってます
「人見知りを無くす」と言うのも同じです

ところが

「大学はそんな場所じゃない...」
「それはリスクが大きすぎる...」
「そんな取り組みは無理やで...」

あえて少し奇抜な意見を投げ掛けました
するとボクが発言している時や発言後
呟くような否定的な意見が聞こえました
もちろん賛同意見などはひとつもありません

そこでボクは改めて痛感したんですね
これが現代の「聞く姿勢」なんだと
ボクは大人ですからまだ大丈夫です
いや大人でも気が滅入る人もいますよ

こんな場なら「意見など言うものか」
そんな気持ちになって当然ですよ
まだ「意見など言うものか」はマシ
意見を言う場所を選択しようとしてます

ボクが本当に危惧していること
今まで何人もの人が口にした言葉

「私の話なんて誰も聞いてくれない」
「私の話なんて聞くに値しない」

こうおっしゃる方が本当に多いのです
つまり「聞く側の態度」でそうなった
話していても聞いてくれなかった過去
「つまらない」などと一蹴された過去

人と違う意見を言えば否定される
誰でも否定されるのは気持ちよくない
だからそれがトラウマになってしまう
結果話せなくなる人が本当に多いんです

例えばここが忌憚のない対話ではなく
もっと建設的な内容を決めていく場
そんな議論をする場なら話は別です
反対意見が出ても然るべきことです

でもここは議論する場ではない
(とボクは思っていました)

何度思ったことか...

この場ですぐ語り塾したい

(笑)




聞くではなく聴く

つくづく改めて思いましたね
聞く姿勢って本当に大切だなって
聞く人の態度で話し方って変わるなって
ボクの伝えたい思いは間違ってないなって

つまり態度というのは生き方が反映される
だからこそ話し方だけでなくも聞き方も
普段の生きざまがまんま出るんですよ
これもボクが技術を追求しない理由の一つ

話す技術だけを改善したとしても
ちっとも社会自体は変わらないのです
人としての根っこの部分を伝えたいのです
するともっと生きやすい社会になるはず

語り塾のビジョンはそこです
話し方で悩む人を救うのはもちろん
喋りの悩みを解決した先にある未来
人生を変えたり明るくしたりすること

喋りで未来と社会を変える

そう考えれば
22世紀に広辞苑から人見知りがなくなる
あながち不可能なことには思えなくなる
むしろ「出来るかも」と思えてくるでしょ?

技術を追求してるわけやないので
決して難しいことではないんですよ
誰でも即行動に移すことができること
それが「話をしっかり聞く」ことです

特に子供たちに伝えたいです...

「聞く」

門構えのなかに耳がある
耳が隠れてますから姿勢としては言語道断

「聴く」

まず何より耳が一番大きく目立ってる
そして十という漢数字に目と心という構成
十個の「公平な」目と「受け止める」心
心は「十の目」のベースになってますから

だからこそまずは受け止めること
人の意見を否定から入らないこと
人との違いは間違いではないこと
それを伝えて教えてあげたいんです

そんな思いを新たにした時間でした
なのであなたも出来ることからでいい
身近な人との会話からでいいんです
「聞く」ではなく「聴く」を大切に

今日も読んでいただき
本当にありがとうございます
人生を変える喋りのコーチターキーでした
また明日ね!!!





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