パーフェクト・シンメトリー
2,263円
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KEANEが戻ってきました。個人的な理由でTomが休業していたけれども、実に約2年ちょっとぶりとなる3枚目のアルバムを発表。
先駆けて期間限定ダウンロードで発表した「SPIRALLING」の衝撃。軽やかで華やか、どこかしら1980年代の雰囲気を醸し出しては、新しいKEANEサウンドの幕開け。過去にとらわれず、しかし、往年のKEANE節が出まくったサウンドももちろん健在。どこかしら弾けては、やりたいことを気持ちよくやっているようだね。
先行ナンバー「THE LOVER’S ARE LOSING」の打ち込みの持つ新しさや、ピアノの持つ繊細さが絡み合って、KEANEが一皮剥けたような気がします。その後のトラックも、美メロバラードや弾けたポップチューンなどなど、会心作が続きます。
タイトルチューン「PERFECT SYMMETRY」は、KEANEらしさを感じさせながらも、安心感も覚える。紆余曲折があってのKEANE、新たなる一歩を踏み出したね。
日本盤は、ボーナストラックをたっぷり5曲収録。2曲は未発表曲で、3曲はリミックス。ただ、このリミックスがイマイチというか、オリジナルのインパクトが強すぎて、影に潜んでしまった感じかな。これはもったいない。