DJ tamaのCDラック ~6000枚の中からchoice!

DJ tamaのCDラック ~6000枚の中からchoice!

溜まりに溜まった約6000枚ものCDを中心に、1枚1枚紹介していこうと思います。ひとまずは、がんばって1日に1枚のペースで書けたらいいなぁ。

 

デジタルシングルとして先行配信されたナンバーは、鋭さのあるシンセサウンドをまとって煌びやかに輝きながらも、 どっしりと歩み寄るようなミディアムグルーヴチューン。メロディパートのヴォーカルは低く、力を放って来ます。 サビでは力を解き放つかのように、激しさを増します。しなやかさと激しさが絡み合うトラックだね。

 

 

 

 

1st Album「無罪モラトリアム」リリース後の初となるシングルは、ジャケット及びPVのナース姿が話題となった1曲。しかも、プライベートで着ていたという驚きエピソードも、彼女にとってはなんら普通なんだろうな。イントロのおどろおどろしさから、ガッツリロックへ。


巻舌を捲し立てるサビから始まって、インパクトはもう十分だ。言葉を飾るピアノの音が鮮やかでいい感じ。そりゃミリオンセールスも行きますよ。



M-2「あおぞら」
イントロのフリューゲルホルンがまた、ほんわか温かい。まったりボッサタッチの心地よいナンバー。椎名林檎の楽曲の中では毒素は控えめ。優しさに包まれるような1曲だね。タイトル通りに清々しく晴れ渡る曲。素敵だ。


M-3「輪廻ハイライト」
ジャズな1曲。英語で歌っているけれども、歌詞は日本語の当て字という、これまた椎名林檎節全開です。ここでのピアノが島健、巧みな技もとってもおしゃれでうっとりなんだな。

 

 

 

 

 

 

東京事変の2枚目のシングル。このタイトルはさすが椎名林檎。でも、バンドというよりもソロの椎名林檎色がちょっと強いかな。歌詞はさすがですよ。音がなんとかバンドらしさを出している。イントロのチリチリ具合、サビの滑らかなライン、ちょっとジャジーなおしゃれ感がまた良いね。

舌打ちがかっこよかった。



M-2「ダイナマイト」
ジャズナンバーのカバー。とにかく椎名林檎のヴォーカル、パンチが効いています。時にドスを効かせ、時に巻き舌。さすがだね。バンドと色もどこかレトロに仕上がっている。


M-3「心」
ゆったりと始まる冒頭、椎名林檎のヴォーカルはいつもよりはっきりと言葉を伝えるかのように。クセは抑えめ。その後、若干テンポアップの展開。1番と2番の間の演奏もおしゃれに。

 

 

 

 

 

The Rootsとのコラボ盤を挟んでの、4枚目となるオリジナルアルバムが登場。John Legendの愛が詰まった1作は、20曲のヴォリュームたっぷり盤。


今回は、真骨頂でもあるソウルフルなヴォーカルを聴かせてくれるような作品が多く、またサンプリングをしては、古きを温めて新しきを知るような作品が揃っています。



一方で、ピアノ弾き語りのバラードナンバーも多く聴かせては、感動のトラックへと仕上げてきています。John Legend、さすがですね。



何はともあれ、結婚をするJohn Legendだからこそ、今の心境がダイレクトに現れた作品となりました。

 

 

 

サビ1フレーズで始まり、爽やかに突き進むキャッチーなロックチューン。メロディアスだし、サビでもキャッチー&爽快なメロディにノックアウトだね。

程よいバリバリのギターとスパイスになるキーボードの音で魅了してくる。氷室京介のシングルの中でも、なかなかの人気がある曲だろう。

 

 

 

「GIFT」に続くMr. Childrenのシングルナンバー。優しいメロディラインながら、力強さを出して来ます。さらに、ドラマティックに盛り上がる1曲なんだな。自分の生きる意味や価値とは何だろうか、迷いを見つめ直す主人公の気持ちを歌にしています。


この歌詞が、タイアップのドラマとうまくリンクして、成長してゆく主人公の姿を描いているんだろうな。ラストサビでは転調して、さらに盛り上がる。



M-2「タダダキアッテ」
アコースティック/カントリー調の音遣いで軽やかに聞かせてくれるポップチューン。どこか聞き覚えのあるメロディだなと思っていたら、そう、「タガタメ」の別曲ということです。あの曲が、こんなに軽やかに変身するとは驚きだね。


M-3「夏が終わる ~夏の日のオマージュ~」
ジャジーなテイストでじっくりゆったりと聞かせてくれるバラードナンバー。ムードを出しては、とってもおしゃれな音使いで進行。夏が終わるというシチュエーションを瑞々しく描き出す。あぁ、確かにこういう風にちょっとセンチメンタルな気分になるなぁ。

 

 

 

 

 

 

SONY/BMGからリリースされたリミックスアルバムシリーズ「Essential Mixes」に、Usherがラインナップ。ヒットシングルナンバーの別バージョンがてんこ盛りの12トラックを収録。


やはりR&Bがオリジナルということもあり、リミックスとの相性はいいほうかな。さらにどっぷりグルーヴチューンよりも、軽快4つ打ちクラブリミックスが多く収録されていますが、もうちょっとR&B寄りなミックスでもよかった印象。


それでも、TimbalandやJermaine Dupri、Full PhattやSoulpowerなどのリミキサーの手によって、Usherのトラックが大きく変身しました。



変に弄りすぎず、聞きやすい仕上がりなので、リミックス入門編にも適した作品かもしれませんね。可能であれば、あともう1、2曲欲しかったかな。
 

 

 

 

イントロが繊細で美しい。そこから明るくポップに展開するダンストラックへと変身だ。「愛は資本家概念」という、ちょっと堅苦しいながらも見事に社会を斬る歌詞に拍手。


資本主義から生じる格差社会を訴えるような歌詞とポップでキャッチーに仕掛けるトラックの融合がなんとも言えないね。アルバムから3曲目のシングルとしてカット。そのさいのラジオエディットは、約4分と、オリジナルよりも2分半ほど短くしてコンパクトに仕上げてきました。



M-2「ENTSCHULDIGUNG!」
オープニングからグツグツと。そして、4つ打ちビートが入ってきて、何かやってくれそうな予感を漂わせてきます。そして、ドイツ語コーラスが加わってくるんだ。ヴォーカルも多少入ってくるけれども、ほぼインスト。ちなみにタイトルは、ドイツ語で「すみません!」という謝罪の意味だそうで。



M-3「GET IT ONLINE」
ゆったりテンポのグルーヴィーなトラックに乗せて、様々な言語のナレーションが流れる1曲。Neilのメインヴォーカルは加工されてロボットヴォイスのように。


M-4「LOVE IS A BOURGEOIS CONSTRUCT THE PENELOPES REMIX」
瑞々しいというか、若々しいというか。どこか元気を感じさせるリミックス。オリジナルの良さを残しつつ、エレクトロポップな要素を強めて、楽しさを届けてくれるトラックだね。こういう変身の仕方が、一番リミックスとして親しみやすいかも。


M-5「LOVE IS A BOURGEOIS CONSTRUCT CLAPTONE REMIX」
ゆったりミディアムテンポのクラブハウストラックといった感じかな。弾んだビートにどこかしら手拍子も乗せたくなる感じ。そして、緊迫感を加えたようなSEも登場してクールの風が吹く。歌というよりも、ダブに近いヴォーカルの入れ方だね。



M-6「LOVE IS A BOURGEOIS CONSTRUCT LITTLE BOOTS DISCOTHEQUE EDIT」
こもったようなビートが逆に気になってくるリミックス。ミックス名通りに、手拍子したくなるディスコティークなトラック。ヴォーカルのメロディラインを弄っては、新しいメロディに仕上げて面白い。どこかしらレトロな感じも伝わってきます。



M-7「LOVE IS A BOURGEOIS CONSTRUCT DAVE AUDE BIG DIRTY DUB」
かなりサイバーでエレクトロなリミックス。バッキバキのEDMな味つけでアゲてアゲてアゲまくる。エナジー溢れて、キタキタキタと言わんばかりにゲージが溜まってハイテンションになってゆくようなリミックスなんだな。



M-9「LOVE IS A BOURGEOIS CONSTRUCT LITTLE BOOTS DISCOTHEQUE DUB」
ダブバージョンは、これぞダブなヴォーカルの浮遊感と、ディスコティークなトラックの不思議な組み合わせでお届け。パーカッションのようなビートがアグレッシヴに襲いかかってくるんだな。

 

 

 

 

 

 

H ZETT M、待望のソロアルバムは6枚目。今作もH ZETT Mの爆裂超絶ピアノ捌きを堪能できる2枚組全26曲をフルヴォリュームでお届け。


なんでも八ヶ岳にある八ヶ岳音楽堂を借りてレコーディングを行ったとのことで、もうこの時点でこだわりを感じさせますね。さらに今回は、H ZETT M以外に初めて客演が入りました。電子音楽家のDagshenmaとのタッグで曲を披露。また世界が広がります。


基本はピアノ1台。そこから奏でられるアグレッシヴな曲やしっとり美しい曲など、とにかくさまざまな姿が映し出される。本当に清いひとときです。

 

 

山陰発の4人組バンド、Official髭男dismの2枚目となる作品。今作は6曲、そのどれもがポップに富んでいるわけですよ。ヴォーカル藤原聡の才能がとにかく華開きまくりなんです。


もちろん、アルバムタイトルはMichae Jacksonの楽曲から拝借。どの曲もさまざまな人生の場面を描いています。恋愛や仕事、そして人生をあらためて見つめ直して変わっていこうという想いをダイレクトに伝えてきます。解釈も多角的に。


ピアノを中心のバンドサウンドは、今回も極上ポップな音を届けてくれる。さらに曲によってはブラスも加わって、さらにはなやいできます。この1枚、かなり強力です。髭男、恐るべし。