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一青窈、オリジナルアルバムとしては「Key」以来、2年ぶりとなる5枚目のオリジナルアルバムをリリース。レコード会社をFOR LIFEに移籍してからは1枚目。シングル「ユア メディスン ~私があなたの薬になってあげる~」「うんと幸せ」「冬めく」の新歌謡/進化窈3部作を含む内容なだけあって、期待に胸が膨らむ作品となっております。
特に、今作はM-15「うんと幸せ」を除いては、完全なる小林武史に作曲とアレンジを委ねたわけであります。小林武史の作るメロディもさることながら、アレンジでは一青窈の新たな面を見せているのか、はたまたこういう方向性はどうなの?と賛否を巻き起こしています。「確信犯」やシングルに収録されていた「ウラ・ハラ」「サイコロ」なんかは、高速ビートを巻き起こす打ち込みナンバーで、今までの一青窈のイメージをひっくり返した。
功績か功罪か、実にギリギリなラインだけれども、まさしく進化窈な面と思えば納得。架空の町「花蓮街」を舞台に繰り広げられるコンセプチュアルな面もあり、一青窈の持つ言葉の世界は健在です。歌謡曲ならではの男と女の世界が、よりリアルに、ちょっとした愛憎劇もあるような一青窈も、いろいろと人生を経験しているな。
初回盤は、「一青窈コンサートwith東京フィルハーモニー交響楽団 at 東京オペラシティ コンサートホール」「一青窈 premium acoustic tour '09 produced & performed by 武部聡志×小林武史 at 東京厚生年金会館」という2つのライブから、それぞれ3曲ずつ収録。とはいっても、この2つのライブ、後にフルバージョンでDVD化されるんだよね。いわば、パイロット版ということで、ちょいと楽しめる内容です。