どうもDJRyoX4です。
最近ポーカーが流行っていてスマホゲームとかでやっていて実際に生でチップとか触るポーカー(以下ライブポーカー)やってみたいな!って人いるんじゃないでしょうか。恐らくこの記事を見ている人でそう思っている人もいるはず。
という事で今回はライブポーカーの参加の仕方・ポーカーアプリとは違う事などを書いていきたいと思います。ポーカーのやり方とか説明するとなると、ありえないくらい長くなってしまうので、アプリでポーカーをやっていてルールは大体理解している前提・日本のお店でやるポーカー(以下アミューズメントポーカー)をやる場合で書いていきますのでご了承ください。
まず最初に自分が何に参加したいかを決めます。
アミューズメントポーカーで開催しているポーカーは約2種類。優勝などを決めずチップをひたすら稼ぐリングゲームと優勝するまで最後の1人まで戦い続けるトーナメントの2種類です。
費用はお店によって異なりますが大体3000円前後が多いです。個人的にはライブポーカーを初めてやるならリングゲームをおすすめします。流れとかやり方とかアプリとはだいぶ異なるので慣れてない状態でトーナメントに参加するとペナルティが発生する場合があるので、まずは慣れると言う意味でもリングゲームをおすすめします。
そしてここからリングゲームに参加するか、トーナメントに参加するかで動きが変わってきます。
まずはトーナメントから参加の方法を書いていきます。まずは自分が行きたいと言うお店のホームページを確認してください。
大体こんな感じでホームページにトーナメントのスケジュールが書いてあります。ここで注意してほしいのが、上の3つなんですが、名前が違うだけではなく内容がどれも異なります。
確かにどれもテキサスホールデムポーカーなんですが種類が違うので、自分が行ってきたお店であったトーナメントの大会を紹介します。
DAILY NLH TOURNAMENT
大体デイリーとか書いてあるやつが普通のテキサスホールデムになります。初めての方はこれから参加しましょう。
TURBO・HYPER TURBO
1ラウンド(ポーカーではレベル)が短いスタイルのトーナメントになります。時間が短い分チップがなくなるスピードが速いのが特徴で、参加する時に貰えるチップ数が他のトーナメントよりも少ない事が多いです。
HYPER TURBOは更に短い時間になります。
DEEP STACK・MONSTER STACK
TURBOの逆で参加する時に貰えるチップ量が多いトーナメントになります。時間が長く集中力との戦いにもなります。
BOUNTY
賭けるのに使うチップとは別にバウンティチップと言うチップを貰え、1人相手のチップを0にして倒すことで相手のバウンティチップを貰うことができ、勝っても負けても景品などが貰えるトーナメントです。
上に書いた物であれば大体普通のテキサスホールデムですが、これがMixゲームとかH.O.R.S.E.とかPLOとか書いてあるとルールの異なる派生系のポーカーをやる事になるので注意してください。
お店によって普通のトーナメントでも名前が違うので、もし心配であれば受付時に「これってノーリミットテキサスホールデムのトーナメントですか?」と聞いてもいいと思います。
そして表の見方になります。
スタートと言うのはトーナメントの開始時刻になります。その隣にレイトレジストと書いてあるのですが、これは参加締め切り時間になります。なので言ってしまえばレイトレジストまでは遅刻しても参加できます。電車が遅れて着くのが遅くなってしまったとかでも参加できます。
そして、エントリー、リエントリー、アドオン・リバイについて。
エントリーはその名の通り、参加費になります。
リエントリーは1回チップがなくなった場合に復活する場合の参加費になります。
そして一番ややこしいのがアドオン・リバイ。
どちらもほぼ同じ意味ですが、チップが最初の量よりも少ない場合チップを買い足すことができると言う物です。ただ、いつでもできるわけじゃなくて大体は買えるラウンドがあるので受け付けますと言うタイミングでアドオン・リバイできます。
ただ、お店によっては最初からつけることができたりするって事もありお店によって違うので受付で聞いてみてください。
そしてここからはトーナメントもリングゲームも同じ参加方法になります。
行きたいお店が決まったら、実際にお店に行き受付でトーナメントかリングゲームどちらに参加するか伝えましょう。
人が多い場合ウェイティングというのが発生します。
ファミレスの紙に自分の名前に書いて待つやつみたいなやつですね。
お店によって異なりますが、お店で待ってるパターンと携帯に連絡してくれる場合がありますので、店員さんに従って待ってください。
すぐ参加できる or 自分の順番が来たら、受付で手続きを行います。
この時リングゲームに参加するという人は、自分の欲しいチップの数量を聞かれます。大体300枚3000円とか5000円500枚とかの中から選ぶ事になります。
で、この時何枚買えばいいのかって話なんですが、もちろんやりたい時間とかにもよりますが、自分は50BB前後くらいを目安に買ってます。ですが個人的にはライブポーカーやった事ないよって人は値段の真ん中かちょっと多いくらいがいいかなと思います。
受付が終わったらシートカードというのをもらい自分の座席にいきます。
シートカードって何?って話なんですが、シートカードは自分がポーカーをやる座席になります。上の画像にあるTABLE 1ってかいてある黒いカードになります。
そしてここからはリングもトーナメントも共通になります。
シートカードをディーラーさんに渡すとリングゲームであれば購入した分、トーナメントであれば開始分のチップを渡されます。どこでポーカーやるにしても「○○点です。ご確認ください」と言われるのですが、間違えている場合がないとはいえないので必ず数えるようにしてください。
大体こんな感じで貰えるので、次はチップを机に並べます。並べ方は点数が一番高いのが全員に見える様に前に並べましょう。あとは自分がチップをとりやすい置き方がいいですね。
例1になります。自分は最近この置き方が多いです。
一番これが一般的だと思います。
例2になります。この置き方をしている人も多い印象ですね。自分も以前はこの置き方のが相手からも自分の持ち点が見やすいので良いんですが、チップの量が多いと前のめりになった時に崩れてしまうことが多かったので注意が必要です。
時間になりました!プレイ開始です。
まずは最初にDEALERと書かれたボタンの人の左2人がSBとBBになります。それぞれ指示されたチップの点数分前に出します。
カードが配られたら、ババ抜きのように持つのではなく下から自分が見えるくらいでめくって確認しましょう。
ポーカーのルールは省略して、次はアクションを紹介します。
アクションというのは、チェックやベットやコール、レイズ、フォールド、オールインなどを指します。
フォールドはカードをディーラーさんに対してカードを前に出すとフォールドになります。
チェックは机を軽く2回叩くのが一般的ですが、肩を叩いてチェックって人もいます。
ベットとレイズは自分のベットしたい分前に出すことでベットになります。ただし、場所によっては発声せずチップ1枚だけ出すとコール扱いになる事があるので「ベット」「レイズ」でも「○○点」と言って出した方がいいと思います。
コールは同じ数のチップを出すとコールになります。
オールインは押すジェスチャーみたいなのをする人もいますし、チップを全部前に出す人もいます。自分はオールインはいつも発声でしています。
とアクションを紹介してきましたが、もちろん発声でもOKです!自分の場合はチェック以外は全部発声してます。発声をしてしまえばチップを出すのが遅くても回っていくので焦らずにできます。
特にアクションはジェスチャーよりも発声が優先されるので、15点出したいのに150点って言ったら150点出さなきゃいけないので注意してください。
続いて終わり方。
もうそろそろ帰りたいなと思ったらリングゲームの場合とトーナメントの場合で異なります。
リングゲームの場合は1ゲーム(1ハンドといいます)が終わった間にディーラーさんに「終わりでおねがいします。」とか「アウトで」ということでゲームをプレイを終了できます。
そうするとディーラーさんがほかの人を呼んでくれてチップをカウントして終了になります。
大体のお店であれば残った分のチップを次回リングゲームをやるときに引き下ろして少しだけ安くプレイできる場所が9割ですが例えば自分のよく行くアミューズメントポーカー施設であるROOTSの場合はチップを持ち越すことができず店内の経験値として計算される場合などお店によって異なるので注意が必要です。
そしてトーナメントですが、チップが0になった時点で即終了になります。もしまだ続けたい場合はリエントリーをするかリングゲームに参加するかになります。リエントリーに関してはお金を払えば何回でも参加できるよみたいな場所もありますし、リエントリー回数が制限されている場合もあるのでお店に聞いてみてください。
最後に友達を連れて行って実際に聞かれたことやアミューズメントポーカーでライブポーカーで疑問に思うであろう事を書いていきたいと思います。
Qアミューズメントポーカーでお金をかけることはできるの?
A.できません。あくまでアミューズメントポーカーはメダルゲームのメダルの代わりにチップを借りるといった感じになるので実際にお金をかけてのプレーはできません。
Q.チップを記念に持ち帰ってもいいの?
A.ダメです。あくまでお店から貸し出された物になるので持ち帰った場合窃盗になります。
Q.アミューズメントポーカー、アミューズメントカジノのお店は怖い事されそうだから心配で行けばいいのかわからない。
A.今まで色々なアミューズメントポーカーに行きましたがとりあえず自分は初めて行くところは口コミやTwitterなどで情報収集などをしてから行っています。目的のお店のHPや口コミが多いほど信頼できますし、お店の雰囲気やディーラーさんの上手さなどもわかります。
調べるのとかめんどくさいからおすすめの場所教えてくれよという人に自分がおすすめを挙げるならがROOTSとMホールデム目黒になります。
ROOTSはこのブログでも何度も紹介していますが、日本で一番有名であろうプロポーカープレイヤーの世界のヨコサワこと横澤真人さんと同じチャンネルで活躍するひろきさんが経営しているお店になります。クリーンなポーカーを提供するというのをモットーに掲げ営業しているお店で、グレーゾーンも許さないというくらい徹底されたお店で安心できます。
ディーラーさんもうまく、内装もきれいで非日常感がありおすすめです。ポーカー2回目の友達からの評判もかなり良かったです。
続いてMホールデム目黒。同名スマホアプリゲームであるM HOLD'EMのリアル店舗になります。
経営は、パチンコ・スロットの大手メーカーのサミーということもあり安心感があります。
プロジェクションマッピングを使用したテーブルにはSB、BBなども表示されるので「あっ!SBだった!」みたいなことも防げます。
Q.大体何時間くらいやるの?
A.リングゲームはやろうと思えば半永久的にできるのでやろうと思えば開店から閉店までできますし好きなタイミングで終わりにできます。
トーナメントはチップが0になるタイミングやターボなど形式にもよりますが店舗トーナメントは平均的に優勝までに途中休憩挟んで4時間くらいだと思います。お店の大きな大会や全国大会となると2日間連続である程度のレベルまでやる大会もありますし、JAPAN OPEN POKER TOURという日本最大級の大会ではMONSTERというトーナメントがあるのですがこのトーナメントは最大12時間休みなしでやるというかなりハードなトーナメントもあります。
Q.トイレに行きたくなったり食事を取りたくなったらどうすればいいの?
A.全然席を立っても大丈夫です。手札を持っていない場合のみにはなりますが、手札を捨てた後であれば全然トイレに行くなり電話しにいくなりしてもOKです。ただし、注意点があります。
トーナメントの場合は自分がいない場合手札が配られなくてもその分のBB・SBのチップは取られます。
リングゲームの場合は3回BBが自分に回ってきたら強制的に離脱扱いになり終了になります。
なので、電話したいとかトイレに行きたい場合はなるべく早めに済ませることをお勧めします。
食事の場合は結構どこも食事を提供しているアミューズメントポーカー施設も多く食べながらプレイしてもいいので席で済ませるという方法もあります。
Q.ポーカー中にスマホをいじったりイヤホンつけて音楽とか聴いててもいいの?
A.スマホは手札を持っていない場合のみOKです。なので手札を持っていない場合はTwitterみるなりポーカーの攻略サイトなどを見るのはOKです。
イヤホンについては手札を持っている場合でもOKです。ポーカープレイヤーで実際つけている人も多いです。
チップシャッフルというチップを素早く重ねる手遊びみたいなのがあるのですが結構うるさいところが多いのでイヤホンをつける人や集中したりモチベーションを上げるためにイヤホンをつけている人も多いです。
ただ、イヤホンをつけると当然ですがディーラーさんの声が聞こえなくなってしまう事もあるので慣れないうちはあまりつけないほうがいいかなという気がします。
Q.自分の手札を隣の友達に見せたり、逆に聞いてもいいの?
A.マナーとしてはダメです。
アミューズメントポーカーであるあるなのですが「さっきのハンド(手札)なんだったんですか?」とか一緒に来ている友達とか仲のいい人に手札を見せている人が結構いるんですが、ポーカーにおいてはShow one,Show Allという概念があります。
Show one,Show allというのは1人の他人に自分のカードを見せたら全員に見せなければいけないということになります。
「手札なんだったんですか?」と聞かれて正直に答えても、ぶっちゃけ自分にはデメリットしかありません。
なぜかというとこの人はこの手札の時にこのくらいのベットと推測され相手に自分の情報を無償で提供するという事になるのでメリットは全くないです。
たまにあるのが1対1のヘッズアップの時に「フォールドして自分の手札を見せるからお前の手札を見せてくれないか?」という人がいるのですが、これに関しては自分が見せてもいいよと思うのであれば全員に見せてもいいなら応じてもいいと思います。
Q.BBが回ってきたけど大きいチップしかない。どうすればいいの?
A.BBの場合はそのまま出せばディーラーさんがお釣りをくれます。ただしアンティが発生するゲームはぴったり出す必要があります。
スマホのポーカーなどではやることはないですが、ゲームとゲームの間にチップを多く持っているプレイヤーに「両替お願いしてもいいですか?」と相談して両替をしてもらいましょう。逆に自分がチップを多く持っている場合で両替してほしいと言われたら持っているチップの数によっては応じてあげたほうがいいと思います。ポーカーは紳士のゲームです。ゲームでは敵ではありますが助け合いが必要です。フェアプレイを心がけましょう。
Q.勝っているのに負けたと言われたのですが...
A.主張しましょう。
例えば、A823KというボードでオールインになってAさんがAAを持っていてBさんが45というカードを持っている人がいて、ディーラーさんがAさんのAAの3カードで勝ちです。と言ったら負けなのかと言ったら違います。なぜならBさんはA2345でストレートが完成しているからです。そういう場合は「まってください!ストレートです!!」と言いましょう。ディーラーさんも人間なので当然間違える事があります。ほかのプレイヤーさんが言ってくれることもありますが自分で主張することも大切です。
前に大きな大会でまさにこういうことが動画を撮っていたポーカープレイヤーさんの動画であって、勝っているペアなのに間違っていて後から勝っていたということがあります。ショーダウンの時は自分も確認しましょう。
ということでいろいろ書いていきました。
ライブポーカーはスマホとかのポーカーよりも緊張感があり楽しいのでデビューしてみたいなという人はぜひ挑戦してみてほしいです!