【人生の幸せとは?】〜マズローの欲求5段階説〜 | 札幌【元モデル現役カウンセラー】心理学から学ぶ!様々なシーンで使えるテクニックをお伝えしていきます!

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(経歴)
・心理士(民間)資格取得
・元広告モデル(TV、CM、雑誌、WEB広告、イベント広告)
・アパレル業界10年間

 

今回は【マズローの五段階欲求説】についてブログを書いていきます。

先日ある人にふと『あの、カズオさん、人生を豊かにするにはどうしたら良いですかね?』と究極な質問をされましたので、時間もあまりなかったので簡単ですがお答えさせていただきました。

『いろんな方法はありますけど今言えることは、人生が豊かにするにはマズローの欲求5段階説で説明出来ますよー!なぜなら〜ツラツラ〜。』と簡単にですがお話しをしました。理解はしてくれましたけど、納得はどうだったかな?と反省しましたので、

ここでブログとして書き留めて、またその人に説明が出来たら良いなーと思います。

 TODAY'S
 
マズローの欲求5段階説とは?

 

「マズローの欲求5段階説」とは、心理学者アブラハム・マズローが「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階に理論化したものです。人間には5段階の「欲求」があり、1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする基本的な心理的行動を表しています。


  

マズローは、1908年4月1日、アメリカ合衆国、ニューヨーク州に生まれた心理学者で、人間心理学の生みの親と言われている人物です。

それまで、人間心理学で主流だった精神分析と行動主義とは異なる「第3の勢力」として、「主体性・創造性・自己実現・成長促進」といった人間の肯定的側面を強調した人間観にもとづく心理学を提唱しました。

彼の提唱した「マズローの欲求5段階説」は、マーケティングを行う上でも重要であり、今もなお取り入れられている考え方の1つです。
  

第1段階:生理的欲求

生きていくために必要な、基本的・本能的な欲求を指します。

「食欲」「排泄欲」「睡眠欲」などが当てはまり、これらが満たされなければ生命の維持が不可能です。一般的な動物がこのレベルを超えることはほとんどありませんが、人間がこの欲求階層にとどまる状況は一般的ではありません。

第2段階:安全欲求

安心・安全な暮らしへの欲求を指します。

病気や不慮の事故などに対するセーフティ・ネットも、これを満たす要因に。一般的に、幼児にはこの欲求が顕著に垣間見えますが、大人になると反応を抑制することを覚え、自然と次の段階へ欲求が昇華していきます。

第3段階:社会的欲求

友人や家庭、会社から受け入れられたい欲求を指します。

集団への帰属や愛情を求める欲求であり、「愛情と所属の欲求」あるいは「帰属の欲求」とも表現されることも。この欲求が満たされない状態が続くと孤独感や社会的不安を感じやすくなり、時には鬱状態に陥るケースもあります。

第4段階:承認欲求(尊重欲求)

他者から尊敬されたい、認められたいと願う欲求を指します。

名声や地位を求める「出世欲」もこの欲求の1つに当てはまり、外的部分を満たしたい第3段階までとは異なり、内的な心を満たしたい欲求へと変わります。また、こちらは第3段階における「帰属」の欲求が前提となっており、他人からの賞賛を求める欲求はその後の自然な行為とみなします。

なお、承認欲求における尊重には「低いレベルの尊重欲求」高いレベルの尊重欲求」があり、低いレベルの尊重欲求は、他者からの尊敬、名声、注目などを得ることによって満たされるのです。高いレベルの尊重欲求は、自己尊重の意識付け、技術や能力の習得、自立性などを得ることで満たされ、他人からの評価より自分自身の評価を重視する傾向に。

この第4段階の欲求が妨害されると、劣等感や無力感などの感情が生じます。

第5段階:自己実現欲求

自分の世界観・人生観に基づいて、「あるべき自分」になりたいと願う欲求を指します。

第5欲求は、自分の世界観・人生観に基づいて「満たされたい」と願う欲求です。
最も分かりやすいところだと、「歌いたい」と思っている人が歌ったり、「踊りたい」と思う人が踊ったりするのが、自己実現欲求による行動です。

第1から第4までの欲求と第5欲求は、質的に全く異なります。

第1~4欲求は人間であればほぼ全ての人が抱いているとされる欲求ですが、

第5欲求は人それぞれ異なり、該当する人もいればそうでない人もいます。
ただ、第5欲求の「ない」人というのもまたいないとされているため、5段階の最上位に位置づけられています。

意訳すると、お金をもらってでもやりたくない人もいるのに、むしろ進んでやりたいと思う行動」への欲求が、自己実現欲求です。
歌うのが好きな人が歌手に、踊るのが好きな人がダンサーになるように、自己実現欲求が明確な人ほど、職業選択に迷いがなく、かつ充実した一生を過ごすことができると考えられます。

マズローは最初の4欲求を「欠乏欲求」、最後の1つを「存在欲求」とまとめており、自己実現を達成できた人は数少ないとされているようです。

 
 

補足:自己超越

晩年、マズローは5段階の欲求階層の上に「自己超越」の段階があると発表。

「自己超越」は、"目的の遂行・達成のみをピュアに求める" という領域を指し、見返りを求めず、自我を忘れてただ目的のみに没頭する様を指します。マズローいわく「自己超越」の領域に達することができるのは全人類の2%程度とのことで、第6欲求の実現を目指すのは稀なケースとされています。

ここで一回まとめますね。

最初に書きました、欲求が満たされていくと次と次に欲求行動に移り自己成長に繋がっていきます!

欲求が満たされる状態が続くと人生が楽しくなっていき自分のしたいことが出来ている状態になります!

しかし欠乏感が続くと不満や不安で辛いですよね?

「健康、愛情、お金、時間、名誉」などが満たしたいけど満たされない状態が強ければ強いほど、不幸だと感じます。

では、その理想と現実の乖離が生まれないようにするにはどうしたら良いのかを教えたいのですが、またの機会にお話しさせていただきます。

今回はマズローの欲求5段階説だけの説明で終わらしていただきます。

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以上で終わります。

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

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