先週は仕事立て込みのピークは過ぎたものの色々後回しにしていた仕事を追っかけつつ
それでも帰宅も随分と早まり、人の世界に帰ってきたような感触。
ただ、これまでの疲れが出たのか体調が今一つ。
そんな中12月3日20時WACKとavexより大切なお知らせなんて記事を見つけて気になっていたのだ。
WACKは「いい歳こいてはまっちゃった」と昨年から何度か記事を書いているBiSHの所属事務所。
アルバムをリリースしているavexと共同のお知らせとあって何だろうと思っていたのだ。
今年はNHKで放映していたアニメ「キングダム」(コロナで制作スケジュールに大きな影響が出たことから春先に5話まで放映して以降延期となっているけど)の主題歌に「TOMMOROW」が採用されたりで
いよいよかと思われた紅白があっさり落選しちゃったし、ベスト盤を出したりしてたけど
まさか解散とかじゃないだろうなあと心配していたら
おお、なんとアイナ・ジ・エンドのソロ活動のお知らせだったのでひと安心。
来年、全曲作詞作曲したソロアルバム「THE END」をリリースし、ソロツアーも行うとのこと。
アイナ・ジ・エンド
— アイナ・ジ・エンド (@aina_BiSH) 2020年12月3日
first solo album THE END出します。
全曲、作詞作曲しました。
愛を込めて手紙を書いてみました。。。
字斜めになってる、ごめんなさい🥲 pic.twitter.com/nuZvTU1YwE
ソロシングルだった「きえないで」に続いて亀田誠治がプロデュースということで、自分としてはいやが上にも椎名林檎の影がよぎってしまうのだが、さっそく先行配信された「虹」のPVが凄い。
前述の通りソロアルバムは彼女が作詞作曲した曲を揃えたようだが、まあ何という曲をチョイスしたのか(笑)。
彼女の歪んだような声の魅力を引き出すような曲も他にもあったと思うのだが、内向的な暗いともいえる歌詞に加え、まるでホラー映画のような映像の中で、ダンスという表現方法も持つ彼女の姿の「凄み」を感じてしまう、「アイドル」という位置が微塵も感じられない作りでびっくりだった。
ミュージシャンのファンも多い彼女には椎名林檎同様、大人がその才能の可能性を感じて色々やらせてみたくなる気持ちもわかる。
おそらく椎名林檎ほど自分の才能に自覚も自信もないアイナ・ジ・エンドのことだから、色々な提案に従って都度全力でチャレンジしたのだろうが、BiSHではない彼女がどう料理されているのか、アルバムにも興味津々になる曲だ。
アユニ・DのPEDOROに続いて、いつかはあるだろうと思っていたソロ活動。当然並行してBiSHも続けていくのだろうが、あのグループでこそ光る彼女の存在があるのもまた確か。
BiSHはアイドルという枠には収まらないスタンスではあるが、あそこでの輝きは失わずにさらに活躍してくれたら言うことないや。
ただ、最近のBiSHの曲が以前の名曲群と比べると、今一つ自分に響いてくるのが減っているのが実はちょっと気になっていた。
もう一人の歌姫であるセントチヒロ・チッチの扱いが、最近の曲では歌割が減っていたりと、このところボリュームダウンしているのも正直気にしていたので、さらにアイナとの「差」ができてしまったのも外野としては気になるのだ。
アイナのこのソロ活動がBiSHのTHE ENDにならないことを祈りながらアルバム発売を楽しみにしたい。