【ドッカンエンブレ】H2SX、ECU燃調チューニング【低速ガクガク】 | 俺がslowly?

俺がslowly?

赤いH2SXに乗ってあっちこっち行って
景色を眺めたり、飯を食べたり、温泉に入ったことを記録するブログ

夏のボーナスが支給されたので、H2SXのECUチューニングを施したレポートとインプレ。

(お値段:65,780円)

 

 

チューニングの詳しい内容はお店屋の下記リンクを参照にされたし。

 

 

 

 

 

作業時間は1時間半。

 

最初に作業内容を説明され、後は待つだけ。

途中で近場のナップスに行って、洗車用の柔らかウェス(セール品)を買ったりした。

 

作業後に軽くスタッフが試走をして、問題ないことを確認して引き渡し。

 

 

早速、試走。

 

今回も高速道路バイク定額乗りホーダイ(首都圏ミニプラン)を契約しているので、圏央道~東名~富士五湖道路~中央道。

 

御殿場~山中湖あたりを走行中に洗車したばかりなのに、またも雨に降られた(vs梅雨・連続4敗目)

洗車をすると雨に降られるジンクス。。。今回は水なし洗車剤のFw1で汚れを落としてヤマルーブで仕上げた。

 

 

翌日

高速定額乗りホーダイは2日間のプランなので、天気が良かったため試走2日目。

 

中央道で勝沼まで走り、大菩薩峠~道の駅こすげ(ピッツァ)、上野原から再度高速で自宅に戻る。

ちなみに出てくるのが早いパスタではなく、焼き時間のかかる🍕を頼む場合はドリンクバーをプラスしないと水とスマホだけで20分以上待つことになるぞ@w@r

 

 

都合2日間で、高速6:峠道3:下道1の割合で300㎞程度を走った(夏場のライジャケ下は冬場と違い白地Tシャツ)

 

 

 

 

チューニングスタッフの話(覚え書き)

・メーカーはまず車体を排ガス規制を考えずにベストの状態で造る。

・そこから各国で販売するために、各国の排ガス規制に対応した状態にする。

・基本的に燃料を噴射する量を減らす(薄く)すれば、排ガスは薄くなり排ガス規制に対応できる。

・逆輸入車があった時代は販売する各国の排ガス規制にそれぞれ合わせていた(北米仕様・インドネシア仕様・南アフリカ仕様とか)

・しかし、いちいち設定するのはコスト的に面倒なので『一番厳しい排ガス規制』に対応したものだけを販売するようになった。

・日本の車検時に測定する排ガス規制は欧州のユーロナントカよりも緩いので、日本の車検に通る濃さの燃調MAPにECUを書き換えた。

・燃料噴射量が増えるので当然燃費は悪化するが、2~3割も落ちるようなモノではない(体感0.5~1割)

 

 

つまり、欧州では走れない『グレタ、ブチギレ仕様』になった我がH2SX

 

すまない、ここは日本なんだ@w@r

 

 

で、インプレ

【燃料の噴射量が増えた(まっとうになった】ことにより

・アクセル開閉による速度反応が敏感になった。キャブ車みたいな反応(今までは電スロが手首とエンジンの間で幕を張っていた感じ)

・エコマークが走行中に加速のために少しアクセルを開けたりすると直ぐに消える=燃料吹いてます!

・しかし、加速状態からアクセルを戻して巡行にすると直ぐにエコマークは復活する

・高速道路で6速100㎞/h程度で前クルマ追尾走行⇒前が空く⇒アクセルを開く⇒瞬時に140km/hぐらいまで加速する(いちいちギアを落とさなくても加速がスムーズ)

・エンジン音がアクセルワークに反応してギュィーンギュ―イン吼えるようになったが、逆に振動は減った気がする。

・H2SX特有の低ギア&低速走行時にあった『車体ガックガック』がなくなった(今まで燃料が薄すぎたんだよ!)

・ギア落とした際の『ドッカンエンジンブレーキ』がなくなり、(身構える必要ない)常識的な範囲でのエンブレになった

・クイックシフターでのギア落とし時の車体ショックがなくなった

・クルーズコントロールのセット時の謎加速がなくなった

・何速でアクセルを全閉しようが絶対エンストしないトルク状態になり、苦手だった下りカーブの処理が格段に楽になった。

 チューニング後の下りカーブ処理

 カーブ手前でクラッチを繋いだままアクセル全閉エンブレ(弱)。車体ガク付きエンストなし

  ⇒フロント・リアブレーキでカーブ侵入速度を調整

   ⇒コーナーIN・旋回(エンジンからボボボという音がするがエンストの気配なし)

    ⇒コーナー明けでアクセル開け(ギア落とす必要なしで)再加速問題なし

            

               【気負わず楽しい】

 

・エンジン回転出力を車体に安定して伝えるクラッチ調整作業から解放され、大トルクAT車みたいな感じになった。

・絶対にエンストはしないので、クラッチ操作に割いていた意識をフロント・リアブレーキに割いてしっかり使うようになった(ならなきゃいけない)

 

 

チューニング前後で【運転していて確実にチューニング後の方が楽だし、楽しい】⇒お店が謳うコンセプトそのままだった。

 

総じて、大満足(お店のステッカーをパニアに貼るくらい)

 

既に48,000㎞走ったが、ここにきてH2SXが乗りやすくなり、更に好きになった@w@b

 

 

 

なお、ライダーもバイクも寿命が縮みそうなサーキットでの走行は予定していないので、300km/hリミッターと10,000回転↑でのパワーダウンリミッターの解除はしなかった。

 

このバイクはサーキットを走るようなモノでもないだろう。

 

 

H2SX施工数30台超えベテランスタッフ『最初に見たとき、このカラーリングどこの国の仕様だろ?と焦りました』

 

大丈夫、初期型のSEですよ@w@r

(山梨でコンビニ休憩していたら地元マダムに黒ベースに鮮やかな赤色カラーリングを褒められた)

 

ECUチューニングは『ノーマル仕様が好きな俺』としては『外観はそのままに性能向上』と、とても良い。

 

スタッフゥ『あと、このバイクはフルエキ交換はやめといた方がいいですよ。無理やり交換してエンジンを壊して保証でどうにかって話を2~3件聞いたんで。やってもスリップオンまでですね』

 

エキパイ交換すると壊れるエンジン仕様だとか、おっかねぇ@w@r

 

 

というか、性能向上というよりは、こっちが本来の姿では?(凛セイバーのように)

 

排ガス規制のために燃料が少なくされてガリガリに瘦せ細ったエンジン出力。そりゃ上手く走れないよな。

アクセル開度(燃料噴射)が小さい低速なら尚更よ。

 

 

 

むしろ、もっと早くやるべきだったかもしれない。

 

しかし、最適なデータが揃った

(のとECUアクセスのためにカウルを剥く手間(工賃)が必要だったのが、コネクタを繋いで直接できるようになった)

のが、最近らしいのでまぁ仕方がない@w@r

 

 

 

試走2日目あがり時のメーター。

言われたほど、燃費が落ちていない(満タンで300km走れれば上等)

 

これはバイクが自然体で走って喜ぶように走ったからかもしれない@w@r