助けてくれたの？

みなさん、こんばんは。

りわです。

怖い話の時期がやってきましたね😎

沖縄の時に働いていた男性スタッフは、

とても霊感が強くしょっちゅう霊を見ていました。

そのスタッフが書いたブログをご紹介します。

↓

みなさん

普通に考えると、幽霊は怖いですよね。

僕も怖い顔や怖い姿の霊を沢山見てきたので、怖いと思いました。

でも、全部の霊が悪いことばっかりではないんです。

僕が小学4年生頃の出来事です。

沖縄の清明際（シーミー）

4月から5月にかけて行われる行事の一つです。

シーミーは親戚一同が集まり、お墓で重箱や餅・饅頭・酒や米などを供えてお線香をたて
手を合せて、先祖と一緒にお墓でご飯を食べる。

おじいやおばぁから『こんないっぱいの人が集まって、にぎやかだね～。ご先祖様も楽しくて喜んでいるさ～』と言われてました。

僕たちは、そのシーミーを

『親戚一同ピクニックin墓場』と

呼んでました（笑）

僕たちのお墓は、整備もされてないガタガタな坂道の石段をを登っていくところにありました。
そんなにまで高い場所ではないのですが、足を滑らせたら転落です。

僕は荷物を持ちながら一番後ろの崖側を歩いていたんです。
一番最後に歩いてるのに後ろに気配を感じました。
でも何も見えません。

ある程度登って、後ろを見ると一番下に小さな女の子が。

その時は、あまりにもハッキリ見えすぎたので、どっかの親戚の子供かなと思いました。

気にせず石段を登ろうとしたら、後ろから腕を引っ張られました。

振り向くと、下にいたはずの女の子が腕をつかんでいる。
どう考えても下から一瞬で後ろに来れる距離ではありません。

人間ではない・・

その時、何かが崩れる音がしたんです。

僕が登ろうとしていた石段の一部が割れて、崖に落ちていったのです。

僕はビックリしてその子を見ると、女の子は『にこっ』と笑い消えていきました。

僕がそのまま登ってると、石段が割れてバランスを崩し崖に落ちてたのかもしれません。

小さな女の子の霊に守られたんです。崩れて崖に落ちる前に助けてくれました。

僕はありがとうと言って誰もいない場所（霊が消えていった場所）に手を振って、登っていきました。

石段は古くて老朽化もありますし、雨の日が続いてたので地盤が弱くなってたんでしょうね。

次の年からは、一回もこの女の子の霊を見ることはなかったです。

今は墓の場所も変わって、この場に行くことはありませんが、シーミーなると思い出します。

この年のシーミーは『全てが怖い霊だけじゃないんだな』と思えることが出来ました。

守ってくれて、ありがとう！