ゆっくり歩け、そしてたっぷり水を飲め
またまたMALI の写真をアップ!
アフリカについて思うところはいろいろあると思う。
僕の場合は・・・
02年暮れから03年初めにかけてイエメンに行った。
そのころはようやくアラブの国にも足を踏み入れ、
もっともアラビアらしさの残るイエメンを楽しんだのだ。
紅海、アラビア海をはさんで向こうはアフリカ大陸だ。
イエメンであった旅行者の中には
その海をまたいでエチオピアも廻る旅行者がいた。
僕がそのとき思っていたことはこうだ。
アフリカ?自分はサファリとか興味ないし、
そしたらただの草原じゃないの?
土着の文明だかなんだか知らないけど惹かれないな。
でもね、それからずっと惹かれ続けることになる。
イエメンのあとも、ヨルダン、アフガン、ベトナムと行った。
どこも良いところがいっぱいあって満足した旅だった。
でも何かに引っ張られている。引っ張られ続けている。
そうアフリカ大陸だ。
イエメンから一年半後、あんなに行くもんかと
思っていたエチオピアに行くことに。
しかも心は弾んでいた。アフリカ!!
言葉の使い方は難しいけれども、ストレートに言えば
こんなに肌の色の違う人々の中で旅したのははじめてだ。
パッカーはいるけど、やはり出歩くだけで目立つ。
でもみんな自分達の文化のいいところをいっぱい
見せてあげようって、家に連れて行ってくれたり、
酒飲み場に連れて行ってくれたり(酒場ともいえないような所)、
本当にあったかかった。
こんなに親切な人たちなのに、なんで向こうが自分達の国に
来ると、冷たい目で見るのだろう。
一緒に飲んでいた学生が、俺達もこの腕を切れば同じ赤い血が
流れているのに、と言ったのにはどきっとした。
まあエチオピアはいろいろな人がいて、嫌なこともあったんだけど、
もっとディープなアフリカに行ってみたくて、その年末マリへ。
予防注射なんて死んでもいやというくらい嫌いなのに、
自ら黄熱病のワクチン接種に行く自分。どうしたんだ俺?!
きっとアフリカの持つ魔力にとりつかれたんだ。
もちろんアフリカの生活はハードだ。
だから万人が好きというわけにはいかないだろう。
でも僕は思う。
その価値の判断はリングに上がったものだけがすることが出来るのだと。
マリの思い出
ホームページ のMALIの写真をアップした。
去年の暮れから今年の初めにかけて旅した西アフリカの国。
首都バマコから入って、モプティ、ジェンネまでは良かったが、
残り半分はニジェール川の上、ボートの上でもがいていた。
乾季に差し掛かっていて、水量が少ないといろいろなことがおきる。
2日目の夜明け、騒がしいので外を見ると川岸にボート持ち主の
おじさんや乗っている子供達が降りている。
その手にはボートの底に取り付けてあるはずの太い舵が。
そう折れたのだ。折れて千切れたのだ。
焚き火をしている。焚き火をして、その炎の熱で曲がった舵を戻す。
そんなんで大丈夫かよ!でも取り付けて出発する。
それから3日間、ひどい日には20分くらいしか進まず、
それはエンジンが止まってしまったからだ、
結局時間だけが過ぎ、予定のトンブクトゥにもたどり着かず、
ディレという町近くで座礁したときに一緒にいたスウェーデン人と川に降りた。
3人ともトンブクトゥに行くつもりだったので、4WDを捕まえて
砂漠をひた走る。パンクしても車は走る。2時間で着いた。
しかしそのとき俺の帰りのチケットは明日の晩のフライト。
トンブクトゥ-バマコは925kmもある。明日はフライトも無い!
スウェーデン人と一緒にチェックインした宿の人は車で行けるという。
明日5時というのでとりあえず町のレストランで乾杯する。
陸に戻ってきたことに。
そこに車のドライバーがやってきて、今から行かないと間に合わないと。
苦労してきたのに・・・と思いつつ、宿にもどり出発。
行ってくれるならとことん行ってくれ。
ということで22時間、ほとんど休み無く走った。走りまくった。
やっぱりパンクしたし、ブレーキも壊れた。それでも走った。
バマコの空港にきちんと2時間前に着いた。
アフリカ、また行きたいな。
小さな経済活性化
ひさしぶりにワイシャツを買った。こんな色の。
普段仕事ではスーツを着ないのでワイシャツもカジュアルに
ジーンズにあわせられるようなものしか買わない。
今日もあまりかちっとしたのを買ってもしょうがないので、
少しカジュアルなものにした。
それにしてもヘリンボーンっていうんですかね、
この矢絣みたいな生地は流行でしょうか。
今年はじめに買った真っ白のシャツもこれだな。
で結構かまわず着てしまうタイプなので、
昨年買った白いシャツなんて、エチオピア、チベット、スリランカと
強行軍に連れられ、マリでついにジエンド。
なんせマリでは2日目にシャワー浴びただけで、ほとんど着替えも
ままならなかったもんな。1週間着てたか?
一緒にいたスウェーデン人とも苦笑い。
(  ̄ー ̄)真っ黒けっけヽ(°▽、°)ノ
( ´O)η 写真撮るよー
しかし学生の頃はやたらめったら服買っていた気がするな。
おそろしや、おそろしや。
カメラカメラカメラ
あっという間に10月が終わりそうだ。
年末までには少し写真を撮ること、をしておいたほうがいいなと思う。
旅行中はかなり写真を撮るんだけど、生活時間の中で写真はほとんど撮らない。
写真を撮ろうと意識して撮るというのもなかなか難しいことなのだ。
あー本当はモノクロでいいから現像とかプリントもしてみたかったんだけど、
自分で出来るようになったら写真もっと面白いだろうなあ。
どっか教えてもらえるところない?
無垢な老女と無慈悲な少女2
今日は品川の原美術館にやなぎみわの・・・っておい、行ったじゃんか!
そうちょうど1ヶ月前にみた展覧会、今日はアーティストのやなぎみわ氏を迎えての対談があった。
原美術館の安田さんと芸大教授の伊藤氏、そしてアーティストやなぎみわさん。
開場の5分前くらいに着いたので、1階の展示室を見て待つ。
今日はイベントがあるせいか、それとも日曜日はいつもそうなのか客入りが多く盛況であった。
ホールが開き、中庭に向けて作られたカフェの奥に80名ほど入るホールがあるとは知らなかったが、
席に着く。やはり美術関係の人が多いのかそういう話がちらほら聞こえる。
俺は「コインロッカー・ベイビーズ」を読みながら待つ。
俺達は、コインロッカー・ベイビーズだ。
15時、安田氏の紹介で対談がはじまる。とても流暢な司会で心地よい。
(やなぎみわが展覧会を開いた)グラーツの紹介なども含めながら、だんだんと伊藤氏に話をふる。
伊藤氏も非常にわかりやすい言葉で作品の解説をいれてくれたように思う。
やなぎ氏にも話が進む。やなぎみわさんは饒舌で惜しみない説明をしてくれた。
作品の背景、製作過程、出来あがった作品に対する感じ方などなど。
いくつか大学時代に製作していた作品のスライドも見せてくれた。
大学時代は染色をやっていたとのことで全く違う。
やなぎさんは話の中で、京都の伝統ある工芸をしているうちに欲求不満がでてきて・・・
といってだんだん崩されていった作品も紹介された。
個展という形で一番初めに行なった「エレベーターガール」では、本物のヒトで一日中展示を
行なっていたというから驚きだ。大学時代に製作していたものとは切り口があまりに違うので
驚いた人も多かったようだ。
しかし今の彼女の作品にはそのどちらの要素も過分なく発揮されているように思う。
2時間という時間はあっという間に過ぎた。3人とも非常に話し上手でひきこまれた。
やなぎみわさんの作品ははじめとっつきにくい感じがしたんだけど、
話を聞いて、背景とか感じ方とかを聞いて、作品に対するとらえ方が幅広くなった気がする。
何よりやなぎみわさんの話が力強くエネルギーを感じた。
旅する写真
フジフォトフォーラムに行く。表参道に行く。
表参道から久しぶりに六本木のほうに向かって歩くと、
建物もずいぶん改装されて近未来的になっていた。
PRADAのビルは素敵だった。
小雨の中15分ほどでフジフィルム本社へ。
入り口には中途入社のリクルート看板しか出ていない。
入り口を入ると警備員にそれはホールでやるので、
となりに行ってくださいと言われる。
入場料壱千円を払って中で待つ。
どうやらほとんど写真学校の学生さんみたいだ。
今回のフォーラムは1部、2部、3部という構成に
なっていてそれぞれ1時間程度。
1部はトークセッション、2部は富士フォトサロン新人賞を受賞した
写真家とのディスカッション、3部は懇親会。
今回参加したのはトークセッションに小林紀晴 さんが出るからだ。
もっとも好きな写真家の一人。
1部のトークセッションは紀晴さんの写真を見ながら、
会社を辞めて旅に出て写真をとったころの話など、
今まで本なんかに書かれていない考えなんかも
お話されていて興味深かった。
2部の新人賞受賞のコーナーでは3人の写真を見て、
小林さんともう一人のパネラー、畑中章弘氏(編集者)が
感想を述べる。小林さんは自分でも人の写真の感想を
言うのが苦手とおっしゃっていたので辛そうでもあったが、
それでも結構自分はこうしたほうがいいと思うようなことを言っていた。
2つのセッションを通していまいち勢いがなかったのが残念だ。
写真を見るという行為が個々、無言で行なわれるものなので
しょうがないのかもしれないのだけれども、
たとえばあいだにフィルムやフジの出しているデジカメを用いた体験デモを
はさめば、参加型のイベントになってわいわいするんじゃないかなと思う。
3部の懇親会は出ないつもりだった。一人だしなんかなと思っていた。
でも入り口で最新の写真集SUWAを販売しており、うまくいけばサインも
もらえるかもしれないというミーハー精神で参加決定!
そして・・・なんとか紀晴さんを捕まえてサインをもらってしまった。
ずいぶんと話にも付き合ってくれてありがとうございます。
ほかのイベントではなんか影のある印象も受けた紀晴さんだったけど、
実際にしゃべってみてすごい素敵な人だった。
写真集を家に帰ってから見た。
今までの紀晴さんの写真集とは全然ちがうような写真集。
写真ひとつひとつのスタイルは間違いなく紀晴さんの写真。
ぱっとみて「あっこれ小林紀晴でしょ?」っていえるような。
でも構成やはさまれる文章がやさしい。
なんだかミスチルの「深海」と最近のアルバムみたいだな。
視点の移動。
ちなみにミスチルの「深海」も大好き。
読書感想文
特に書くことが無いときは本のことでも書こう。
最も敬愛する作家は村上春樹だが、なかでも僕と鼠が出てくる一連の作品、そのなかでも
特に「1973年のピンボール」という作品が大好きだ。
実ははじめて読んだときはあまり印象に残らなかった。どの作品にも感じられる村上ワールドだなって
感じだったんだけど、ここ最近読み直している中でこの作品の切なさにぐぐっとひかれるわけです。
ぜひ多くの人に読んでもらいたいと思う。
最近は時間が無くて読んでいないけど夏目漱石の3部作も好き。
教科書に出ているときは、なんだこの古臭いのとか思って見向きもしなかったくせに
ぼっちゃん、それから・・・と読んでこれはすごいと。現代的感覚。
武者小路実篤の「友情」も名作だ。これはドラマのなかの小道具で出ていたので興味を持って
読んでみたんだけど、これも文章が古臭くなく読みやすいし、いい。
ここ最近読んでいるのは村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」。
好き嫌いがあると思う、この手のものは。でもなんか今はこの退廃的な雰囲気が心地よい。
旅ものもたくさん読んでいるので後日・・・
インド旅行
年末年始にインドに行くつもりだ。
ずっと前からバラナシには行かなくてはと。
航空券とビザは速攻で取ったんだけど、そのあとの準備がすすまない。
いつものことだけどなかなか考えられないのだ。
いってみなきゃわからないしって感じで。
10日間ぐらいの短期だからある程度予定をたてていかないといかんと思っているんだけど。
前にラダックと呼ばれる地方には行ったんだけど、そしてすごく気にいっているところなんだけど
冬はきついよなー。零下20度近くまでいくらしいし。
欧米ではやっているらしい「数独」 っていうパズルはなかなか面白い。
それでもってなかなか解けない。くやしい。
だいたい13分くらいかかるんだけど、感覚的には5分でいけるんじゃないかと思う。
視点の移動。
サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態
銀座リクルートビル地下のガーディアンガーデンというスペースでやっている「ひとつぼ展」 を見に行く。
野口里佳や小林紀晴や蜷川実花なんかも参加したことのあるコンペティション。
ひとつぼのスペースに予選を通過した10人の若い出品者が作品を展示し、グランプリを競う。
ここ最近は写真の回は良く見にいっているが、今回は宇津裕美子さんの作品が面白かった。
ある種の食べ物に対する食的な嫌悪感と視覚的な好奇心が表現されていて、
なあにこれ?という感じの引き込みはあると思う。写真自体、そして展示もきれいにまとまっていたし。
蜷川実花の展覧会でもよく見られるがアクリル板にはめ込んだ写真がいくつかあった。
色がビビットに表現されて好きなんだけど、高いんだろうなあ。
雨が降ってきたので家に戻ってナンバーガールのDVDを観る。
「記録映像」4枚組のうち、まだ観ていなかったサッポロのラストライブを。
すげえバンドだ。今年の5月から2ヶ月間俺にほかの音楽に耳を傾けさせなかったバンドである。