無垢な老女と無慈悲な少女2
今日は品川の原美術館にやなぎみわの・・・っておい、行ったじゃんか!
そうちょうど1ヶ月前にみた展覧会、今日はアーティストのやなぎみわ氏を迎えての対談があった。
原美術館の安田さんと芸大教授の伊藤氏、そしてアーティストやなぎみわさん。
開場の5分前くらいに着いたので、1階の展示室を見て待つ。
今日はイベントがあるせいか、それとも日曜日はいつもそうなのか客入りが多く盛況であった。
ホールが開き、中庭に向けて作られたカフェの奥に80名ほど入るホールがあるとは知らなかったが、
席に着く。やはり美術関係の人が多いのかそういう話がちらほら聞こえる。
俺は「コインロッカー・ベイビーズ」を読みながら待つ。
俺達は、コインロッカー・ベイビーズだ。
15時、安田氏の紹介で対談がはじまる。とても流暢な司会で心地よい。
(やなぎみわが展覧会を開いた)グラーツの紹介なども含めながら、だんだんと伊藤氏に話をふる。
伊藤氏も非常にわかりやすい言葉で作品の解説をいれてくれたように思う。
やなぎ氏にも話が進む。やなぎみわさんは饒舌で惜しみない説明をしてくれた。
作品の背景、製作過程、出来あがった作品に対する感じ方などなど。
いくつか大学時代に製作していた作品のスライドも見せてくれた。
大学時代は染色をやっていたとのことで全く違う。
やなぎさんは話の中で、京都の伝統ある工芸をしているうちに欲求不満がでてきて・・・
といってだんだん崩されていった作品も紹介された。
個展という形で一番初めに行なった「エレベーターガール」では、本物のヒトで一日中展示を
行なっていたというから驚きだ。大学時代に製作していたものとは切り口があまりに違うので
驚いた人も多かったようだ。
しかし今の彼女の作品にはそのどちらの要素も過分なく発揮されているように思う。
2時間という時間はあっという間に過ぎた。3人とも非常に話し上手でひきこまれた。
やなぎみわさんの作品ははじめとっつきにくい感じがしたんだけど、
話を聞いて、背景とか感じ方とかを聞いて、作品に対するとらえ方が幅広くなった気がする。
何よりやなぎみわさんの話が力強くエネルギーを感じた。