【最短で歌える声を作る】
そんなことが可能なのか?!
一般的な声楽教室に行くと、音大でアカデミックに音楽を勉強した先生がいらっしゃいます。やはりね、音大出てる方はちゃんとしてるんですよ!「基礎」を教えることを怠らない!
「基礎」とは、この場合ソルフェージや、呼吸法、発声法です。
聞いた話ですが、一年間~二年くらいコンコーネやコールユーブンゲンなどやるお教室があるとか。そのあとでドイツリートやイタリア歌曲をやって、三年目くらいにオペラアリア(アカデミックなモーツァルト)をやると。
残念ながら、うちの教室ではソルフェージュはやりません。希望がない限りはやりません。
「基礎」という部分では、【声を鳴らす】方法をかなりシンプルに教えてしまいます。特別な発声法ですが、日本人歌手はここに行き着かない発声法ですが確実に声が鳴り、短期間で歌える声を作ります。
発声練習と平行して、通常は2回目か3回目のレッスンですぐに曲を始めてもらいます。アヴェ・マリアやイタリア歌曲、オペラアリアです。
「基礎も出来てないのに歌うなんてとんでもない!!」
と、音大卒の先生方から言われてしまうかもしれませんが、私は基礎ばっかりやってて「歌を学んでる」実感が得られないと感じているのです。
私の師匠も、「歌は歌うことでしか学べない」と仰いますが、私もそういうタイプ。英会話を身に付けたのも、学校でなんか勉強してません。留学して、毎日英語の生活をしました。単語や文法なんて勉強してません。おかげで、堅苦しい形式ばった会話ではなく、実用的に英会話を身に付けたのです。
歌も同じかな。
別に音大受験するとかでなければアカデミックに学ぶ必要がないと思っているのです。
「どうなりたいのか?」
「歌えるようになりたいのか?」
「音楽をアカデミックに学びたいのか?」
うちでは【最短で歌える声を作る】ことをメインに、とにかく歌えるという実用性を重視しています。そういうレッスンです。
楽譜の読み方は教えます。
曲を学ぶ上で必要なので。
実用的に歌えるようにする。
それが【最短で歌える声を作る】ことです。