声楽、ボーカル、コースによってレッスン内容が違います | 【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

元・『高音の出ないこもり声』がたった2年ちょっとで数々のコンクール受賞を果たし、ペルー大統領夫人の御前で演奏させて頂けるまでになった【世界で通用する芯のある豊かな声】の作り方をご紹介

池袋声楽【発声改革】ボイストレーニング教室Mao's Voice Salonボイスデザイナーの樹まおです。




このところ体験レッスンのご予約が増えております。嬉しいことですね♪




さて、もしかしてこのブログを読みながら体験レッスン行こうかと考えてくださってる方もいるのではないかしら??なんて思いながら今日は、レッスン内容についてお話します。




習いに来る人は、全くの未経験者、そして音大を出て活動しているベテラン経験者まで幅広いです。有難いことに、CDをリリースしているプロ歌手も習いに来ています。




ジャンルは声楽(オペラとかマイクを使わない歌唱)、ボーカル(ポップスや歌謡曲)、そしてミュージカル(歌だけでダンスや演技はないです)




さて。





【歌】といえば、【声】が要。





まずは【声づくり】をします。どこのスクールでもこれから始めるんじゃないでしょうか?歌うための声を作らないと歌えない。





基本的に、声楽も、ボーカルも、ミュージカルも、【ある発声法】を徹底的に覚えてもらいます。





【ある発声法】とは、日本の音大でやるような声楽の発声法ではなく、一般的なボーカル発声法でもない。





どんな発声法かと言うと





【日本語の息漏れというデメリットを克服し、芯のある声を作る発声法】です。





この発声法は、声に輪郭を作ります。息漏れのするボヤっとした発声ではなく、【声】そのものを効率よく出す方法です。





どのコースでも、まずはこの発声法をやります。これまでの実績では、【1回のレッスンで】




◆高音域がミ♭→シ♭まで上がる

◆声量がおよそ3倍になる

◆声の揺れが止まる

◆喉が苦しくならずに高音が出せる

◆高音の声がしっかりする



といった効果があります。




コースによって基礎的な発声法から先は指導することが変わります。オペラみたいに歌謡曲歌うワケにいきませんから(笑)





「クラシックの専門家からボーカルは学べない」





と思われると思いますが、私は音大で学んだゴリゴリのクラシック歌手ではありません。地声でちゃんと歌謡曲もポップスも歌えます。多くのオペラ歌手が、カラオケをすると少年合唱団みたいになると聞きますが、私はガッチリ地声で歌います。地声で上はミまで出します。それ以上はやったことないけど。





しかし、クラシック歌手からボーカルを学ぶ、歌を学ぶことに大きなメリットもあるんです。私でなくても、音大出てる人から学べばまずは【楽譜が最低限読めるようになる】、【音楽的にきっちりとした軸のある演奏ができるようになる】など、メリットがあります!





クラシックの歌のテクニックは、歌謡曲やポップスでは出来ない高度なものがあるんです。そのテクニックを身に付けてしまえばどんなジャンルでも高いテクニックで歌えます!!





ただ。先日まで出向いていたボーカルスクールの代表も言っていましたが、クラシック歌手は技術に長けていても、ボーカルに必要な【地声で歌う】ことが出来ないのです。ソプラノならば、ソかラからはファルセットで歌うので、その先を地声で歌うことには不慣れ。これが、【何を歌っても少年合唱団になる】ということの原因かと。





レッスン内容がコースによって違うのは当然なのです。ボーカルにオペラ歌手の声で歌わせることはしませんから(笑)





コースだけでなく、一人一人の声に合わせたレッスンをしています。詳しくは次のブログで♪