生徒さんの舞台デビュー | 【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

元・『高音の出ないこもり声』がたった2年ちょっとで数々のコンクール受賞を果たし、ペルー大統領夫人の御前で演奏させて頂けるまでになった【世界で通用する芯のある豊かな声】の作り方をご紹介

池袋声楽【発声改革】ボイストレーニング教室Mao's Voice Salonボイスデザイナーの樹まおです。





世の中では、声楽教室などの発表会は年に一度が殆どのようです。生徒さんは限りなく舞台に立つ機会がない。





というわけで、ボイスデザイナー以外のお仕事として、演奏会の企画をしている私なのです。去る7/29に小さなサロンコンサートを開催しました。





今回は、初めての【オールレベル】という初心者から上級者までが同じ舞台に立つという気楽な会。入場も無料にしました。この会に、7ヶ月前から声楽を始めた私の生徒さんに声をかけました。声をかけた時はまだ5ヶ月目くらい。果敢にも参加するという決意をし、この日まで毎週レッスンに通っていました。





大手ですと、1レッスン30分というレッスンとしてはかなり物足りない時間割りで、低料金・通いやすさをウリにしてるところも少なくない。その中、うちは45分、60分、90分という時間が選べる。






90分というのは、中級以上の方なら耐えられますが、初心者は60分をオススメします。45分というレッスンは、歌を学ぶには少ない。ボイストレーニングだけならばまだしもね。発声を一生懸命やると、あっという間に30分くらい時間が過ぎるのです。そこから歌を勉強するので、15分だと足りません。だから、60分レッスンが妥当。今いる声楽の生徒さんは60分で通っています。






そんなことで今回ご出演の生徒さんも60分レッスンを毎月4回。月に4時間真剣に歌を学びました。一生懸命に学ぼうとしてくれるから、私も全力で応えたいと思い指導してきました。





今回生徒さんが歌ったのはイタリア歌曲から「Caro mio ben」そして「Lasciatemi morire」。





他の経験者の中で、お客様の前で、初めて演奏する。どんなにかプレッシャーだったでしょう。自分も初舞台でトスカを歌った時は膝が笑いまくりでした(笑)





大変堂々と、真っ直ぐしま視線で歌ってくれました。





手前味噌ですが、他のベテランの方よりも圧倒的に声が出ていました。これは、発声が他の方と違うから。他の皆さんはやはり【日本の声楽発声】歌がどうこうではなくて、【声楽】とは【声】があって初めて人に届くんです。





初めての舞台であれほど声がしっかり出せて、私が口酸っぱく伝えてきた【歌】い方を頑張って守ろうとしてくれました。





実際に、「あの人の声が一番よく聴こえた、言葉がハッキリしていた」と言われました。これ、指導者として本当に嬉しいことです!!!





10/29日曜日のお昼頃に、仙川フィックスホールで私個人のコンサートをやるのですが、このコンサートは二部構成で一部に生徒さんの演奏発表をします。次の舞台はこれ!この日を目指してあと3ヶ月是非頑張ってより良い歌を歌ってもらいたいです。




今回の演奏は、私の予測を超えて思った以上に演奏できていました!!!!指導者として生徒さんを誇りに思います。





これだから指導するのは楽しい!!!