声の接点 | 【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

元・『高音の出ないこもり声』がたった2年ちょっとで数々のコンクール受賞を果たし、ペルー大統領夫人の御前で演奏させて頂けるまでになった【世界で通用する芯のある豊かな声】の作り方をご紹介

池袋声楽【発声改革】ボイストレーニング教室 Mao's Voice Salon ボイスデザイナーの樹まおです。




今日は、声楽初心者さんの3回目のレッスン、そして声楽経験者さんの初回レッスンでした。





この初心者さん、喋る声より歌う声に息が膨大に多いです。体験レッスンで声を聴いた時にはどうしようかと思ったくらいです。





口から出てくる声を10とした時に、声の部分は1割、息が9割なんじゃないかと。イタリア人歌手の声は、限りなく声が9~10。まぁ、厳密に言うと、必ず息は使っているので10であることはないが。





声と息の比率が真逆なんで、これは中々に悩ましいとこ。しかし、3回目のレッスンでかなり「声の接点」が見えてきた様子。これまでで一番声が鳴りました。





この【声の接点】てものすごく重要。





声の接点、考えたことありますか?





考えてやってるけど、【高音で声が薄くなる】とか【喉が締まる】という現象起きてないですか?






先生に指導された通りにやってきてるのにイマイチ声が伸びない。歌うのが苦しい、そんなことないですか?





実は、当教室の半分以上経験者です。




前の先生では声が伸びなかった、思うように歌えない、そういう方々が入会しています。





日本の声楽では、声の接点の作り方が私の発声と全く違うのです。日本の声楽では、頭の上を一本の糸で吊るような、或いは、頭の後ろから回転して出ていくような、そんな接点の取り方。上手くこれで接点取れればいいんでしょうけど、その声は広い劇場にピーンと響く声ではありませんからね。





残念ながら、この発声方法は日本人だけじゃないかと思う。いかに素晴らしい技術があっても、日本人歌手がアンジェラ・ゲオルギューのような世界的プリマドンナになれないのはこの【発声】の問題なんだと思う。





ま。私個人は団体行動大嫌いで、自分の求める音楽の理想と周囲が合わないと我慢ならないというワガママな理由からオペラに出ようと考えたこともないのですが。





自分との戦いで日々トレーニングしているというなんともオタクな感じでですが、生徒さんにはどんどん色んな会やオペラに出てほしいー!





やりたいと思うなら、ですけど。





まずは、イタリア人歌手のような【芯のある声】を作ること!!!声楽は、声!!!声があってこそ技術が光るのですから。





【声】に自信をつけたい方、本気で歌えるようになりたい方、ご相談ください。