ここ3年ほどレッスンに通っている生徒さん、今年の新社会人なんです。
来た時は囁くような声で喋り、大人しい、シャイなタイプに見えるお嬢さんでした。
他のお教室で声楽をやっていたけど、声が出ない、歌えない、という状態だったので別の先生を探してたとか。
まんまとマオマジックwにハマり、そこから3年通っております。
もはやね、娘か歳のうんと離れた妹みたいですよ。大学生活の中に私もいたので。
そんな生徒さんが、たまたま池袋で仕事するおとになって(笑)おぉ、目と鼻の先やーーん!ノーズ・ア~ンド・ア~イズ(笑)
接客業してるので、コッソリ覗きに行きました(笑)怪しいオッサンですよ、もはやw
一生懸命にお客様対応していました。オバチャン感動~。とはいえ、本人の許可ありで先月もお店に行ってるんです。今回は、彼女を知る友人とご飯することになったんで、ちょろっとお店覗きに行こうなんて悪ふざけw
立派に仕事をしている姿はやはり嬉しいもんですね。親ではないし、家族ではないんだけど、先生からすると生徒さんはみんな可愛いし、大事なんですよ。
個人の教室やっていると、習いに来る人って先生と似てる部分がある。まぁ、そうとも限らずに、単に指導技術の部分だけで来る人もいますけど。大半は精神的に合うんです。これが習い事長続きの秘訣。
私自身も師匠を親のように思っています。私にとっては音楽の父。実際にリアル父より少し歳上の師匠なのですが、やっぱり私には父親のような存在でもあります。
師匠には音楽のこと、活動のこと、私生活のことまでお話して相談や報告をしています。有難いことに師匠も気遣ってくださるので関係が成り立っているなと思います。
師匠の門下では、私が事務局を務めているんです。ここ5年くらいそうかな?全員の連絡、演奏会やお食事会、イベントの取り纏めをさせて頂いています。そういう意味でも師匠とは絶対の信頼関係が築けているのかも。
師匠から継いだ音楽の精神を、自分の生徒さんにも継いでもらいたい。そのように思います。
ま、教え方は絶妙に違うんですけどね。
社会に出たり、舞台に出たり、自分の生徒が活躍するというのは本当に嬉しく幸せなことですね!
この幸せ、充足感を知ってしまったから先生業は辞められない。
出なかった声が出た、
出せない音色が出せた、
音域が伸びた、
それぞれの感動は私の感動でもあります。
30年後も指導者として活動していたい!そのためにはひたすら学ぶこと、ひたすら知ってもらうこと!日本の声楽の盲点をとことんついて輝く声をデザインしていきますよ!