ボイストレーナーの採用基準 | 【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

元・『高音の出ないこもり声』がたった2年ちょっとで数々のコンクール受賞を果たし、ペルー大統領夫人の御前で演奏させて頂けるまでになった【世界で通用する芯のある豊かな声】の作り方をご紹介

池袋【発声改革】声楽・ボイストレーニング教室Mao's Voice Salonの樹まおです。



ワタクシ、月に2回ほどとあるボーカルスクールで指導しています。そこではレアキャラなんですが(笑)



たまたま、他の先生の生徒さんとお話する機会があり、「このスクールの採用基準高いのにどうやって指導することになったんですか??」と質問された。



私のプロフィールと演奏音源を代表が聴いて、面談したいと言ってくださったのです。



代表は、音大を出られてからジャズやロックを歌っていた発声研究家で、この世の歌の様々なジャンルの研究をされているんではないかと思われます。代表の書いた本も大変興味深く、実際の発声練習するのではなく、生活を改めることで声が変わるというようなもの。



面談は二時間近くになり、その間発声談義でした。無論、「オペラ以外の曲を歌ってみてください」とか「地声で発声してください」とか、実技テストもしました。



この「地声で歌う」というのが重要だった様子。まず、根底にクラシックの声楽の基礎がないとダメで、地声で高音(ミとかファとか)が出せる先生でないとダメだったらしい。



ということで、採用されました。



確かに普通のソプラノでは下の声も出ないだろうし、地声で上まで歌えないと思う。そういう訓練受けてないもの。



地声で歌うという技術は【ジャンル問わずに教えます】と謳うならば必ずなければ鳴らない技術です。自分が出来ないことを教えられる気がしない。。。



とはいえ、地声で歌う部分はまだまだ開拓してるところのワタクシ。ホイットニーヒューストンさんの曲がギリギリですから。あれ以上の地声は今のところ無理かな。



ボーカル指導は声楽指導とはまた違う面白さがありますね。地声だけでなく、裏声も表現として使いますし。あ、ホントに裏声ね!声楽のファルセットではなくて。



幅広いジャンルの指導をしていると自分自身の可能性が広がる気がします。



ともかく【最短距離】で【歌える】を実感してもらうように指導します!