こんにちは!
池袋【発声改革】声楽・ボイストレーニング教室Mao's Voice Salon声のオートクチュールデザイナー樹まおです。
声楽やボイストレーニングを指導している先生は、小さい頃から音楽を勉強し、音楽大学を経て長年にわたって勉強をしているとか、子供の頃から音楽に触れているから歌が上手い!と思っていませんか?
確かに、殆どの「声楽家」やボイストレーニングの先生は、長く音楽を勉強されています。
残念ながら、私はそうではありません。
ピアノを習った経験はあります。小学校3年生で終了しましたけど(笑)
小学校3年生で近所に住んでいたピアノの先生が引っ越してしまい、ピアノ終了です。終了した時に9歳の私は「バイエル下巻の途中」まででした。
オイオイ!
ピアノを習ったことがある方には驚きかもしれません。
曲りなりにも幼稚園の時からピアノを習ったのにです。
ちなみに、楽譜を読む力を養われることは一切ないレッスンでした。
楽譜に「ド・レ・ミ」の音階がカタカナでふってある上に、先生が「ド」なら赤、「レ」なら黄色、というように色で音が分かるようにマークしていたからです。
子供の頃にまさか将来音楽で生活することになるなんて思わなかったから、なんの疑問も持たなかったんですよね。
ところが、小学校上がって、中学校までは日本にいましたから、そういやまともに楽譜読めないって思いました。「ド」だけは、横棒が入っているから分かりやすい(笑)それくらいです。あとは、下から数えていかないと、楽譜を見ても音符なんか読めませんでした。音符が読めないんだから指示記号なんてイミフです。
そんな私でも、30歳を過ぎてから声楽(といっても日本の声楽ではない)を始めてたった月に2回程度のレッスンでわずか2年でコンクールで受賞しました。360名受けたコンクールでです。音大卒の方を押しのけて賞を頂きました。
私の教える発声法は、「日本語特有の発声デメリット」という、バイリンガル(アメリカ7年)ならではの観点で、歌にとってデメリットでしかない日本語の【息漏れ】発声を克服し、豊かな響きの声を作るというものです。
もちろん、今日にいたるまでは、ピアノや楽譜の読み方は独学ですが勉強してきました。
それは、歌手として当然必要な知識だったからです。読めなければ正しく歌えないから。
でもね、別に音大受験するわけじゃないし、細かい楽典まで勉強し尽す必要はないんです。
【歌う】ということに関しては、本やインターネットで知識を得るのではなく、体をどう使って声を出すのかを【体】で学ぶことが大切です。
知識はあった方がいいですけど、知識から入って野球でホームラン打てますか?
野球のルールや、バットの持ち方、ボールの投げ方という「知識」だけでイチロー選手のようになれますか?
答えは「NO」です。
何をするか。
知識は大切。でも、【実践トレーニング】が大事なんです!
自主トレも大事かもしれませんが、何を自主トレしますか?
何をトレーニングするかは、トレーナーの指示に従わなければなりません。
なぜならば、自分が本やネットで得た知識では、自分の体は正しく動かせないからです。
トレーナーが数センチ、数ミリ単位の動きを見て、正しく動くための軌道に乗せるのです。
きっと、イチロー選手も1野球少年だった時代は、コーチに従っていたと思います。そして、自主トレといっても走り込みや筋トレ、バッティングにしても、フォームはコーチにしっかり見てもらったものだと思うのです。自分の思い付きや本の知識だけではいくら天才であってもメジャーリーガーにはなれないのではないかなと思います。(もちろん、才能に人の何倍もの努力があってこそですが!)
私は何人もの生徒さんの声を1回のレッスンで変えてきました。
自分の指導法、メソッドには絶対の自信を持っています。
しかし、あとは生徒さんの【絶対に歌えるようになりたい!】という気持ち次第です。
素直な気持ちでレッスンを受けてもらえれば素直に声が出ます。
声に限らず、何かを学ぶときは【素直な心】が大切だと感じます。
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