この夏、コンクールの審査員をやります。
声楽・ピアノコンクールです。
コンクールって世の中にたくさんあります。
コンクールは、何を目的にするかで受けるコンクールが違ってくると思います。
例えば、
【権威ある先生に審査して頂きたい】
【賞金を稼ぎたい】
【名のあるコンクールで実績を作りたい】
このように思っていらっしゃる方は、外国人や著名の先生が審査するコンクールに出場されることをオススメいたします。
【権威ある先生に審査して頂きたい】
審査して頂けるかもしれませんが、必ずしもお目当ての先生から講評が頂けないかもしれません。
【賞金を稼ぎたい】
規模によっては300~500名受けに来ます。この中で入選することも難しい中で、賞金を頂けるのは上位のみ。コンクールに参加するには3万円~5万円かかります。披露演奏会もお金がかかります。歌の場合は伴奏も予選、本選、披露演奏会でかかります。100万円くらい賞金が出るのであれば稼げますが、それまでのレッスン代(このレベルとなれば1回1万円以上が普通)や合わせの謝礼、スタジオ代などかかります。
【名のあるコンクールで実績を作りたい】
上と共通しますが、レベルの高いコンクールにはレベルの高い人が出ています。それも大人数!優秀賞、奨励賞、審査員賞など、なんでもいいから引っ掛かりたいと思ってもなかなか厳しい世界です。
ちなみに、この世界に詳しくない一般のお客様には、なんのコンクールが権威があるか分かりません。
ということは、
大きなコンクールで【入選】よりも、小さなコンクールで【1位】の方が一般のお客様にはスゴイ!と映る
という可能性が高いということです。
【やっぱり一般のお客様に『スゴイ!』と思わせる実績がとりたい】
【日頃のレッスンの成果を試したい】
【何かしら賞をとって経歴を増やしたい】
【音大卒じゃないけどコンクール出てみたい】
という方は、小さなコンクールに出場することをオススメします。
小さなコンクールには、【アマチュア部門】を易しい目線で設定してくれているものもあります。
私が審査員をさせて頂くコンクールでは、小学生から大人、シニアまでが、音大か一般かでカテゴリー分けされて審査されます。これが公平ってなもんです。
第3回AJIAA国際音楽コンクール
詳細はこちらから
全日本国際芸術家協会