発声練習が歌に反映できない理由 | 【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

元・『高音の出ないこもり声』がたった2年ちょっとで数々のコンクール受賞を果たし、ペルー大統領夫人の御前で演奏させて頂けるまでになった【世界で通用する芯のある豊かな声】の作り方をご紹介

こんにちは!


歌手を目指す方、歌が上手くなりたい方で、発声練習では声がしっかり出るのに、いざ歌うとなると同じように滑らかに声が出ないという経験ありますよね?



発声をレッスンの半分くらいの時間を使って指導するのですが、(場合によってはそれ以上)指導する側は声が詰まることなく滑らかに出るように整えます。例えるならば、パイプの詰まりを取り除いて、スムーズに水を流すように。



しかし、実際に歌うとさっき発声で出たのような滑らかさがなくなることがあります。



それは何故か?



これまでの『日本語を喋る癖』の発声に戻るということ、すなわちまだトレーニング段階なので、すぐに元の【楽な】発声に戻ってしまうということ。



整体で体を整えても、また普段の生活で体のバランス崩れますよね?



声も全く同じです。体がしっかりレッスンを必要としなくなるまで覚えるには果てしなく時間がかかります。



それじゃあ、結局その場だけでレッスンしても歌に反映しないんじゃん!



となりますよね?



大丈夫です!



発声を固めるのは【楽器作り】ですが、演奏は演奏で別のこともあるのです。



声を作りながら歌でも発声のバランスをとって演奏を学ぶのって理想的ではないですか?



先日も生徒さんが同じように、発声で滑らかに出るところでうまく出ませんでした。この場合、歌に集中しすぎて、発声のお約束ごとがお留守になっちゃっただけです。



そこで、大事な大事なお約束ごとのうち2つだけ指導しました。そうしたら発声練習と同じように滑らかに歌えたのですおねがい



こうして、大事なお約束ごとを思い出させるだけで、声作りと演奏の両面から学んでもらってます。




レッスンでは歌える喜びや手応えを体感したいですよね?



私も、生徒さんに毎回何かしら手応えを感じてもらいたいです!



だからレッスンは毎回真剣勝負です。その日の生徒さんの声に合わせて徹底的に指導しています。



なんと!この4月からピアノレッスンやグループレッスンも開始します。グループレッスンでは、他の方のレッスンも聴いて学べます。ただし、一人に割り当てらる時間は15分程度です。しかし、グループレッスンは気軽に始められるし、仲間と楽しく歌うのもいいと思います。



Mao's Voice Salon