声の濃度はこうやって作る | 【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

元・『高音の出ないこもり声』がたった2年ちょっとで数々のコンクール受賞を果たし、ペルー大統領夫人の御前で演奏させて頂けるまでになった【世界で通用する芯のある豊かな声】の作り方をご紹介

濃度が薄い声。



このタイプの声の方、高音が出しにくいとか、ロングトーンが苦手とかないですか?




吐息で歌うタイプも同じくロングトーン苦手かと思います。




原因は、もちろん!




【息漏れが多い】




から。




では、どうしたら克服できるのか?





それは、





息で声を押さないこと。





息を出さないようにして声を出すこと!




出してる『声』のうち、普段しゃべる日本語の声は『息70%』『声30%』という割合だと思ってください。人によってはさらに息の方がパーセンテージ高かったりします。




歌に不要なのは『息』の部分。限りなく息を0に近付けて声を出せば、自ずと『声』の濃度が高くなり、本当に声だけで唱えます。




それをどうやって体現するかをレッスンで指導しているわけですが。




『声』だけで歌えれば、フォルテもピアノもキッチリ聴こえます。ピーンとしたエラスティックな声で。




息漏れしない声を目指せば、声のコントロールができるようになって、歌いやすくなりますよ。




息漏れでボーボーの声より、芯のある伸びやかな声の方が聴いていて心地よいと思いませんか?