ミックスボイス | 【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

元・『高音の出ないこもり声』がたった2年ちょっとで数々のコンクール受賞を果たし、ペルー大統領夫人の御前で演奏させて頂けるまでになった【世界で通用する芯のある豊かな声】の作り方をご紹介

巷で『ミックスボイス』なるものがあるそうな。



ポップス系の発声らしい。



これ、ボーカルスクールで仕事するまで意味が分かりませんでした。



いわゆる『地声』と『裏声』(なんか、ファルセットとも言われてる)の混ざったものらしい。



声楽の『ファルセット』は、ミックスボイスなんじゃないかと思ってます。



スカスカの声ではないもの。我々のファルセット。日本人の声楽発声であっても、ギリミックスかと。



ポップスの歌唱テクニックにおいては、このミックスボイスと裏声を表現として使うわけです。



ボーカルスクールで、デビューしている歌手の方をみていますが、最近ミックスボイスがしっかりしてきました。地声寄りのミックスボイスは、歌の中で無理して地声で高音出すよりも柔らかい音色で聴きやすいと思います。地声にこだわる必要ないかなって思います。



それともポップスの世界では地声必須なのかしら?



裏に抜けるんでなく、地声寄りのミックスならば音色に大きな変化はないと思うけど。



ぶっちゃけ、私はポップスのプロではないのでその辺の『ポップスのルール』は分からない。ただ、音楽の基本的なことと、しっかりと声帯を鳴らす発声法を指導している。声楽のテクニックをマイクを通して歌っても通用するように。間違っても子供や素人さんがマネする『オペラ歌手の声』では声楽もポップスも歌わせません(笑)



地声にこだわるのは何故なのか?



生徒さんが『ここ地声で歌いたいんです』て言ってくる中で、音程によっては『?』ってなる時があるのです。地声寄りのミックスで良くない?ってなる。



そこはまだ私は理解できていないけど、生徒さんが無理なくしっかり歌えるように声を整え、歌として成り立つように指導をしています。



Mao's Voice Salon