ボイトレ、声楽をしっかり学ぶために | 【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

元・『高音の出ないこもり声』がたった2年ちょっとで数々のコンクール受賞を果たし、ペルー大統領夫人の御前で演奏させて頂けるまでになった【世界で通用する芯のある豊かな声】の作り方をご紹介

ボイトレ、声楽をしっかり学ぶには、習いかたを考える必要があると思います。



私は、最初からマンツーマンの個人レッスンで、月に2回とかのペースでした。そのうち、月に4回通うようになって、2年後にはコンクールで賞をいくつか頂きました。




明らかにマンツーマンレッスンというのは先生が自分の声にしっかり向き合ってくたさるので、自分自身も自分の弱点や、細かい『ダメなとこ』と向き合い、徹底的に指導して頂けたからこそ、音大卒の方々を差し置いても賞が頂けたんだと思います。




しかし、最近は他の方のレッスンも聴講させて頂くようにしています。初心者の方も、プロの方も。何故ならば、自分の体得しているものを確認できるし、男声の発声の違いも分かるし、プロのレッスンはレベルが高いので勉強になる。それから、自分も指導者という立場から、他の方のレッスンを聴きながら、頭の中で指導確認します。もちろん、口には出しません。『今のとここうならいいな』など、指導者目線で聴くのです。




ある程度のレベルにならなければ他人のレッスンを聴いて実際にプラスにすることは出来ないのかもしれない。例えば、『もっと明るく出して』という指示をされても、自分の声がどこにあるのか、まだ暗いのか、明るすぎなのかは、先生に聴いて頂き判断して頂かなくては分からないことだからです。自分の定規で『コレが明るい』と思っても、実際には分かりません。『明るく出して』という指示を他の生徒さんが受けているのを聞いても『そっか、もっと明るく出すんだ』にしかならないということ。




だからといって、他人の声を聴くことが勉強にならないわけではないんです。それはそれで学ぶ部分があるんです。




そこで、オススメなのは、個人レッスンとグループレッスンをどちらも受けること!(これが言いたかった)




うちでもグループレッスンを始めますが、ある程度のレベルの方には個人レッスンも受けてもらいたいです。グループレッスンでは、一人に対して割り当てる時間が15分程度。個人レッスンは60分まるまる自分のための時間です。どちらも受講して、バランスよく学んでいってもらいたいなと思います。



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