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Connecting the Dots

渋谷にあるインターネット広告会社所属。30代もドロマミレでいきます。

先日中山常務との食事の際に出た話。
(定期的にありがとうございます!)

ルックアップについて。



サッカーでいうボールを持ちながら
顔を上げてプレーするあれです。

サッカー部出身ではないので実際のルックアップは
どのくらいの難易度なのかとか生々しく掴めませんが、
ビジネスにおける「ルックアップ」の重要性は
イメージとしてかなり鮮明に掴むことができたと思います。


サッカーのルックアップについて調べてみると、
ルックアラウンドというボールを受ける前の動作も
あることがわかりました。

ルックアップとルックアラウンドを繰り返しながら、
常にゴールに向かって全体を組み立てていくイメージ。
チームを組織(僕でいうCAC)に重ね、
チームを全社(サイバーエージェントグループ)に重ね、
そうすることで個人や組織におけるルックアップが
ビジョンや目標を達成するために必要な要素の一つ
だと感じます。



足下のミッションに集中することは大切なことですが、
それがサッカーでいうボールを見ながらドリブルとかパスを
出している状態だとすれば、
相手チームの動きが見えないことで
実はチャンスを広げられるスペースがあったり、
フリーになっている選手がいたりといった
機会をものにすることができません。

仕事においてもそのイメージで、
競合や市場の動きにアンテナを立てながら、
よりチャンスを広げられる事業戦略や
大きな成果を出せるドメインを視界に入れて

ワンチャンスをものにしていかなければなりません。



まだまだルックアップを意識しないといけない場面もあり、
そのための足技含めたスキルアップは必要だと思いますが、
何よりも次のステップをイメージすることが大事。

そのイメージを分かりやすい言葉で伝えていただき、
本当に有り難い時間でした。



次回の食事までには「ルックアップできてきたね!」
と言っていただけるよう日々精進します。
先日担当プロダクトの一つ「AppliPromotion」の
半日合宿を実施しました。




参加してくれたメンバーが積極的に提案してくれて、
全員でアイデアを振り絞りブラッシュアップをして、
最終30個強の実行プランが決議できました。

初の試みではありましたが、
合宿の目的とゴールをしっかりと認識してくれたことで、
当事者意識をもった有意義な合宿になったと思います。


そして、参加メンバーの知識レベルの標準化・底上げ、
プロダクト戦略と組織戦略の目線合わせなど、
決議された実行プランと同じくらい大きな収穫もありました。

(皆さん準備含めお疲れ様でした!)



あくまでも実行し成果に結びつけることが肝心ですが、
早速いくつも良いトピックスが生まれてきて
期待以上のスピードで推移しています。

想定通りにいかないことは当たり前のように出てきますが、
課題を一秒でも早く把握することは
次の一手を素早く生み出すことにつながり、
最終的に成果への時間的距離をグッと近付けてくれます。



「最高か最速か」という言葉の通り(好きな言葉の一つ)
僕たちの置かれている競争環境をしっかりと理解した上で、
特にこのような新しい試みは「最速」を意識して、
きっちり実行し成果につなげる組織文化を創っていきたいと思います。
アウトプットがズレやすかったり
手段が目的化してしまいやすい人は要注意です。

例えば自分の中で「完璧!」と思いアウトプットしたものが
「全然違っている!」と指摘されることがあったり、
日々増えては減るタスクを終わらせることで
仕事をしている錯覚に陥っていないかということ。

※2割報告などズレを埋める話は割愛



仕事というと意味合いが広くなるので、
「成果を出すこと」「バリューを出すこと」に絞りますが、
解決すべき問題へのアプローチだったり、
逆算的に導き出した達成シナリオの実行内容それぞれだったり、
これらはあくまでも「成果を出す」「バリューを出す」
目的に対しての手段でしかありません。


上司や顧客と関わる中で舞い込む様々なオーダーが
何を目的(狙い)にしたものか。

ちゃんと自分自身ハラオチさせておかないと、
アウトプットがズレたり成果がイマイチだったりと、
いくら時間をかけて自分の中での満足度が高かったとしても
目的達成度が低くなる確率が高まります。


ある種の阿吽の呼吸のように
相手と目線や思考が合っている(相手の帽子を被れている)状態であれば、
目的把握を意識的に行う必要はないかもしれませんが、
そのような状態は稀だと思った方が賢明です。

市場や事業戦略の変化が早い我々の業界では、
新たな課題やより高い成果が常に生まれては消えているわけで、
相手の帽子のアップデートをし続けるという
また別軸の行動が必要になるので。



話を本題に戻すと、

①オーダーに対して何が目的なのかわかっていなければ
 率直に聞いてみてハラオチさせる
②そしてオーダー内容に対して一直線で満額回答を用意してみる

まずはここからはじめていいと思います。