ランナーズニー(腸脛靭帯炎)になってしまったら・・・ | コンディショニングトレーナー 伊藤大輔
こんばんは☆
昨日のつづきのような内容です。
昨日の記事で『腸脛靭帯炎』は腸脛靭帯と大腿骨外側上顆の摩擦によっておこると書きました。
では、実際になってしまったらどうすればいいのか。



簡単に言うと腸脛靭帯の柔軟性の改善と、ランニングフォームの改善が求められます。




まず、腸脛靭帯は大殿筋と中殿筋と大腿筋膜張筋から移行して腸脛靭帯へと続いています。
と言うことは、腸脛靭帯そのものをほぐすことも大切ですが、繋がりをもっている大殿筋、中殿筋、大腿筋膜張筋にアプローチすることでも、腸脛靭帯の柔軟性を改善します。
股関節運動の制限の具合でどこの筋肉が短縮しているかがわかるので、その筋肉を中心にアプローチを入れていくと改善も早いでしょう。



また、大腿四頭筋の1つでもある外側広筋の緊張も原因の1つと考えられるので腸脛靭帯炎の際はこちらもほぐすなどしてみてください。



以上の部位のストレッチや筋膜リリースを行ってください。
走る前に行うのも効果的です。




パーソナルトレーナー
伊藤大輔