地中海の島に築かれたロサス王国では、魔術を学んだ国王マグニフィコが人々の「最も大きな願い」を預かり、毎月ひとつだけ叶えていた。17歳の少女アーシャは、祖父サビーノの100歳の誕生日に合わせ、王の弟子になる面接を受ける。彼女は祖父の願いを叶えてほしいと頼むが、マグニフィコはその願いが自らの権力を脅かすと判断し拒否。さらに、叶えられない願いを持ち主に返すつもりがないことを知ったアーシャは王のやり方に疑問を抱く。失意の中で星に願いをかけると、空から光る生命体「スター」が降り立ち、アーシャは家族や人々の願いを取り戻す決意を固める。

物語序盤の国王は悪者には見えないものの、性格的な危うさを漂わせており、それが国王自身の生い立ちが深く影響しているようで、少し可哀そうな感じです。

自分の勝手な解釈ですが、国王は国民から「願い」を取り除くことで、その「願い」が叶わなかったときの絶望・悲しみから遠ざけようとしてただけだったように見えました。

アーシャが国王の考えに疑問を抱き、それに対抗しようとしたのは、主義主張の違いでしかないのではないでしょうか?
現代の国際社会や政治で繰り広げられている議論や権謀術数と同じで、どちらが正しいのかは結局のところ「勝てば官軍、負ければ賊軍」といったレベルでしかないです。
本作も、結局、アーシャやロサス国民の想いが国王を凌駕した結果、「勝者から見た歴史」としてストーリーが組み立てられているだけかなと。

国王の「願い」を取り除くという行動は賛成できませんが、このような物の見方や考え方があるというのは自分の引き出しにしまっておこうと強く思った次第です。

 

3連休の中日。時間が経つの速すぎです。

 

というわけで(どういうわけ?)、和食れすとらん天狗に行ってきました。

 

サーモンといくらの親子丼 ミニ蕎麦セット(2,244円)

 

サーモンは厚さも適度な脂も感じられて良き。いくらも久ぶりに食べましたが、やっぱ美味しいです。

お蕎麦は作ってから時間が経っていたのか、蕎麦同士がくっついちゃって大変でした。

自分的には、願わくばサラダが欲しかったなぁ。

 

思ったよりサーモンといくらの親子丼が小さかった。

お蕎麦があって良かったです。

 

お値段そこそこなので、リピートは・・・ないかも。

 

メニュー見ていて「サイコロステーキ」に興味がわきました。

だって天狗だもん。

1年半前にANKER PowerExpandを購入したあと、エレコムの類似製品を買ってみたり(これはブログに書いてない)、USB-C接続でHDMIや有線LANが使えるお値打ちハブの物色を進めています。

 

今回購入したのは、UGREEN 9-in-1 USB-C PD ハブ。

機器の正式名称が分からないのだけど、それでいいのか???

 

HDMIx1/USB-Cx1/USB-Ax1/有線LANx1があれば、自分の使い方に十分なんですが、意外とこの組み合わせを満たす製品がないのです。

有線LANを搭載する製品が少ないのに加え、SDカードリーダーとUSB-C/Aのポートの個数がトレードオフになっていることが多いです。自分はSDカードリーダーは不要(100均の製品で十分代替できる)なので、USBポートが多くほしい。

 

この製品は、SDカードリーダーが搭載されながらも、USB-Cx2/USB-Ax2となかなかバランスよいです。特にOutput側のUSB-Cが2基あるのは珍しいかも。

 

まだ使ってないですが、どうも値ごろな同ジャンル製品と自分との相性が悪いのか、HDMIが使えない(ANKER)とかUSB-Aが使えない(エレコム)とか、どこかに少し問題がある。

 

もっとも、このような製品は電源管理や小型筐体による放熱対策とか結構厳しそうなので、ある程度消耗品扱いなのかもしれませんが。

本当は、1万円を超える据え置き専用のハブを購入すべきなのでしょうが、かなりオーバースペックなんですよねぇ。

 

今度はちゃんと動きますように!

『すずめの戸締まり』

 

宮崎で叔母と暮らす17歳の鈴芽は、幼い頃の不思議な夢を見た朝、通学途中で草太という青年と出会う。気になって後を追った彼女は、山中の廃れたリゾート地で「扉」を発見し、引き寄せられるように手を伸ばす。扉の向こうには広大な草原と時が混ざり合う空が広がっていたが、鈴芽は入ることができない。足元の石を持ち上げると白い猫へと変化し逃げ去り、そこから異変が始まる。学校で鈴芽だけに巨大な煙の柱が見え、地震が発生。再び廃屋へ向かうと草太が必死に扉を閉じようとしており、二人は協力して“戸締まり”に成功する。草太は災いを防ぐ「閉じ師」であることを明かすが、再び現れた白い猫により椅子の姿へ変えられてしまい、鈴芽は彼を追って旅に出ることになる。

ミミズと呼ばれる摩訶不思議な存在が「扉」から出てくると大きな地震が起きてしまう。
草太は「扉」を閉じる「閉じ師」として大災害を防ぐために全国を回っていたけど、鈴芽が知らずにミミズを封印していた要石を外してしまったことから始まる大騒動を描いた作品。

背景にあるのは、どんなに悲しくても苦しくても生きることの大事さなんです。
日本で起きた大地震をミミズに例えて現世とあの世の繋がりを映像化しつつ、幼いころに東日本大震災で被災し母親を亡くした鈴芽の奥底に封印していた悲しみを重ね合わせることで、物語に重厚感が生まれています。


鈴芽の悲しみが史実に基づいていることから賛否あるかと思いますが、現世に残された人は精一杯生きてほしいというメッセージが強く心に響きました。

 

エンドロールが「希望」に満ちていて、とても良かったです。

 

ファーゴ夫妻のシリーズ久しぶりだな。

 

レミが夫のサムにプレゼントしようとした忌憚本が、実は毒殺された英国王が秘かに隠したといわれている財宝への道しるべとなっていて、このお宝を狙い続けていた悪者一派と一戦繰り広げるといったストーリー。

 

最初は「お宝」が狙われているとも夢に思わず、なぜか襲われていしまうファーゴ夫妻ではありますが、徐々に自分たちの立ち位置がわかってくると、持ち前の行動力で悪者と対峙してくところが見どころですかね。

 

英国王のエピソードが登場人物多すぎで多少意味不明なところがあるものの、正直、細かいことに気にせずどんどん読み進めてしまってよいと思います。

 

真の悪者がエンディングで前面に出てこない不思議な作品ではありますが、サム・レミの二人が十分に魅力を発揮している作品でもあり、同作ファンは十分楽しめると思います。

 

あとセルマの活躍が減っているような気がするのが残念なところ、最前線と兵站の絶妙な組み合わせが本作の魅力でもあるので、もっと活躍してほしいです。


出版社:扶桑社

ISBN :978-4594081102/978-4594081119

価格 :913/913(税込)