
メゾン・ド・ポリスシリーズ第二弾。
今度は、メゾン・ド・ポリスの住人で元科捜研の藤堂が主人公となって、元妻で鑑識課の杉岡も加わり、町工場の従業員で歩道橋で謎の死を遂げた男性の事件に迫るエピソードと、これまた退職前の事件で被疑者の自殺に追い込んでしまった夏目を中心として、警察の暗部に切り込んでいくエピソードが大きな柱の1冊。
本作も登場人物のキャラがキレッキレで、かつ個々のキャラのサイドストーリーがしっかりしていて、現職・退職問わず、悩みや決意など人間模様が色彩豊かに表現されています。
刑事モノって、得てしてハードボイルドだったり、熱血だったりするところが多いのですが、本作もご多分に漏れず男臭い集団の中に紅一点といったお決まりパターンとなっています。
他作品との違いは、男どもが退職警官であること、女性警官の成長物語となっているところで、このへんが新しいところです。
出版社:KADOKAWA
ISBN :978-4041070093
価格 :748(税込)