週刊漢字書けますか? その62 | 愛は限りなく ~DIO, COME TI AMO~

愛は限りなく ~DIO, COME TI AMO~

一粒の雨にさえ心揺れることもある。いつもどんな時も心閉ざさずに…。

本日の漢字クイズもよろしくお願いします。

いつものように片仮名を漢字に直して下さい。

主題は『心』です。



①心のヒダ


②心のキン線に触れる


③シャクに障る



①はかなり難しい。

新聞等で登場しても、平仮名で表わされる事例が多いでしょう。

ヒントは…『褒める』。

ここで何故『衣』なのか、との疑問はなしです。

ヒントはヒント(笑)

“かべ”を作っては困ります。


②は今回最も容易いかもしれません。

訓読みでは“和楽器”を表現しますね。

ならば、西洋の楽器はどうか?

疑問文になっていてもやはりヒントになります。


③はヒントを出すのがむしろ簡単ではない。

『かんしゃく』の『しゃく』。

よって、『かんしゃく』が書ける人には容易。

両者共に病垂。

『しゃく』の音を示す漢字がなく、適切な文言を提示できず、もどかしいです。



解答です。



①心の襞


②琴線に触れる


③癪に障る



①の『襞』とは、カーテンやスカートにある、折り目の見えない部分、いわば谷間を指すと私は解釈しています。

なので『心の襞』は心の奥深い部分を意味するのではないでしょうか。

ただし、これで『衣』や『辟』との結び付きを説明できないですよね…。

ちなみに『辟』の部首は『辛』で、『辟』がひとまとまりになっているのではありません。


②で申し上げたヒントは勿論『琴=こと』、西洋楽器としては『鉄琴』『木琴』です。

前者は最近では“グロッケンシュピール”と呼ばれる場合が多いです。

それは良いけれど、逆に漢字から遠くなるのは困ります。


③について、私は『癇癪』を病垂に“かんせき”と覚えました。

そもそもこの手の漢字は病垂が組み合わされる例が多いではないですか。

精神的にも肉体的にも良くない言葉でネ。

しかし、『間』とは異なり、門構えの中は『月』になるのをお忘れなく。




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Ibaraqui, le 14 mars 2024