Thank you for your wine, California | 愛は限りなく ~DIO, COME TI AMO~

愛は限りなく ~DIO, COME TI AMO~

一粒の雨にさえ心揺れることもある。いつもどんな時も心閉ざさずに…。

今日10月2日は『豆腐の日』。

特に危険ではないが、原料の大豆は専ら米国やカナダから輸入しているのが現状です。

あちらの農業生産者は、我が国のように集約的農法は採らず、広大な土地を数人で切り盛りしているのがよく見られます。

それでも自分たちの育てた作物が何に使われるかは恐らく把握しているのではありませんか?

とりわけ日本の業者の中でも“お得意さん”となれば、実際にそれが加工された豆腐を試食したとしてもおかしくありません。

 

クセの強い納豆はさて措き、万人向けの豆腐であれば米国人でも普通に味わえるはずです。

先にも触れたように、加工業者の豆腐生産者と材料にあたる大豆生産者の間で食の情報交換が行われ、そのなかで加工品の豆腐を米国の大豆業者に食べてもらったら、広がってもよさそうに感じます。

豆腐ではありませんが、商品を包む包装紙~実際はナイロン~に『私たちが生産しました』と大豆生産者ご夫妻の写真が添えられていた商品も過去見受けられました。

それ実は、納豆でした!

本当に完成品を食べたのかな(苦笑)

 

まさか米国人が毎日納豆を食しているとは考えられないですが、納豆向きの大豆にはどのような栽培法が理想か研究はしているでしょう。

豆腐用、納豆用、醤油用とそれぞれ大豆も向き不向きがあるのでは?

その豆腐がなかなか米国で普及しないのは、醤油がかの地で生産されていないからなのは明らかです。

もし米国で醤油の需要が高まれば、我が国から輸入するしかありません。

米国産の大豆を原料に、日本で作られた醤油をわざわざ輸入するくらいなら、自分たちで作ればよいのになあ…。

 

それにしても国産大豆使用の豆腐や納豆はこまめに探せば、結構見付けらるのに、日本産大豆使用の醤油は見ないですね。

全く売られていないとは思えないが、非常に高価なのは容易に想像が付きます。

国産大豆100%使用の味噌はたまに見かけるにせよ、同じくらいの価格であっても一般の商品よりかなり容量が少ないです。

つまり割高であるとの意味。

それでも私は国産大豆使用の味噌は必ず購入して、味噌汁の基にしています。

 

味噌汁が米国で受けない理由がいまひとつ理解できない。

各家庭で味付けが可能だし、野菜も大量に摂取が可能でき、良いこと尽くめではないですか!?

米国の食糧事情がどのような内容かは知りませんが、米食を習慣としている地域もあるらしく、そういった地域では味噌汁が好まれても不思議ではありません。

逆にパンやスパゲティには全く合わない。

特にスパゲッティと味噌汁との組み合わせは~ソースにもよりますが~喉が渇くのは必至でしょう。

結果的に塩分過剰摂取となり良くない。

 

『私たちにはできても、彼らにはとても出来やしまい』とは必ずしも言い切れない。

ワインはフランス、イタリア、スペインが今も昔も圧倒的な人気を誇っており、根強い支持があります。

ただし、今はカリフォルニアのワインも欧州ワインに負けず劣らず一級品の評価を得ています。

勿論、日本でも正当な評価が下されている。

米国人も本気になれば他国に負けない素晴らしい商品を生み出せる証拠でしょう。

 

歌にも登場しますね?

ローリング・ストーンズの“スウィート・ヴァージニア”(1972年)の中で♪Thank you, for your wine, California♪と歌われています。

ただし、当時は今ほどカリフォルニア・ワインの評価は高くなかったと思います。

別の角度から考えると、1970年代に入るとストーズはスーパー・バンドになっており、当然米国でも最高級の待遇を受けるようになっていました。

そんな人たちに供給するワインとくれば、カリフォルニアでも最高級の品でなけれrばならない。

 

いくら当時欧州に遅れを取っていたとは言え、カリフォルニアのワイン造りの歴史は古く、瓶詰業者にも高評価のところがあっても不思議ではない。

そういった業者のワインがストーンズに出されたのだと思う。

非常に単純に考えると(苦笑)

 

そこは新大陸・旧大陸の違いはあれ、西洋人同士だから嗜好もそう変わる訳ではないですから。

逆に、自分たちが育て上げた大豆を元にした豆腐、味噌(汁)、に簡単に馴染めないのも理解できます。

豆腐屋味噌汁が米食が前提になるのは、わかります。

今の私は白米を食べずに、豆腐~醤油も何もかけない~や納豆を食べますが、他の日本人にさえそのような食べからはとてもお薦めできません!

 

米国人の間でも受け入れられる余地があるのは、ヴェジタリアンではないですか。

ヴェジタリアンなら、豆腐の良さをすんなり受け入れそうに見えます。

ちなみに私は以前奈良で一度豆腐ハンバーグを食しましたが、強烈に美味しかったです。

本来は、精進料理を少しオシャレにした献立だったのですが、とにかく豊かな風味とあっさりした食感、そして高価だったことをよく憶えています。

あれは米国人にも抵抗なく愛されそう(笑)

 

 

 

木綿、絹ごし、どっちが好き?

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Ibaraqui, le 2 octobre 2018