私が摂食障害になってから回復するまで | 世界一簡単で優しいダイエットの方法♡

世界一簡単で優しいダイエットの方法♡

*17歳~摂食障害→28歳頃回復
*回復後も残っていた“生きづらさ”も随分楽に。
*生きづらさの原因になってる自分の思い込みを知り、変えて行く事で世界が優しくなる。ダイエットも人間関係も昔より楽しく簡単になりました*





私は高校2年生、17歳の頃に摂食障害になりました。

そして10年後の27歳頃回復。



その経過や流れを簡潔に書いてみます。













16歳
それまで体型を気にした事は一度もなくダイエットと無縁だったけど、
人に「太った?」と言われて初めて自分の体型を
気にするようになる。
ダイエットの知識がなく、とにかく食べる量を減らせばいいと考えてやってみるけど続かない。

17歳
恋愛モチベーションに1ヶ月で7〜8キロ痩せることに成功。
しかし、ほぼ食べない+運動と言うハードすぎるダイエットのツケが来てある日お菓子を大量に食べてしまう。
その時に太る恐怖から逃げるために自己誘発性嘔吐をする。
その日から過食嘔吐の沼にはまるようになる。

18歳
高校の人間関係のストレスが多かったりで過食嘔吐もこの頃がピークに激しく、
少し体重が増えたら学校を休んだりを繰り返しながら何とか高校を卒業。

20歳
高校を卒業して社会人になってから少しストレスが楽になる(職場環境が良かった)。
高校の時程浮き沈みも激しくなく、仕事も休む事なく行っていたが、仕事が終わり帰宅したら過食嘔吐するルーティンの生活に。
誰にも摂食障害である事を話さず一見普通に、恋愛も遊びも楽しみ割と明るく過ごしていた。

27歳
勤めていた会社を辞め看護学校に入学する事を決意。
環境変化をきっかけに過食嘔吐を辞めたいなと思うが食欲のコントロールができない、、
(この頃は過食をコントロールできるようになったら嘔吐をやめようと思っていた)
そんな時、学校の栄養学の授業を聞きながら
自分があまりに不自然に食べようとしていない事に気づき
(人間に必要な栄養素や必要カロリーの話を聞いていた時にふとそれを感じた)、

「もう少しちゃんと食べよう」

と思うようになる。
そして、嘔吐をやめようと決意する。

嘔吐はその時からキッパリやめた。
そして以前よりは食べる事を許せるように。
けれどやっぱり太るのが怖くて毎日ランニングをするようになり少し痩せ、
周りにも「痩せたね!」と言われるように。
嘔吐もやめれて痩せる事もできた!とこの頃少しハイに。

そしてそこから数ヶ月ともたず反動が来て過食が止まらなくなる。
今思えばかなり飢餓状態だったと思うので当たり前の身体の反応だけど、
上手く行ってると感じていたので焦りと恐怖で押しつぶされそうになる。

けれどもう嘔吐の毎日にだけは戻りたくない!
でももう怖くて押しつぶされそう、、

そんな風に思っていた時に
ステップあやさんのブログに出会う。

あやさんのブログを読み漁り、
まずは嘔吐を辞める選択肢が間違いではなかったと知り
(長年の拒食や嘔吐で起こっている低栄養をまずは改善して満腹中枢を元に戻していかないと過食は止まらないと言う内容を読んだ。まずは過食をコントロール!と言うのは的外れだったとこの時知った)、
辛い中にも希望が沸いた。

どこまで太るか分からない恐怖を感じながら、このまま進んでみようと決めた。
この頃が今までの人生で1番泣いた時期。

変わった体型を見て情けなくて消えたくて仕方なくて、看護学校も何度も辞めようと思ったけど辞めずに卒業した。
休むことも結局そんなにしなかった。

ずっと許せなかった太ってる私で生きてみたことで見える世界があった。

「ずっと痩せてないと価値がない、大切にされないと思っていたけどそんな事なかった」

それを身を持って体験する事ができた。


嘔吐をやめてから止まらなくなった過食は結局半年くらいで落ち着いたと思う。
初めて満腹を感じた時は本当に感動した。

そこから少しずつ食べる練習をした。
体重は、過食が止まらなくなり人生でみたことない数字を見てしまってから心を守るために測るのをやめた。
(そして今も測ってない)

けど過食が落ち着いてから自然と体型も戻っていった。
必死でカロリー考えて吐いてた時に比べたら
ずっと食べるようになっていたけど、必死だった頃とそんなに変わらないくらいのサイズ感に気づけば戻ってた。

時々ぶり返す食べる恐怖、太るんじゃないかと言う不安もあったけど
「私は食べても太らない」
と言う言葉をお守りに進んで行った。
この言葉は今でも私のお守り。


食や体型に振り回されなくなってからも生きづらさはあったけど
(特に私は人間関係、恋愛を拗らせる事が多かった)

それも少しずつ経験していく中で学んだり気づいたりしながら現在も進んでいってます。



今も悩むことがゼロではなくなったけど、
漠然とした不安がベースだった毎日が
不安もゼロではないけど漠然と安心してる。

そんな日々に変わりました。






実は摂食障害だった過去を消したい私も少し前までいました。

けどわざわざ誰にでもかんでも公表する必要はなくても、
今の私があるのはあの時があったからだなと確かに感じるので

自分の為にも最近またこうして摂食障害について書きたいと思うようになりました。


そして私自身が抜け出すのが大変で、
すごく勇気がいって、
たくさん人に助けてもらったから。
私の経験が誰かの役に立てばいいなと思う気持ちも込めてブログを書いています。☺️





1番泣いてたあの頃でも、こんなに笑って過ごせる瞬間もちゃんとありました。

安心して笑って過ごせる日々は、きっと作れます。




読んでいただきありがとうございました🌸