by A. A. Milne
145ページ
みんな大好き、かどうかは知らないが、くまのプーさんです。
作者の息子、Christpher Robinが愛用しているテディベアを主人公にした物語。
プーさんと言えば、下半身丸出しでおっさん声の某ディズニーバージョンが有名だが、原作の挿絵も非常にかわゆい。そして、なんか想像していたのよりもちっちゃい!
とてつもなく食い意地の張っているプーさんだが、本人は意外とその事実を認めたがらない。ゆえに、欲望に負けて蜂蜜の壷に手を伸ばすときには、必ず何かしら言い訳を考え出す。
「中身が本当に蜂蜜かどうか確かめてみる」とか何とか。
かわいいから許されるけど、人間の大人だったらかなりうざい(笑)。
そんな困ったチャンを優しく受け止めてあげるChristpher Robinにむしろ萌える。
余談かつうろ覚えだが、岩波から出ているプーさんの日本語版では、プーさんが馬鹿なことをしでかしたときにChristpher Robinが言う、"Silly Old Bear!"という台詞を「ばっかなくまのやつ!」みたいに訳していた。
「さすがにそれはひどくね?」と、ちょっぴり切なかった思い出がある。もう少し愛のある言い方にしようよ。
「おばかさん」とか、関西人なら「アホやなぁ」とか(笑)。
英語はもちろん平易だけれど、ある意味不条理(?)な物語なので、論理的な文章が好きな大人のひとにはけっこう読みづらいところがあるかもしれない。
受験勉強で、論説文は得意だったけど物語文は苦手だったというならば、あまりおすすめできない。
それから、キャラの中で唯一文字が書けるというOwlとChristpher Robinの、変な単語やスペルに惑わされないように注意が必要。
上記の点を除けば、いい英語教材になると思う。
面白さ:★★★★☆
英語の読みやすさ:★★★★★
読み聞かせにオススメ度:★★★★★