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真ヶ谷城は、国道409号を上総牛久から少し東に行った北側の丘陵地帯に眠る。詳しい歴史はよく分からないらしい。

Google mapでは太子堂が目印になるが、近くに車を停める場所は無い。

 

この城へは、南端の太子堂から入るのが良さそうだが、その入口がサッパリ分からない。

このあたりの、一見あぜ道にしか見えない道を登ってゆくと、石段の上にお宮があった😮

 

これは太子堂ではなく、荒沢神社ということだ。

Google Mapでは拡大すると現れる。

 

右側に水平に伸びる道のようなものが伸びているので、これを行くと太子堂に出るかも知れない。

 

この社殿の右奥に、何となく踏跡らしいものが見えるではないか😮

 

この頃、踏跡と見えたので突っ込んでいったら倒木帯にハマったというトラップが多いのだが、ココは突っ込むしか無さそうだ…

 

ムム…

南の段郭のような場所に誘い込まれて尾根に登れないと思ったら、100メートルぐらい行ったところで左に折れて、尾根に突っ込んで行くではないか😮

 

ここは、登らせてもらおう💨

かなりの急斜面だが、踏跡は真っ直ぐに直登している。

ところどころの竹にピンクリボンが結び付けられているが、伐採する竹を示しているのでは無さそう…🤔

でも竹林は手入れが入っているらしく、倒竹は少なかった。

 

登りついた場所は、尾根から南東に張り出した小さな平場で、祠もあった。

 

背後は土塁と思ったが、登ってみると普通の尾根だった。

 

ここから北に進むと城内だと踏んで、進んでいった💨

竹ヤブはきちんと間引かれているらしく、倒竹はほとんど無い✨

 

しばらく進むと、前の尾根が突然バッサリ切れている😮

 

例によって非常に分かりにくいが、竹や木が群がって生えている奥が、バッサリ落ちている。

最初の堀切だ🙌

 

降りてみると…

 

それほど大きくはないが、土の曲線が美しい堀切だった✨

ヤブがないので、少し登ったところから見るこういう姿も絵になる✨

 

堀切の先は一旦高い尾根になるが、すぐに下がって東側に土塁、西側に曲輪が連なるようになる。

 

東側の土塁は、西の曲輪を守るように北に伸びている。

 
その西の曲輪、幅も奥行きも相当ある😮
 

先ほどから、正面にそびえる切岸の存在感がハンパない😮

この上は広い曲輪になっているはず…

 

その裾には、浅くて広い堀切状があったが、底が曲輪と同じ高さだった。

 

この斜面を歩いて登ると、広い曲輪に出た。

柵の中に畑もあって、今も使われているらしい。

 

ちょうど白梅が見頃だった。

 

城らしい感じのしない曲輪だったが、南東にほんのわずか、土塁の跡が残っていた。


曲輪の北端は柵されているが、隙間が多いので壊さないよう注意して出る。

東西に道が走っていて、西側から麓に降りられるようだ。

東に進むと、まもなく森に入って…

 

何じゃコレ?🤯


それは、東の方から入り込んでいる竪堀状だった。
そしてこれが、かなり下の方まで続いている😮
ここで右に折れ曲がり、さらに50メートル続いていて、その先も麓まで続いていそうな道になっている😮


ここに登城道と虎口があったのか…
登り切ると曲輪、というところ。

このあたりの城では、こういうガッチリ掘った竪堀状通路に驚かされる事が多いような気がする。


ここから、いよいよ主郭部に入ってゆく。

そこには、驚くべきものが待っていた😮

 

上総牛久 真ヶ谷城 その2 に続く)


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(2022年3月10日 記)