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守屋山城は蟻塚城の詰城で、主郭の裏へ抜けて山道をそのまま登ってゆくとたどり着く。


…のだが、いよいよ傾斜が急になって山肌に取り付く、というこの辺りで、踏跡が見えなくなってしまう💦

正面右に見える案内に従って左に進むが、登りやすそうなところを探して登ってゆく。


急斜面ではあるが滑落するほどではなさそう😊

朝から降ってた雨がしばらく止んでたけど、またポツポツ降り始めやがった…🌂

しばらく登っていると、小尾根上に段郭が現れる。
📷ヘタクソで見えね〜💦
けど、実際にはハッキリ段郭なので確かめに来て下さいませ😅

この周辺は郭5下で、全域に段郭があるらしいが、あまり広い範囲には踏み込まなかったので、ココしか分からなかった😅

尾根はすぐ上で、ひと登りで到達🙌
こういう時は現在位置がホントに分かりづらく、しばらく誤認していた💦
この案内のある場所は城郭の西末端の郭5で、主郭へは右へ進む。

その前に西の最末端を見に左へ進む。
すると…

立派な二重堀切でね〜が🤩

山城にありがちなヤブがまったく無く、地肌がキレイに見えるのもポイント高い🤗

内側の条

外側の条

城外側に降りて振り返る

やや大人しくなっていたが、土の地肌が美しい堀切だった✨
往時はカチッと直線的に深く掘られて、城内側には柵されて旗が立てられ兵士が見張りに立ち…
なんて緊張した様子が思い浮かんでくる🙂

今は美しい森だけど、当時はガチガチの城塞だったんやね…
中世の城を見ているといつも思うけど、400年以上も前の土木遺構を今でも見られるの、本当に凄いことだろう。
廃道とかだと、明治とかのものでも災害で埋もれたり流されたりして、跡形もなくなってしまった場所もある。
当時の歴史を肌で感じられる中世の城、もっと気軽に見られるようになって欲しい。

引き返して、主郭に向けて尾根上を進んでゆく。
尾根はホントに平坦で、スタスタ歩いて行ける。
幅は狭いがきちんと削平されて、曲輪や通路になっていたらしい。

しばらく進むと、突然、大きな段が現れる。
この上は郭3、主郭周りの心臓部が始まる✨

郭3奥にはすぐに次の段が構える。
上は郭2

裾には堀切も走っていて、いよいよ防御がものものしくなり、緊張感が高まってくる。
ワタシは心臓の鼓動が高まってくる…😅

上の郭2
すぐに次の段が見えている。

これを登ると、いよいよ主郭

裾の堀切も深く、鋭い😮
もう萌え萌え🤗心臓バクバク…



(2021年7月29日 記)