守屋山城は蟻塚城の詰城で、主郭の裏へ抜けて山道をそのまま登ってゆくとたどり着く。
…のだが、いよいよ傾斜が急になって山肌に取り付く、というこの辺りで、踏跡が見えなくなってしまう💦
正面右に見える案内に従って左に進むが、登りやすそうなところを探して登ってゆく。
急斜面ではあるが滑落するほどではなさそう😊
朝から降ってた雨がしばらく止んでたけど、またポツポツ降り始めやがった…🌂
しばらく登っていると、小尾根上に段郭が現れる。
📷ヘタクソで見えね〜💦
けど、実際にはハッキリ段郭なので確かめに来て下さいませ😅

山城にありがちなヤブがまったく無く、地肌がキレイに見えるのもポイント高い🤗
内側の条

外側の条

城外側に降りて振り返る

やや大人しくなっていたが、土の地肌が美しい堀切だった✨
往時はカチッと直線的に深く掘られて、城内側には柵されて旗が立てられ兵士が見張りに立ち…
なんて緊張した様子が思い浮かんでくる🙂
今は美しい森だけど、当時はガチガチの城塞だったんやね…
中世の城を見ているといつも思うけど、400年以上も前の土木遺構を今でも見られるの、本当に凄いことだろう。
廃道とかだと、明治とかのものでも災害で埋もれたり流されたりして、跡形もなくなってしまった場所もある。
当時の歴史を肌で感じられる中世の城、もっと気軽に見られるようになって欲しい。
引き返して、主郭に向けて尾根上を進んでゆく。
尾根はホントに平坦で、スタスタ歩いて行ける。
幅は狭いがきちんと削平されて、曲輪や通路になっていたらしい。

(伊那谷 守屋山城 その2に続く)
(2021年7月29日 記)