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ふもとの蟻塚城から山道を登り、尾根に出るとそこが城。案内にしたがって東に進んで主郭に出た。


主郭はそんなに広くない。
ソフトボールの内野ぐらいか…
削平はしっかり施されている


北側に土塁があり、今は小さな祠がある。
切岸は相当に急傾斜で、写真の奥にある東側の尾根に向かって鋭く切れ落ちていた😮
東側の尾根からの踏み跡は、先程登ってきた西側の堀切に至っている。

南東側の尾根を見下ろしたところ。
下に郭6が広がっている。そちらへ降りて行ってみよう💨

切岸はかなり急傾斜😮

郭6の下も急な切岸になっていた。
この尾根からの侵入に対する防御もシッカリしている

切岸の裾にはちっこい堀切

堀切は急傾斜の土橋で渡るようになっていた😮

奥の郭7

さらに奥まで、だいぶ大人しいが堀切っぽいのが並んでいる😮

そのうちの1本

尾根上の末端の曲輪先端は、虎口状になっていた😮
蟻塚城とは別の登城道があったか?🤔
先まで見には行ってないが…😅

さて主郭からは東にも尾根が派生しているが、切岸の急峻さに恐れをなしたワタシは、この尾根から主郭の裾をトラバースすれば出られるんじゃないか…
なんてヘッピリ腰なことを考えて、郭6まで戻ってから主郭南東側の切岸に取り付いた。
同じことを考えた先人がいたようで、斜面には水平に伸びる踏み跡があったのでスイスイ進んだが、途中で倒木地帯にハマり込んでしまい、難儀する事となった😅
バチ当たりめが!

何とか倒木地帯を突破すると、そこは尾根付け根の巨大堀切真ん前だった😮

さらに2本の堀切が並んでいるが、中央の条には倒木が多数折り重なり、荒れていた😢

外側の条は小さいが、きれいなV字を見せていた✨

東の尾根の遺構はここまでのようだ。

さて、雨はいつしか本降りになり、持っていた☂を広げて主郭に戻りはじめたが、西の方に向かって登る踏跡があったので辿ってゆくと、主郭西の堀切に登りついた。
何だ。ふつうに歩いて登れたじゃんか🤣

ラストは雨にけぶる主郭西の堀切を。

下山して雨雲レーダー見てみたら、強い雨雲が取り付いてたのは、私の周囲数キロの範囲だけだった💦
どんだけ雨雲呼ぶ男なんやねん🤣

【完】


★守屋山城
長野県伊那市美篶
蟻塚城からそのまま登る。駐車場は蟻塚城下
山城(比高160m)


(2021年7月30日 記)