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大町の市街地すぐ東の山中に眠る、木舟城

その存在を知って以来、キリ番にはココを攻めようと心に決めていた。

そんなに前ではないのだが…😅


何しろその規模が長野県下有数であるのに、築城者や経歴などが全く分かっておらず、築城意図などがまるで分からないのだそうだ。

2021年4月にようやく地元に研究会が発足したとの事で、調査等はまだ端緒についたばかりらしい。


これは見ておきたい😀と思って、通算500城目の城に選んだワケだが…


結論から言えば、真夏に登るような城ではない😱

💦💦🌿🌿🦟🦟まみれになりながら3時間も滞在しているようなトコロではない😨

もっといい季節に登ることを勧めておきますワ…

その後、研究会の手によって道標や熊除け鐘などの整備が進められ、2023年5月以降には登城会も開催されるようになったとの由。

ワタシも2024年6月に再訪した。その記事はこちら


車は麓の「山下集落センター」に停めて出発💨

アプローチは🌿の多い林道を登ってゆく。

しばらく行くと右手の山稜に取り付く山道が見えてくるので、そこへ入ってゆく。
林道脇のヤブで入口が見えにくくなっているので、山肌に刻まれた道を見逃さないよう注意。

10分ほどで尾根に登り詰める。

左へ進む。
すぐに段郭の連続が見えてくる😀

少し進むと、ひとつひとつの段郭が大きくなる

最初の曲輪まで、こんな段郭が多数連なっている。

そして最初の曲輪
ソフトボールするにはちょい狭いか、という程度

主郭方面に向かう前に、南側に派生する尾根を見に行く💨
こっちにも段郭が続く😮


3段ぐらい降りたところに堀切がある。
ちっちゃいけど、なかなかの美形✨

外側に土塁を盛ってるので横堀か?

末端はさらに相当下るようなので、このへんで切り上げて曲輪へ戻る。
そして曲輪直下まで来ると、石積みの跡らしいものがある😮
それとも戦闘時の投石用か?🤔

曲輪に戻り、上へ進むとさらに2段の曲輪が重なる。

奥は、こんもりとした塚で終わっている。

その裏へ回り込むと…

この堀切には驚いたわ😮
それほど巨大というワケでもないんだが、こんなに鋭いとは思わなかった🤩

少し登って振り返った様子
コレも絵になるなぁ✨



(2021年7月23日 記)
(2024年6月7日 その後の整備に関する記述と再訪編へのリンクを追記)