プールの辺りから記憶がうっすらな上、写真や動画を全然撮らなくなっていて、どうにかこうにか思い出しつつ書いてます。

(おまけにまた体調崩して寝込んで更新ができなかったという。寝込みながらも『星空下的黑潮島嶼』の再放送とNetflixの『角頭 大橋頭』は見た)





風呂から上がって何となくスマホを開いたら、台北で暮らしていた頃よく聴いていたミュージシャンの訃報を知り大ショックを受ける。いくらなんでも41歳は早すぎる!


悲しみにくれつつも、連日で歩きまわっている疲れによりベッド入ったら即爆睡。

そして翌朝七時、みんなで朝ごはん会場へ。


プールで台湾人一家に遭遇したきりだったけど、こんなに泊まっていたの?というくらい人がいる。

皆台湾人で、日本人もちろん我々だけ。ローカルな雰囲気が味わえていい〜。

(翌日泊まったホテルの朝食会場は、自分たち含め外国人しかおらず、よく言えばとても静かでした)


写真撮り忘れたけどビュッフェはパンありごはんおかゆ麺饅頭(マントウ)あり野菜肉フルーツコーヒー紅茶豆漿(サラサラした豆乳)、台湾ならでは両面焼き目玉焼き等等あり。


このホテルの人はみんなアットホームな雰囲気で、なにか聞けばいろいろと丁寧に教えてくれるしありがたい。


昨日プールで一緒だった台湾人ご家族が隣のテーブルにいてさっそく話しかけコミュ力を発揮する友。

ご家族は晩御飯は別のホテルのビュッフェを予約したらしい。

前夜の礁溪の混雑具合から考えたらそれが良さそう。


ご飯もしっかり食べ、渋滞とか混雑する前に足湯入ってかえろうかという話になり、確実に座れるしトイレもあるしということで高速バスに決定する。


足湯に入ってチケット買って、とかしていたらバスターミナル裏に公共の温泉プール発見。

地元のおじいさんおばあさんたちが泳ぐと言うか浸かってます。なんだここにあったのか!


よし今すぐチェックアウトして、短時間でもプールに入ろうかという流れになるも、

バタバタしちゃうから私はいいわー、荷物見てるからと母。


母にはまたこういうプール探すから次の台湾来た時入ろうねと言い、

(この辺から何でもかんでも未来の自分に託し出す。)

私も疲れているので入らず。


我々一行がなんか荷物持って日本語で話しているせいか、朝ごはんだろうパン片手に散歩中のおじさんが日本語で話しかけてくる。

僕は◯◯(日本企業)で働いていたので日本語が分かります、と。

日本から旅行できました。彼女たちは台北から来たんですよー、等々少しおしゃべり。

友親子が無事プールのチケットを買うのを見届けて良かったよかった、じゃ楽しんで!と去っていく。


バタバタしてなければもっと話したかったねえ〜。


友親子温泉プールをとても気にいる。楽しい思い出になったようで良かった!(友親子、この日からさらに二回台北から礁溪行ったとか。気温が上がってからは暑くならないようにプールに日除けがついてるらしい。夏はそういう工夫があったとは!)


高速バス乗って台北へ。



渋滞もなくスイスイ快適に戻れました。


バスでうたた寝して体力回復を試みるつもりがなんやかやで寝そびれる。

でも通ってた語学学校のあった科技大樓站をバスが通ったので、ちょっと嬉しい。



今日最終回見ました。

見返したい…と思っていたら5月1日から再放送ありです。


予算が1,6億台湾元で予告編の映像からして力入ってるし、王識賢が出てるから見たいわーと思っていて、

どうにかして合法的にドラマ本編見れないかと探し回った結果、

3話からテレビ局公式サイトの直播を放送時間に開いて見ることに成功。

ので1話2話はまだ予告しか見ていません…。


監督は『茶金』など手がけた人。


1950年代の台湾は火燒島(綠島)、当時の政治犯を収容した新生訓導處が舞台の、史実を元にした重厚なストーリー。

台湾大学(日本で言う東大)の医師陣から教師、農村出身の17才やその家族、国民党の軍人とその家族や島の人々、群像劇で中でも医療もの要素多めにあり。


題材が題材なだけに、短い文章でそんなふうにまとめてしまいたくはないんだけども…。


台東の海は黒潮で、黒潮というのは栄養が乏しいけど多様な生物を育むんだとか。

様々な立場の老若男女が島で生きる様を黒潮の海に例えつつ、

星空の下の黒潮の島、というタイトルも暗闇の中に光を見出しそれぞれの命を懸命に全うしようとする人々の姿を準えてるんだと思いました。

毎回固唾を飲んで見守って、二話ずつ放送の二時間があっという間でした。(最終回は一話のみ放送)



以下ちょっとネタバレ含んでるかもしれないので気になる方は読まないでください。



無知なりに、ネットで見られる範囲で緑島の新生訓導處や白色テロ下の被害者の方々について少し調べましたが、ドラマがいろいろと細部に渡って史実に基づいているところが多々あります。

それぞれの人々のエピソード(特に医師たち)だとか、中秋節の舞台の背景とかそっくり同じだし、楽器や望遠鏡などなんでも手作りしたとか、島の中を少しは歩き回れたとか。(小琉球だとそれは出来なかったと)


時代背景的に(日本語世代が現役バリバリで働いてる時代なので)日本語がたくさん出てくるのですが、

とある登場人物の回想シーンで、桃太郎の歌のメロディがさりげなく流れるところなど非常に胸が詰まり…。もう私は桃太郎の歌聞くたびにこのドラマを思い出しそうです。



今回の旅行について礁溪温泉の話をした時に、母が台湾の水着で入る露天風呂に行ってみたいと。


…どこにあるのか全然知らない。

友も台湾の露天風呂(台湾だと水着水泳帽必須)自体入ったことないしそもそも礁溪も初めて行く。


とりあえず他のホテルにわざわざ行くのは移動が面倒だろうと考え、部屋風呂だけではなく温泉のプールがあるホテルを予約。


で、礁溪で泊まったホテルのプールは最上階にあり。かなり古めですが広めのシャワールーム(それぞれシャワー二つ、備え付けボディソープやシャンプーも一応あり)がふた部屋あったので、各家分かれて全身洗ったのち水着に着替えプールへGO。

シャワールーム横には脱水機、プール横に荷物を置く棚もあり。1人先に来てみたら誰もいない。


どこからともなくホテルの人が現れて、私にいろいろ説明をしてくれたんだけど、すごい早口なので、途中から聞き取ることを放棄して適当に相槌を打つ。


ここで聞き返さないからリスニング能力がいつまで経っても微妙なんだよなあ。


でももう旅行3日目で、毎日朝から晩まで出歩いてるからなんか疲れてめんどくさかったのと、他の人が来たらまた説明しに出てくるのかなって思って…(※再登場なし。みんなごめん)


説明の内容は十分に一回はプールから出て水を飲んでくださいしか覚えてない。しっかりプール脇には紙コップと水飲み機あり。温泉〜。


母や友親子もやってきてワイワイしていると、台湾人ご夫婦とその子供達(中高生くらい)登場。このホテル来て初めて他の宿泊客に遭遇。



プールが二つあり、一つの温度は温水。ジャグジーの他に、ボタンをうっかり押すと全然止まらずすごい勢いで水が出てビッチャビチャになる装置もあり。

もう一つの方は普通に浸かれる作り。


オープンエアなので、3月の夜風もまあまあ涼しいためプールから出ると温まった感はさほどない。つまりずっと入っていられる。


ひとしきり楽しく遊んだり浸かったりした後、母がもう戻ろうかな〜というので、一緒に先に戻る。


私は熱いお湯にも浸かりたかったので、部屋風呂で温まり。宜蘭の湯はさらっとしていつつ肌が通常よりしっとり。温泉、やはり最高。