お茶を楽しんだ後は礁溪の駅に戻る。


駅構内にハンコあり。

カバラン醸造所にもあったな。(宜蘭駅では見落とした)


メインストリートに向かうととてつもない人です。こんな混んでるの?と思うレベルで混んでいる。土曜日パワー半端ない。

前来た時は日曜だったから、ほどほどの混雑だったのね。



いろいろ催し物もこの日はあって、湯圍溝溫泉公園の足湯の辺りも舞台のようになっていてみんな見物している。

近寄ったうちの親曰く「なんかマッチョな人がパフォーマンスしてた!」らしい。

朝のうちに足湯入っておいてよかったねえ〜。


結局、全員そんなにお腹空いてないので葱油餅を食べることにする。

宜蘭といえばネギ!前回は食べ損ねた!

台北でも宜蘭のネギ使ってる店はあるけども、その土地で食べる事に意味があると言うことで…。



私は蝦餅の方にしてみた。




作っては焼き作っては焼き、こちらのお店も大盛況です。このお店の蔥油餅は蝸牛式だそうです。

言われてみればなんだかかたつむりの殻というかドーナツ型というか。


蝦餅の方は、通常の蔥油餅に小さなエビが一匹入って20元の差でした。
でもネギたっぷりに胡椒がちょっときいてるのがまた良くて、おいしゅうございました。


イルミネーションやら見たり



撮った写真がこれしかなかった。(絵文字で人を隠す)

日本じゃなかなかお目にかかれない感じのベタみたいな魚のランタン?が眩しい。


ご当地有名パン屋の亦順軒で買い物したかったけど、何が売ってるかも判別できないくらいの混みようで入店断念。


おまけに駅前のだだっぴろい寶雅(コスメや食品、雑貨日常用品もいろいろ揃えたチェーン店。ここの店舗は平屋建てでかなり広い)に寄るのも忘れた!


今月また宜蘭礁溪に行った友が亦順軒に行けたそうで、美味しかったー!通っちゃうかもと気に入っていましたわ。私の分もたくさん食べてね〜!


ゆったり過ごせる、清潔でレトロかつ素敵なお店だったので、宜蘭に行くなら再訪したかった!


カバラン醸造所の帰り、時間的にもいけるのでバスを途中下車してみんなでお茶しに行くことに。

陽大醫院新院區の停留所から徒歩3分くらい。


予約もせずに行った我々を迎え入れてくれた老闆(お店のご主人)、ありがたいことに一昨年来た私のことを覚えているよと当時のエピソードも。


お久しぶりですー母と友達と友の息子連れてきました〜みたいなことを話しつつ、靴を脱いで入るお店なので入り口のところにいたら店内からお客さんが出てくる。


なんと友の元同僚の方だった!

思わず字も大きくする。


LINEでたまに連絡はとっていたけど、まさかの10年ぶりの再会らしい。

台北の会社の話なので台北で再会ならわかるけど、こんな偶然あります? 


老闆曰く、一ヶ月ぶりの日本人客が我々らしい。

離れのお座敷席へ。茶席セット人数分を注文。

老闆がお茶を淹れてくださるというもの。

私は台湾ならではの畳敷きありの茶芸館大好きです。


お茶菓子。様々な種類の美味しいお茶を楽しみながら、いろいろとお話させていただいた。





状態の良い台湾マジョリカタイル(大昔に日本製の、台湾風の意匠を施したタイルが富の象徴として建物や家具の装飾に使用するのが流行した)も、そこここに飾られているんだけども、新しいレプリカではなく当時のものだとか。


老闆、日本には旅行は一回だけ行ったことがあるだけで、本を見てこのお店の和風のしつらえをデザインしたと。

リフォーム時の建物の写真をおさめたアルバム見せてもらったところ、元はかなり傷んでいたのを老闆のセンスでこんな素敵な古民家茶芸館に…。


母、お茶菓子の土マンゴーのドライフルーツの酸っぱさを気にいる。迪化街で買っておけばよかったなー。


息子くんも元々お茶好きなのに加え、大人に混じっての茶席が楽しかったそうです。

中国語がわからない我が母に通訳もしてくれた。

友親子が訳す方が、私が訳すより全然真剣に聞いてるからありがたかったわ〜😂


友も二十四時間ここにいたいと言ってました。私もこんなおうちに住みたいわ〜。て言うかまた来たいわ〜。友親子は今月再訪したらしい。フッ軽素晴らしい。


老闆ワンオペのお店なので、のんびりお茶を楽しみたい方におすすめです。

茶葉も取り扱っているので、ここで買って帰ると言うのも可能(私は買った。無論おいしい。何があるかはその時の仕入れによる)。


閉店の時間までお邪魔して、店を後にし駅には徒歩で戻る。

私がGoogleマップで道を調べようとする時には、もう現地の人に道を尋ねている友。流石すぎる。

友のコミュ力の高さに平伏。見習いたい。


礁溪の駅から宜蘭駅へ。


駅のホームで通過する貨物列車


幸福セメント会社って名前がいいので思わず。


各駅停車でも二駅で即到着。

下戸のくせにカバランのウイスキーはおいしいと思いはや数年。来てみたかったカバラン醸造所へGO。


宜蘭駅からカバランの醸造所まではタクシーで30分くらい。バスもあり。

バス乗り場はタクシー乗り場と同じ側。

轉運站のある出口とは逆←間違えて人気が全くない反対側に一度出てしまった我々一同。


このアングル見たことある。広々していてとても綺麗。





映えスポットみたいなのも所々にあります。



この日も台湾の連休なので家族連れたくさんで賑わってます。


ところどころにランが飾られております。


日本語ガイドツアーは13時から。予約取らなくても、ガイドさんに伝えてそのまま参加している人達も。(我々は予約した)





モルト。燻してあると香りが違う。





展示されている中文&英文の案内文章もユーモアありなので同様に楽しめます。



窓越しにいろいろ見せてもらえます。

30分くらいで、楽しくわかりやすい内容でした。


30分どころか3分も話せないよな私…日本語でもできるのかって話よ。はいもっと頑張ろう😂


カスクって何って調べることもせず、ずっとうっすら疑問に思ってましたが樽のことなのだと知る。


ガイドさんはカバランならシェリーカスク推し。

(熟成させる樽(カスク)が元々なんのお酒の樽かによって風味が変わってくる)


ツアー後は醸造所2階の伯朗咖啡館でランチ。

席が広々していてとても良い!


大人三人はカバラン入りコーヒーも頼んじゃうぞ。

店員さん曰くホットの方が香りがいいとのこと。

注文時に奶油(クリーム)がなんとかかんとかと聞かれ、適当に聞き返さずいると答えたら、

全部無料トッピングでクリームのせのウインナーコーヒーになってました。


食事メニューは種類が少ないからあんまり期待してなかったんだけど

アツアツだし味もちゃんとおいしい。


でもピザはマルゲリータのはずなんですが、バジルはどこ。

(私がまとめて支払ったためレシートを見返しながら)

台湾の方のレポを読むと平日はもっといろんなメニューがある模様。


席がとても広々していて、外の緑も見えて良い感じです。


カバラン飲み比べセットは、三つあるうちの世界冠軍組をチョイスし800元。



カフェ横のバーみたいなところにこんなメニュー表あり。

カクテルやバックスキンビールだのもいろいろあり。


注文すると、伯朗咖啡館の席に持ち込んでいいよ!とのことで持ち込み食後に大人三人で飲んでみる。


無料配布してるけど、飲み比べセットを受け取る時にカバランのカタログ日本語版をくれました。

中文版もくださいーと言ったら、カウンターの中から配ってない立派なやつも頂きうれしい。

(違いは、大きい方は文章が微妙に長い)




三重奏套組合世界冠軍系列(トリオフライトセット ワールドチャンピオンシリーズ)


左から

噶瑪蘭經典獨奏波本桶威士忌原酒(カバラン ソリスト 

exバーボン カスクストレングス シングルモルトウイスキー)

噶瑪蘭經典獨奏VINHO葡萄酒威士忌原酒(カバラン ソリスト ヴィーニョ バリック カスクストレングス シングルモルトウイスキー)

噶瑪蘭經典獨奏Amontillado雪莉桶威士忌原酒

(カバラン ソリスト アモンティリャード シェリーカスク シングルモルトウイスキー)

チェイサーのお水つき。


お高い商品なだけあって、どれも名前が必殺技くらい長い。


1番目のは炭酸水買って持ってくれば良かったーと思いながらも飲む。(ひどすぎる感想。これも飲んだことあるカバランウイスキーの中ではだいぶ高い方なのに…)


けど2番目3番目は下戸にはやはりきつい中にも香りや後味もなんか別格で良い。

三人一致で3番目が特にすごく香りも後味も良くて、おいしかったという結論に。


樽が違うと風味も変わるからどうのこうのです。

同じ世界チャンピオンシリーズでもこんなに違うのね。


その3番目、噶瑪蘭經典獨奏Amontillado雪莉桶威士忌原酒

(カバランソリストアモンティリャードシェリーカスク。そしてやっぱりシェリー樽なんだなこれも)、

一階のショップにて小瓶で買おうとしたけど、現品のみ販売だったので諦める。


今調べたら日本での販売価格はもっと激しく高くてびっくり。買うなら現地か台湾の酒屋か免税店…!


誠品日本橋にこの間行ったので、カバランのコーナーも見てみたけど、シェリー樽のものはオロロソだけでした。


大人に連れてこられた友の息子くんは、お酒は嫌いだけど(当たり前)醸造の施設やガイドは面白かったらしい。

私も社会科見学で工場行ったの楽しかったもんなあ。


マルチリンガルの道を歩みつつある友の息子くんは各国語版のカタログ読み比べもし



おいしいジェラートをみんなで食べ(ウイスキーいりジェラートは別のカップに購入し大人達だけで食べ)




お茶の試飲もし、美味しいのでショップで現品を買い、


正門の向かいに駅に行くバス停あり。

停留所の名前、金車酒廠はそのままだけど、蚊煙路ってまたすごい名前。

確かにここは蚊がいそうな藪の傍でしたわ。