モダン金継ぎ【グルー継ぎ】はありのままの姿を認めて大切にするハンドメイド -12ページ目

モダン金継ぎ【グルー継ぎ】はありのままの姿を認めて大切にするハンドメイド

ハンドメイドだからできる、暮らしの中から楽しみながら持続可能な社会を実現すること。
無理するのではなくて、頑張るのでもなくて、ゆるく、楽しく、それでいて、ちゃんと未来の子供達に今よりもっと良い社会を残したいと考えるためのブログです。

今感じること、思うことを

素直に書きます。


まず、ここ数年これからの

暮らし方、生き方を考え続けてきました。

そんな中での、1月1日

家族全員が集まる中起こった震災。


何を大切にし、何を手放し、

自分にとって幸せな生き方を

さらに強く考えるきっかけとなりました。


違和感を持つもの、

なんとなく続けていたこと、

辞めたいけれど辞められずにいたこと、

人の目や考えを優先して、我慢していたこと

その全てを手放す勇気を持ちました。


持ち物でも、

高かったからとか、

珍しいからとか、

いつか使うかもしれないとか、

そんな理由で使っていないのに、

所有し続けていたものを

思い切って、処分することにしました。


いつまた震災が身近に起こり、

全てを無くす可能性がある時に

本当に必要な、大切な

人や、ことがらや、ものとだけ

関わって暮らしたい


そんなふうに強く考えています。


ビジネス面でも、目先の利益ではなく、

違和感が拭えない企業との関わり方も

積極的に改善していきます。

それでも違和感が残るなら、

お付き合いをやめることも覚悟をしています。


驚かれたり、不安になられたり、

そんな私に違和感を持つ方も

いらっしゃるかもしれません。

でも、私が自分や自分の会社を好きでいるために

そのような選択をしたのだと

認めてくださる方と、

永くお付き合いをしていきたいと思います。










「グルー継ぎなんて、絶対やらない」

「あれは、興味ない」

と、散々グルー継ぎをコケにしていた、グルーデコ講師の1人が、

先日私のグルー継ぎのワークショップに参加してくれた。


え?なんで?

グルー継ぎ、ディスってたのに???、


と、驚く私を置いてけぼりにしながら、

彼女は、すいすいと初体験のグルー継ぎを楽しんでくれた。


それも、嬉々として楽しげに。


そして最後には、


「これ、いいね!みんながハマるのが分かる気がする!」と、2つもワークショップを受けた後、

材料まで買って帰ってくれた。



アンチも唸らすグルー継ぎの魅力

こういうことが起こるのが好き。

初めからみんなに受け入れられるとは思わないし、

全ての人に好きになってもらおうとも思わない。

でも、あまり興味がなかった人に、興味を持ってもらることは、

作ったものとしては、とても嬉しい事です。







グルー継ぎは、本金継ぎとも、簡易金継ぎとも
全く違う修復技術です。

簡易金継ぎは、本金継ぎを簡単にしたものですが、
グルー継ぎは、そういうものでもありません。

全く違うものなのです。

もちろん、本金継ぎの目指すものと同じではあります。

割れたり欠けたりした器を
捨ててしまうのではなく、
その傷や痛みをあえて見せることによって
新しい魅力を加えられた、価値ある器として甦らせる。

漆を使わず、現代の技術だから生まれた
漆よりも強度があり、たくさんの色も作れるので、
その接着剤のみで、割れや欠けを魅力的に甦らせることができる。

実は、グルー継ぎをするために
金継ぎを習い直そうかと思っていたのですが、
あえて、習わない方が、グルー次の魅力を表現できるかもと思ってやめました。

本金継ぎや、簡易金継ぎとは
全く違う魅力がグルー継ぎにはたくさんあります。
もちろんその逆もあるはず。

私の教室には、本金継ぎの先生や、
簡易金継ぎをずっとされていた方などが
たくさん来られます。
その方々とお話をしていて

グルー継ぎでしかできないことが沢山あることを教えていただきました。

これからは、グルー継ぎでしかできないこと、
グルー継ぎだけの魅力を伝えていきたいと思います。



サスティナブルプロダクトとして、グルー継ぎをリリースして3ヶ月経過しました。

多くの方々から、グルー継ぎのハンドメイドに対する高い評価をいただいており、これは私の想像を超えています。

こんなに高い評価をいただけるとは、正直、予想していませんでした。そして、グルー継ぎを通じて多くの方から感謝の言葉をいただいています。

その一部をご紹介いたします。


お母様と共に、食器の修復をしながら、
思い出話や、食器の価値を教えてもらったりと、
身体が不自由になり、出歩けなくなっても、楽しい時間を過ごせています。

高齢者施設でのワークで、楽しんでもらいました。
皆さん、とても喜んでくださり、
思い出の食器やインテリアを治すことができて、元気が出たと、次回もリクエストいただきました。

小学校のお楽しみ会で、みんなで自宅にあったかけた器をグルー継ぎでなおしました。
どの子も笑顔で個性的な器が完成しました。
ありがとうございます。

地震で割れてしまった、亡くなった母の思い出のお茶碗を捨てられずにずっと持っていました。
いつか、金継ぎで直したいと思っていましたが、なかなか手が出ず、この度、グルー継ぎを知り、ワークショップで元の形に戻すことができました。
大切に母の思い出と共に、使い続けます。

息子からもらった、お土産のマグカップを修復してくださり、ありがとうございました。
大切な思い出だったので、嬉しいです。
毎朝、これでコーヒーをのみます。

これはごく一部です。
このように、たくさんの方へ笑顔をお送りすると共に、
いつか処分される予定だった食器やインテリアを
皆さんの手でなおしてもらえ、また大切にしてもらえる
グルー継ぎの目的が確実に果たせていることが嬉しいです。

これからも、社会に求められるハンドメイドを
グルー継ぎ講師の仲間たちと、日本中、いえ、世界中に伝え続けていきたいと思います。

そして、グルー継ぎをきっかけに、持続可能な社会の実現を一人一人が意識して暮らす社会の一役を担えられたらと、願います。








気づけばまた時間が経ってしまいました。
最近は少し長文は"Threadsスレッズ"に書くことが増えて
それ以上の長文がブログ。
の流れになっています。
後ほど、Threadsのリンクを貼っておきますので、
良かったらそちらも読んでくださると嬉しいです。

で、今日は少し長文になるので、ブログの方へ

私が作ったハンドメイド"モダン金継ぎ・グルー継ぎ"が、有難いことに少しずつ認知され始めてきて、
色んな方々から、お声をかけていただくことも増えてきました。

また、育成している講師の人数も、今月で100人を超えそうな勢いです。

講師が100人にもなると、まぁまぁ色んな事が起きてきます。
グルーデコの時でも同じ様な感じでした。

私としては、「そろそろ始まったか」という感じ。
すでに、グルーデコで経験済みなので、慌てたり、焦ることもなく、
その時が来たなという思いです。

ご想像がつかれると思いますが、
良くも悪くもやらかす人が出てくるのです(笑)

私の協会の方針が
「なんでも怖がらずやってみる、ダメなときはこちらから直接本人に注意をするから」
という感じの、規則や、ルールは殆どなく、
自由に活動をしてもらうスタイル。
そして、やってみて、トラブルになったり、間違ったりしたときは、
協会が責任をもって講師と一緒に修正していく。

あれダメ、これダメ、言ってたら、
育つものも育たない。
放任主義の協会です(笑)

だからこそ、天才も出てくるし、すごい技術も生まれる
問題も、もちろん起こりますが、ポジティブに解決すればそれで良いこと。

だから初めに言った「やらかす人」も出てきます。
私はそれを笑って受け止める。
だって、それはマイナスではなく、プラスです。

どんどん間違えば良いし、どんどん失敗もすれば良いと思っています。
そこから生まれることや、そこから気がつくこともたくさんあるから。

ただこれだけは言えること。
なんだか、モダン金継ぎ・グルー継ぎという名前だからなのか、
本金継ぎと同じ様にしたいと考える人が多い!
いや、いや、本金継ぎじゃあないから(笑)
本金継ぎじゃないから、面白いし、役に立つのです。

本金継ぎではできないこと、ができるから、楽しいし
本金継ぎとやり方が全然違うから、受け入れられるのです。

もちろん逆に、本金継ぎでなければできないこともたくさんあります。
グルー継ぎは、ヒビにグルーを染み込ませたりなんて出来ません。
「本金継ぎでは、そうするのです」と言われても
「だから、本金継ぎとは違うから!」と、笑って答えます。

だいたい、グルー継ぎのヒビの修復は、本金継ぎの様に何回も染みこまさなくても、簡単にできちゃうから‥
そういうところが、グルー継ぎの良いところで、
本金継ぎとは大きく違うところ。

全く違うものだから良い!

グルー継ぎの魅力をたくさんの人に伝えたい
そして、使い捨てせず、
良いもの、大切なもの、思い出のものを
修復しながら長く使い続ける文化をカジュアルに広めたい。

そう思っています。


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