連日ある現場入っている。

その現場は1年に1度、仕事の機会が訪れる。

この現場、気の重い状況がひとつある。

連日、昼夜、同じ弁当が支給される。

地獄だ。

食糧難の時代を経験した方や、
食糧危機に直面している場所の方々には、
とても忍びない贅沢なわがままなのだが、
・・・辛い。


こらえきれず、とうとう主催者に進言した。

連日(約1週間)、昼夜、おなじ弁当・・・・やめて!


食事は他の段取りと違って、
生命活動の一環なのだ。
体調に直結する。

与えておけばいい、というものではないのだ。

与えられれば、
食べなければいけない、残してはいけない、
と、道徳的理不尽な、大きな負担が生じる。

ちゃんともの申さないと、気付かない主催のご夫婦なので、

「お弁当は仕込みの日だけでいいですよ、
あとは時間の余裕があるなら、
自分のペースで、自分の体調に合わせた食事をしますから。
お弁当代、節約してください。」

と、低調に苦言とお断りを入れた。

主催者のご好意、ご配慮、
・・・・ごめんさない。

ほんと、ごめんなさい。

東京 永青文庫で開催中の「春画展」

連日、ずいぶんな人気らしい。

公式サイトのTwitter情報で、盛況振りが確認できる。



早く行きたいんだよ、行きたいんだけどさ、

チケットまで購入してあるのにさ、

なかなか行けるタイミングがないんだよ。


それに、期間を同じくして、銀座の永井画廊でも・・・


・・・・・・はやく、いきたい。

江戸の文化は、やっぽり、江戸で堪能しなきゃね。

春画って、どうしても最初は「結合部」に目がいっちゃうんだけど、
春画の面白さは、まずは「技巧と彩色美」
着物や部屋の装飾や線の繊細さだわね。
そして、なんといっても「書入れ」や「詞書(ことばがき)」。
絵の中に所狭しと書かれている草書体の文章ね。
もちろん、簡単には読めない。
同じ日本人なのに読めない。
つい150年前までは、誰もが読めた文字が読めない。
読めたとしてもトビトビでしか読めない。
でも、トビトビでも読めると、そいつが断然面白い。
「結合部」よりも断然文章が面白い。

所詮、浮世のものがたりだ。
絵師達や戯作者たちは、自分の名前を伏せてでも、
浮世のアホラシサや儚さを愛おしんだんだろね。

泰平の世の、文化旺盛の時代が羨ましい。
もらっちゃった

吉乃川株式会社 「雪中貯蔵 純米吟醸 吉乃川」



「吉乃川」公式サイトは こちら

新潟県長岡市にある酒蔵の、季節限定もの。

「雪中貯蔵」って言うぐらいだから、
新潟の深い雪の中で貯蔵しておいたもの。
なんだかそれだけで、新潟の雪の香りが漂ってきそう~。

原料のお米とこうじは「新潟県産」としか表記されていなかったけど、
日本酒度は +2  酸度は1.3
・・・まるで水のようななめらかさだね。
雪の中で寝かしてあったぐらいだから、
当然冷やして飲むのがいい~。

ただ不思議なのは、
このブログを書くために「吉乃川」の情報を検索してみたんだけど、
公式サイトには、雪中貯蔵の季節限定品の中に、
この「純米吟醸」が掲載されてない。
さわやかブルーラベルの「純米」と「吟醸」の2種類しか出てない。

そのページは こちら

これは謎だ!
「雪中貯蔵 純米吟醸 吉乃川」で検索しても、
画像も記事も全くヒットしない。
なぞだ、なぞだ、なぞだ!

も、もしかして、こ、これは!
ちょ~~~う、レアものか~~~っ?


・・・・・・

と、まぁ、そんなことはないだろうけど、
わたしのこころは、

ちょ~~~う、うれし~~~いっ!

のでした。


顔合わせしてから2週間以上・・・
今日、ようやくリハーサルの初日。
私たち「影の下僕たち」は、リハーサル後の深夜から会議。

約束していた設計図はまだ出来ないらしい。
案の定だ。
約束できないなら約束するな。
出来ないなら最初からやめておけ。
「いいものをつくる」などと戯言を言うんじゃないよ。
ひとりで好き勝手にやってんなら文句は言わんが、
時間切れの荒っぽい仕事の集まりで、
「いいもの」など出来るわけねぇじゃないか。

そして、いつも、設計屋だけが栄光の手柄を取っていく。

どうでもいいけど、
なんか、もうホントどうでもいいわ。

わたしには優しさなんてないよ。
やれない奴はこの世界に来ない方がいい。
遊びでやってんじゃねぇんだからな。
とっととやめちまいな。


はぁ~、愚痴ってやったぜ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

愚痴った翌日の追記・・・

深夜の会議で設計図が途中まで渡された。

途中までだが、根性は見せてくれた。

この設計屋、仕上がるものはとても面白いのだ。

面白いだけに、もっと早く取り掛かればいいのだ。

そして、じっくり取り組めば、もっと面白くなるはずなのだ。

じっくり取り掛かる時間があれば、

うちら下僕も、煮詰めていけるのだ。

半生状態でテーブルに出したって、美味しいわけがないのだ。

一度くらい、じっくり煮詰めたものを創ろうじゃないのよ、

プロなんだから。

今日も今日とてホール入り。

ホールって言っても、
今週のホールは一軒家の枯れた倉庫みたいな所だけどね。

10月も半ばだよ。
なんなんだ、この時の流れの速さは・・・。

あっというまに、太陽の周りを地球が1回転。
スピード、加速してんじゃないのか?

そういやぁ、先日、
でっかい、あの「スーパームーン」とやらを眺めてたら、
空を移動しているのがはっきりとわかったもんねぇ~。
月のスピード、いや、
地球の自転速度も加速しているんだな、たぶん。

なんか、意味もなく、
小布施の栗おこわを思い出した。

まったりしたいよね。