中古車インターネット販売成功法|中古車販売店や整備工場の販売サポート -2ページ目

中古車インターネット販売成功法|中古車販売店や整備工場の販売サポート

クルマが売れるインターネット販売のノウハウを提供。インターネットを使った中古車販売の秘訣を公開しています。中古車専門店や整備工場がインターネットやホームページを使って成功する方法など経営者必見の内容。整備工場や中古車販売店経営者向けブログです。

1月30~31日に福井県のクライアントさんへ今年一年の方針決定等の目的で定期訪問させて頂きましたが、同時期にクルマで30分程のエリアのお客様から新規のサイト構築のご相談を頂いていましたので、今回福井件から隣の西舞鶴へ移動しました。

今回のお店は、板金修理工場です。板金修理の他に中古車の販売も強化していきたいということで、我々にご相談を頂いたという状況です。


板金修理工場といえば、クルマの骨格について知り尽くしているというのが私の考えです。その得意なポイントを最も生かせる分野は何か?と考えたとき思いつくのは「修復歴車を板金職人の目線で説明する」という切り口です。メカニックがメカニックの立場でクルマを説明するとき、板金工場は修復歴の開示や塗装の状態、再塗装の有無など、クルマの事故歴や塗装の状態、キズ・へこみなど外装状態を適切に解説することができるのが特徴です。


わかりやすい言葉で言うと板金工場が修復歴車を徹底解説して販売する、というのは理にかなっています。修理歴は得てして隠されてしまいますが、「事故っているけどしっかり直っているクルマが安い」となれば、結構なニーズを拾えると考えています。

もちろん修理歴のクルマだけを売らなければならないわけではありませんが、キズや凹みを外装のプロの目線で説明できると、良い特徴になるのです。





1月の最終週、1月30日31日の土日で、福井県の西野自動車さんに伺っています。


西野自動車さんは、「福井県のホンダ車専門店」ということで、少しづつ、着実に努力して頂いているお店だと思います。

ホームページはこちら。
西野自動車は福井県高浜町のホンダ車専門店。良質な中古車などおすすめ車両販売中。


東京から行くとなると、米原駅で新幹線を乗り継ぎ「特急しらさぎ」まで行きまして、いつも敦賀までお出迎え頂いています。


そのお迎え頂いた車中での一言。

「どうですか最近は?」

「絶好調です」


いや~嬉しい。自分と一緒にインターネット販売を始めた時は、中古車販売はほとんど機能していなかったのですが、徐々に良くなってきて、今は昨年の2倍の売上台数まできたとのこと。ネットを活用してクルマの価値向上もこなしており、台当りも向上しています。

2016年は更に販売台数を強化していこうということになりました。そうなると、会社の体制も変える準備をしていかねばなりません。特にフロントまわりの改革が必要です。車検防衛率も他の会社が聞けば信じられない数字ですが、僕的にはさらに改善できるはずだと考えていて、ここにDM等で手を入れるつもりです。


なんというか、
北陸らしくひとつづつ着実に実行して頂きたいと思っています。




北海道から鹿児島まで(沖縄には仕事で行ったことはない)クライアントさんに呼ばれて行っていますが、最も旅情気分を味わえるのが、北陸です。毎度ながら、米原駅から乗り換える北陸線のホームの風景はなんとも味があります。日本海側への旅行は、もっと評価されても良いかと思います。金沢まで新幹線は通りましたが、北陸本線を使っての旅が良いと思います。クライアントさんの定期訪問等で、集客につながる計画立案などをやってきます。



北陸はお魚が美味しいですが、のどぐろのお刺身など頂いています。





翌日の打ち合わせ中の様子ですが、やるべきことと順序がしっかり定まっています。
今年1年の方針が決まったといえますので、あとは実行しながら数字や計画をサポートしています。


~後日談~
その後1番最初に実行して頂いたことに対して、非常に好感色で、行列ができたとの報告を頂いています。おそらく、今年の中古車販売台数の数字もボリュームがでるはずです。
1月22日、福岡県の中古車販売店さんに、ホームページ制作で訪問しました。福岡空港近くの中古車販売店さんですが、昨年の秋にオープンしたばかりのお店ということで、ホームページ制作と、その他集客等のアドバイスを依頼されています。

新規に中古車販売店をお店を立ち上げる際に最も重要な事は「お店のコンセプトをどうするか?」です。お店のコンセプトが事前にしっかり定まっていないと、絶対と言っていいくらいにお店は軌道に乗りません。


ホームページの制作は、当社のお申し込みページからお申し込み頂いていますが、契約やご入金は事前に済ませ、お会いするのは当日が初めてになります。訪問当日は福岡空港までお出迎え頂き、その日はお顔合わせとディスカッション。主にお店の状況を伺い、今後どうすれば良いかの方向性を確認します。翌日はお店のコンセプトを定めていきます。今回は「39.8万円」等のリーズナブルなクルマを安心して購入できるお店」という切り口を定めました。お店のコンセプトが定まってくれば、あとはどうすれば良いかが、おのずと見えてきます。



まずは友人知人のネットワークを使って周知徹底を図り、1台1台クルマを売っていこうということで、頑張って頂くことになりました。ホームページの制作については、当日写真を撮影して、コンテンツの構成を固めていますので、現在文章を考えていただいているところです。サイトの公開までは少し時間がかかりますが、合わせてサポートしていきたいと思います。



当日は雪でしたが、雪の合間をみて撮影。本当は天気の日が良いのですがまた撮影する機会があれば再撮影したいとおもいます。





翌日のお昼は博多ラーメンご馳走になっています。地元の方に人気のお店のようでしたので、とっても美味しく頂きました。




サイト制作のキモはコンセプト。コンセプトをどのような切り口で作るかが重要です。

1月19日、沼津のガソリンスタンドさんに訪問してきました。

整備工場向けの雑誌「せいび界」に寄稿させて頂いていますが、雑誌で企画物をやることになり、整備工場の募集を行ないました。「ホームページを活用して整備入庫を増やそう!」という企画です。


この企画のご応募頂いた整備工場さまの中から幾つか選択させて頂き、一昨日せいび広報社の編集者さんと一緒に訪問してきました。


沼津にあるSSさんですが、フルサービスのSSです。
昨今のSSはセルフが主流ですが、フルサービスのSSには、セルフSSには絶対にできないサービスがあります。それは給油客とのコミュニケーションです。


1円でも安いSSをさまようお客も多く、地域価格より1円でも下げれば給油客は増えます。
一方、ガソリン単価に関係なく「あのスタンドが好き」「あの人と話すのが安心」と、「人」を頼りにSSを選ぶひともいます。


どちらが良いかは、人ぞれぞれですが、この日伺ったSSはまちがいなく後者のSSです。そんな心あたたまるWEBサイトを作りたいなぁと考え、この日の面会を終了しました。

事務手続き完了後、あらためて製作に伺う予定です。
沼津のSSのホームページ製作
2016年最初の客先訪問は、埼玉県のオートバイショップのホームページ製作を依頼されて、訪問してきました。


昨年、京都府の旧車絶版車専門店エルオートさんから京都本店のホームページ製作を依頼されて完成させましたが、サイト公開後の早い段階から成果が出たため気に入って頂き、「埼玉の支店のお願いしたい」ということで、当日京都から経営者さんがお見えになり、現地で待ち合わせしました。

支店といっても、関東地方のお客さんに実車を見ていただくための「ヤード」の意味合いが強く、バイクショップと言える状態ではありませんが、京都本店の信用力で十分戦っていけるのではないかと思います。

そんな時に力を発揮するのが「バーチャル店舗」のホームページです。実店舗をオープンさせるためには大きなコストがかかりますが、WEBならカンタンです。バーチャル店舗を立ち上げるだけで「店舗」になります。今後1年かけて、関東の拠点を作るお手伝いをすることになりました。


埼玉のバイクショップ

店舗というかまだ車両置場という状態ですが、専門のスタッフさんが常駐して、メカニックも京都から派遣されています。



旧車絶版車専門店

バイクは、海外から直輸入した旧車・絶版車ばかり。以前は京都本店でメンテナンスしたバイクを運んでいますが、現在は埼玉支店でもメンテナンスができるようになっています。



特殊な仕入れルートを持ち、KawasakiのZ系やCBX、GSXなど、往年の旧車を販売しています。
海外から輸入されたまままの状態のバイクも多く。プロが業販したりと、その筋からも信頼されているショップです。


近いうちに写真撮影等で再訪予定です。
先週の週末は、クライアントさんのお店に動画の撮影で訪問してきました。
福井県のお店ですので、東京からは新幹線で米原駅まで移動、そこから特急しらさぎという特急で、琵琶湖をかすめて移動します。

福井県の自動車販売会社さんですが、ホームページを活用して徐々に確実な成果がでています。ご本人的には、当然まだまだ成果には納得しておらず、これからもっと成果を出していきたいとお考えになられていらっしゃるのですが、私は十分成果は出ていると考えています。

なぜなら、インターネットを活用することで、全くアプローチできていなかったお客にアプローチできるようになってきたからです。24時間365日、寝ていてもセールスしてくれるようになった、ということが何より素晴らしい。来年は今年よりさらに販売のボリュームもアップしてくるはずです。

ということで、ホームページの成果を実感していただけたので、今回はさらなる集客の柱を作るために、動画の撮影をしてきました。動画の撮影といっても、単純なプロモーション撮影で出かけたわけではありません。中古車販売店さんや整備工場さんのホームページ制作では通常私一人で訪問するのですが、今回はプロの撮影のスタッフも同行。2名で伺いました。今回の動画撮影の目的は、「検索にかかる動画を撮影すること」動画SEOは「VSEO(Video Serch Engine Optimization)」とはあまり言われませんが、あえて言葉にするとそんな感じでしょうか。

福井県の中古車販売店のホームページ

検索にかかる動画構成を考え、事前に尺や構成を考えておきます。当日はそれをインタビュー形式で撮影していきます。丸々一日かかる撮影となりましたが、これから編集作業が大変です・・






9月の某日、ホームページの制作を請け負っている福岡県の中古車販売店さんの所に訪問してきました。

今回の訪問の目的は、お店の短期中期の目標を定め、経営計画を定めること。

ホームページを作るということは、バーチャル上にもう1店舗オープンさせることに等しい作業が必要です。お店をオープンさせるわけですから、「今後どのように販売していくのか」「どのような方針でお店を運営するのか」など、多くの重要な意思決定に関わることになります。

逆説的ですが、ホームページを作るにあたって、お店の経営方針を見なおさなければならないことが起こります。例えばこういうことです。

ホームページに「当店は納車後3日以内にお礼状を出しています!好評です」と書いたとしましょう。でも実際それは現在できていないことである。こういう場合、お店で実際にお礼状を出す手順を作り上げなければならないということです。

ホームページに書かれている理想のお店を実現するため、現場を変えなければならないのです。こういうわけで、必然的にお店のサポートを行っている、というわけです。



今回はお店の経営方針の相談なので、具体的な内容は書けませんが、お店の強みを再度確認して、集客の方法やその他の方針を決め、短期の目標を定めました。
福岡県の中古車販売店ホームページ

一緒に中古的な集客やマーケティング全般のミーティングを実施。熱心にメモを取っています。
福岡の中古車ホームページ




東京から訪問しますので、飛行機で前入りします。会議前日には、一緒に店舗移転のためのお店を探すために、地域の空き物件を幾つか一緒に見て回りました。全体的には高めの賃料でしたが、きっと良い店舗が見つかるのではないかと期待しています。

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「中古車インターネット販売成功法」
クルマが売れるキャッチコピーとは?

みなさんは、お店の展示場やホームページの展示車両にはどのような「キャッチコピー」をつけていますか?


キャッチコピーなどつけていない?


そうですよね。
クルマを売るのにキャッチコピーなどつけていないですよね。「売っているクルマにいちいちキャッチコピーなど考えていない・・」というお店がほとんどなのではないでしょうか?展示車両にキャッチコピーを書くようにしているお店に出会う事は珍しいですよね。

ところが、これはインターネット上はもちろんのこと実店舗においても非常に有効で、強力な集客手段となりますので、ぜひ取り入れてもらいたいと思います。展示車に気の利いたキャッチコピーをつけることによって、そのクルマを一言で的確に表現し、お客のハートをググッと引き寄せる事が出来ます。

お店で使われているクルマのキャッチコピーというのは、ほとんどがフロントガラスを使って一行で書かれると思います。グレード表示や排気量表示などと同じように帯を出しますよね?「人気車!」とか、「フル装備!」とかです(これはコピーじゃないですが!)。ほかには「人気のブラック!」「特別限定車」(これもコピーじゃないですね)「走行距離少なし!」などと書くかもしれません。このようなキャッチコピー(というかこれらはアピールポイントですが)を、お店で見たりネットで読んだりしたユーザーは、果たしてそのクルマを欲しくなることがあるでのしょうか?きっと欲しくはならないのではないかと思います。

なぜって?
「そのクルマのイメージわかないから。」
キャッチコピーというのは、そのクルマを一言二言の文章で説明するものです。あなたのお店の車を一言で表す文章です。そのキャッチコピーが、クルマの良い所を的確に表現出来ていれば、ユーザーはそのクルマを一発で欲しくなってしまうわけです。特にインターネット上では文章が重要です。文章の完成度によっては、問い合わせの入り方などに歴然とした差が出ます。


それでは『売れるキャッチコピー』というのは一体どういったものでしょうか?
もし、販売するクルマに的確なキャッチコピーをつけることができれば、ラクに反響を増やすことができそうですね!クルマが売れるキャッチコピーというのは、先ほど示したような車のアピールポイントを羅列しただけのものではありません。あなたの書いたキャッチコピーを読んだ瞬間、購入後の自分が創造できるかどううか?です。


ここで非常にわかりやすい例としてあるメーカーの新車時に使われたキャッチコピーを例に考えてみたいと思います。

「子供と一緒にどこ行こう!?」

この業界の方であれば今更説明など必要ありませんが、「ステップワゴン」の新車発表時のコピーです。このキャッチコピーは非常によく出来たコピーだったわけです。その後、多くのマーケティングコンサルタントと称する人達が、このコピーをセミナーの教材に使ったり、解説本で引用したりしていますので、もしかするとあなたも目にしたことがあるかもしれません。メーカーの想定した顧客ターゲット層というのは、「30代くらいの比較的若めのファミリー層」をターゲットしたものと思います。ちょうど夫婦に1人か2人くらいの子供がいる家庭ですね。

「子供と一緒にどこ行こう?」というこのコピーのいわんとしているところというのは、「このクルマは、AからBに移動するための道具ではありませんよ!このクルマは、自分の大切な家族と、どこかに出かけていって楽しい思い出を作るための道具なんですよ!」ということを言っているわけです。「家族と一緒にどこか出掛けるならば、いま現在あなたが乗っているそのクルマよりステップワゴンの方が楽しいですよ~!」と言っているのです。
「子供と出掛ける」という価値や体験を販売しようとしているわけです。


当時このCMをテレビで見ていたパパさん達は、このCMが流れた瞬間、自分の子供と発売されたばかりのステップワゴンでどこかに遊びに行っている姿が、一瞬でしかも鮮明に脳裏に浮かんだはずです。
ステップワゴン自体を想像したのではなく、「ステップワゴンを使って出掛けている自分達家族の姿」をイメージしたのです。パパの趣味がキャンプならば、キレイな川原で自分の家族と遊んでいる姿。スキーが趣味ならばスタッドレスを履いて深夜のスキー場の駐車場でワクワクしながら夜明けを待っている車内の様子。そのような体験をイメージさせてしまう優れたキャッチコピーだったのです。

当時ホンダは、他のメーカーが走りがどうかとか、8人乗れるなどと、機能面を一生懸命強調しているときに、ステップワゴンのCMでは、何人乗れるとか、シートアレンジがどうとか、そのようなことは一切アピールしなかったと思うのです。その代わりに、ステップワゴンを購入することによって得られるすばらしい体験を提案していたわけです。このステップワゴンのCM以来、新車のCMには必ずライフスタイルの提案がなされるようになりました。このコピーライティングの方法を中古車に応用すれば、中古車でもライフスタイルの提案ができるようになります。




キーワードは、「商品を利用したライフスタイルの提案」なのです。
的確なライフスタイルの提案をあなたの中古車にコピーとしてつけることができたら・・。凄いことになると思いませんか?何も語らない他のお店の展示車に対して、提案力のあるあなたのお店の車が売れるのは間違いありません。


さて、あなたならどのようなキャッチコピーを展示車両につけますか?



女性とインターネットとクルマについて

最近は女性自らがインターネットで積極的にクルマを購入するようになってきました。
一昔前は、旦那さんなど、男性の主導権で車種を決定する事ができていたわけですが、いまは車種選びから予算まで女性が主導権を握ってクルマ選びをしています。家庭環境によっては、奥さんが予算面でもガッチリ主導権を握ってしまい、旦那さんには車種やグレードを選ぶ権利もない・・なんて家庭もあるようですが、最近は特に独身女性が自分の為にクルマを買うケースも多いようです。

都内のとある輸入車屋さんに勤めている友人によりますと、ここ数年特に女性の輸入車購入比率が非常に高くなっているようです。ボルボとかルノーとかが人気みたいですね。もちろん旦那さんや彼氏などと一緒に来店して、あれこれクルマを選ぶ女性もいるのでしょうが、女性が一人で日曜日にふらっと来店して、オペルやボルボあたりの輸入中古車を見に来てそれがそのまま商談になるケースが結構多いらしいです。

一時期、30代の独身女性がマンションを購入している・・なんて記事を雑誌か何かで読んだことがありますが、それと同じようなケースですね。クルマも女性自らの意思で購入するユーザー層が確実にいるわけです。

インターネットでクルマを販売していますと、若い夫婦の家庭でインターネットを利用してクルマの検索をしているのは、女性が検索しているケースが多い事に気づきます。

私も体験があるのですが、ファミリー向けの普通車(コンパクトカーとか BOX タイプのクルマ)をインターネットで販売すると、購入者が実は女性だった・。というケースは結構あります。もちろん最終的な購入手続きや引き渡し時点では、旦那さんやお父さんが出てくることもあるのですが、「購入の決定は女性がした」というケースは多いです。 お店の人にあれこれしつこく言われることのないインターネットは、今や女性達にとっての快適なクルマ探しの場所になっているようです。

しかしここで大きな問題があります。
それは、「店舗側がそのことに気付いていない」ということ。
来店時は、実は奥さんが調べてきたなんていう素振りは一切見せませんので、営業マンはついつい旦那さんや彼氏を相手に説明をしてしまうのですが、その後ろに控えている女性相手に排気量がどうとか、走りがどうとかやってしまっても何にもならない事に気づかないわけです。

もちろんお店側もなんにもしないわけではありません。「女性が重要だ!」と百も承知で対策を考えています。お店 によっては「女性を意識した店作り」を考えて、色々実行している所もあるでしょう。しかしそこで良く考えてみてください。 女性が一人でカーセンサー買ってクルマ選びます? 奥さんコンビにで GOO 買って家でクルマ選ぶでしょうか。

カー雑誌に女性向けの車両の広告を出稿しても、効果は薄いわけです。だって女の人見ないから。男性ファッション誌にスカートの広告をするようなものでしょう。お店とマーケティングがかみ合っていない典型的なパターンです。

では、女性が自分の欲しいクルマを選ぶ基準はなんなのでしょうか?これがわかれば、もう少しまともな販売が出来そうですね。男性だったら、2.5L と 3.0L のどちらを買うかで3日も悩んだりしますが、女性ではそんな事は100% ありえません。女性が商品を選ぶ時にこだわる価値基準はただ2つ。

「好きか嫌いか」
「かわいいかかわいくないか」
「オシャレかオシャレじゃないか」

念の為に申し上げますが、決して女性差別じゃありません。 男性とは根本的に脳の構造が違いますから、女性向けのクルマにスペックなどの説明をしても全く意味ありません。それよりも、いかにこのクルマはカワイイか・オシャレかを説明できたほうが売れるに決まっています。 つまり、ターゲットが女性のクルマの場合は、スペックの説明よりも、いかに安全か?乗りやすいか?カワイイか?かっこいいか?の感覚的なものに重点をおいた説明に切り替える必要があるのです。 女性にとっては洋服を買うのもクルマを買うのも同じ価値基準なのです。「カワイイかかわいくないか」タイヤが何インチとかそんな説明はいりません。「あなた(お客)がこのクルマを買ったらどれだけ楽しいのか?」説明してあげてください。

どんな機能の説明を載せるよりも、「キムタクも気に入っています」とか、「青山通りが似合います」の一言の方が説得力が大きいです。 もちろんお店のアフ夕一フォロー体制が重要なのはいうまでもありません。どんな些細なトラブルでも親身に対応する旨、コミットしておく必要があります。

あと、重要なのが担当営業マンのルックスや清潔感なんですけどね!
女性の購買比率が高いクルマ屋さんは、ホームページに「女性のお客さまへ」というぺージを 1 ぺージ作ってしまう事をおすすめいたします。そのぺージにはお店やアフターサービスについて、女性ユーザー向けにわかりやすい説明をしてあげると良いと思います。
細かな保障期間は何ヶ月というより、「ウチで買ったら、何かあっても夜でも故障の相談にのりますよ!」と掲載する方が女性は信頼してくれるものです。 「ここならお車買っても大丈夫そうね!」と思ってくれます。出来ればお店で 1 人、女性ユーザー専用の営業マンを 立ててあげるとさらに安心感が増すでしょう。

担当者のプライベートな面も掲載が必要かもしれません。どんな事が趣味で、休日にはどんな事をしているとか、どんな家族がいて、子供が勉強しないで困っているとか・・


自動車販売店のホームページには社員の顔写真と紹介が書いてあるますが、どれもほんとに「一言」ですよね。
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名前:田中一郎 趣味:ドライブ
一言:元気でがんばります!
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これではその人に共感したり、親近感はわきません。
ホームページスペースというものは無限にあるのですから、 最低作文用紙 1 枚分くらい記載があっても良いのではないでしょうか?一度記載してしまえばずっと使えるのですから。それで見ているユーザーがお店や担当者に共感してくれれば、こんな安上がりで効果的な方法はありません。

当然、他店との差別化も図れます。
「こんな私があなたのお車のサポートをいたしますよ!」
「ここで買ってくれたら私がいつでも相談にのりますよ!」
「ウチのクルマは良い事はもちろんの事、万一があってもこれこれそういうことで心配いりませんよ!」
「安心して見に来てくださいね!」
とわかりやすくされていれば、女性のお客さんは「ここなら安心して買えるかも!」となります。同じようなクルマがA店とB店それぞれのお店のホームページに掲載されていたとしましょう。A店は50万円で販売しています。そしてあなたのお店であるB店では60万円で売っていたとします。A店のお店では、クルマの紹介と金額とお店の電話番号だけを掲載しています。あなたのお店B店のホームページでは、そのクルマを買ったらとても楽しく過ごせそうな、ドキドキワクワクする説明文。さらに、販売担当者が詳しく自己紹介されていてアフターフォローもちゃんとやってくれそう。金額は少し高いけどこっちのお店の方がちゃんとやってくれそう!ここのお店のこの人に相談してみよう!となるわけです。この「くれそう・・・・」という感情面を前面に出しましょう。

あなたのお店の価値を何倍にもしてくれる、説明文を考えましょう。

クルマの価値も比例して上昇していく事請け合いです。