この地震情報について初めて見られる方は【はじめに】をお読み下さい
5月に入ってから地震が多いです。
地震期間から次の地震期間までのあいだはたいてい地震は少ないのですが、それにあたる5月9日～15日は地震期間と同じように多かった。特徴的なのは、ほとんど同じ場所で何回か発生している点。たいていは約2週間に1回のように定期的に発生していることが多いのですが、5月に入ってからは同じ場所で2回3回と発生するので、全体的な地震発生回数もそれにともなって増えている。その間、中国での大地震があり、まさかアジア地域の地殻変動が活発になってるのでしょうかね？
5月に入ってからずっと地震期間が続いているような状況ですが、一応今回の地震期間は5月16日～23日としています。
今、気になってることがあって、四国方面で撮影された直線状の1本の雲の画像を見ました。直線状の雲と言えばヒコーキ雲だったり、環八雲などが思い浮かびますが、ヒコーキ雲は時間とともに形が変化し消えていき、環八雲はデコボコしたような形をしています。
実は2001年3月に四国方面で発生した芸予地震（最大震度6弱）の時に僕はちょうど四国にいて遭遇してしまったのですが、その4日前に直線状の1本の雲を見ました。今日までに地震雲？と言われるような画像をずっと見てきましたが、やっと僕が見たものと似たようなものを見ることができました。ヒコーキ雲や環八雲と違い、形がきれいで一直線の雲です。今回見た画像は雲のできてる高さといい、また情報からするとどうやら僕が見た時とほぼ同じ場所である可能性が高い。
芸予地震当時、地震雲という言葉は知ってましたが、一直線の雲を見た時、「これが地震雲～？」となかば小バカにした感じで見ていました。一応写真に収めようとしたのですが、場所が悪く、いい場所を探しているうちに日が暮れて撮り損ねてしまいました。小バカにしていたくらいですから、真剣さが足りなかったようです。 で、その4日後に芸予地震に遭遇しました。その時から「あれが地震雲だったのか？」とずっと気になっていましたが、もし近いうちに四国方面で大きな地震が発生すれば地震雲と言えるでしょうし、発生しなければ地震雲とは関係なく、その地域に発生する特徴的な雲をたまたま見たと言えるかもしれません。
ちなみに今回の「4日後」は15日（今日）ですので、余計なお世話ですが、四国方面の方は念のため2,3日は注意しておいたほうがいいかもしれません（注意喚起するとたいていは起きませんが）。