英虞湾クルーズ | 羊飼いの戯言

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作品の感想や雑感をつらつらと述べたblog

 管理人は小学生~高校生の時は毎年のように鳥羽水族館に来ていましたし、鳥羽出身の御木本幸吉がアコヤ貝の養殖と真珠(半円真珠のち真円真珠)の生産を事業として興し、現在のMIKIMOTOを作り上げたということを学んで以来、いつかは真珠養殖の場である英虞湾に行ってみたいと考えていました。あとリアス海岸としても有名な地域であり、かつ外海につながる湾口がせまく内に広がる構造なので非常に波が穏やかである(だからこそ養殖に用いられやすいわけですが)ことも体感してみたいと思っていました。

 というわけで今回は英虞湾観光に一日をたっぷり使ったのですが、まずは賢島エスパーニャクルーズという大型船に乗船。これはほとんど揺れもない中、賢島港から湾口近くまで見て回ることができました。次は小型船に乗って、大型船では近寄れない海域を航行。あご湾島めぐりクルーズも同じ賢島港から出港しているのでそれを使うことも検討したのですが、志摩観光ホテルの宿泊者限定でより小さな10人乗りの船で地元の方(あおさ生産業者)の解説付きで回るというアクティビティがあったので、そちらを利用しました。養殖の筏、あおさ作りの現場だけでなく、漁業権の問題や高齢化で後継者不足となり真珠の生産量が落ちてきている話など生々しいことが聞けたのも興味深かったです。

 正直、英虞湾観光は管理人が家族で一番楽しんでおりました(笑)。