お伊勢参りの後は再び近鉄に乗車して賢島へ行き、今回のメインの目的である英虞湾観光の拠点となる『志摩観光ホテル クラシック』に投宿。
志摩観光ホテルは2016年の伊勢志摩サミットの際に会場となったホテルで、あちこちにサミットの時の名残が残っていました。各国首脳の食事の時の座席が残されていたり、食事やおやつで出たメニューが紹介されていたり、記念撮影をしたスポットが残っていたり、と名所だらけでした。
なお屋上は展望台になっていて夜には星空観察会があったほか、朝には英虞湾を広く一望することもできました。おかげで絶景を見ながら陽光の下で早朝からラジオ体操をするという「日常×非日常」を味わうこともできました。
ホテルサービスは流石のクオリティでホスピタリティや食事や様々なものが行き届いていましたが、逆に過剰な雰囲気もなく本当に居心地の良い宿でした。
そして総料理長は樋口宏江さんという料理人でサミットでもワーキング・ディナーをプロデュースした方なのですが、地元の食材を使った繊細で品の良いお皿が並びとても印象的でした。管理人は下戸なのでワインとのマリアージュを愉しむフレンチには最近足を運んでいないのですが、十分に楽しめました。娘達にとってもフランス料理デビュー戦が志摩観光ホテルのラ・メールということで良い経験になったと思います。