新日本プロレス長岡大会 | 羊飼いの戯言

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 03.20は夕方まで新潟県内で仕事だったので、アオーレ長岡で行われていた新日本プロレスのニュージャパンカップ決勝大会を観戦してから帰ることにしました。アオーレ長岡は、建築家の隈研吾さんがデザインした市役所にホールが併設された建物なのですが、長岡駅直結で交通のアクセスがとても良いのですよね。

 普段はバスケットボールの会場としても使われている縦長の会場ですが、アリーナ・一階席ひな壇・二階席以上もぎっしり入っていました(3000人超)。こういう地方のこぢんまりした箱だと一体感が出て、やはりプロレスのようなライブ感が命の興行をするにはもってこいの環境です。

 また、地元出身者に対する声援が暖かいのも地方の微笑ましさで、ベビーフェースのSANADA選手はもちろんのこと、やはり新潟出身の裕二郎選手への声援も多く本人がリング上で照れ笑いしているのも印象的でした。

  

  

 目当てのメインイベントはベテランの後藤洋央紀選手と次代を担うことを期待されている辻陽太選手の間で行われました。実はIWGPベルトを腰に巻いたことがない後藤選手にとってここで優勝して両国でのIWGP戦につなげたい、つなげてほしいという会場の声援もあれば、レインメーカー・オカダカズチカ選手が抜けて新時代の幕開けを望み辻選手に期待したい声援もあって、かなり熱の入った戦いになりました。結果は辻選手の勝利でしたが、やはり長身で体格の良いレスラーは映えますね。海野選手、成田選手と比べて実年齢は少し上なので先んじて結果を出していって欲しいものです。

 

 なお、天山選手、永田選手といったいわゆる第三世代の大ベテラン選手も久しぶりに見ましたが、天山選手はもしかしたら見納めになるかもしれないと思いながらモンゴリアンチョップ・アナコンダバイスを見守っておりました。蝶野正洋選手の黒い革命に参加して、蝶天タッグとしてIWGPのベルトを取っていたのが1995年頃ですからもう30年前になるのですね…。