田村ゆかりLove Live *I Love Rabbit* 02.26@横浜 | 羊飼いの戯言

羊飼いの戯言

作品の感想や雑感をつらつらと述べたblog

 01.29名古屋公演02.05仙台公演に引き続いて千秋楽横浜アリーナ公演に参加してきました。今ツアーでは東日本のみに留め、奈良・大阪および福岡・北九州の西国ツアーはパスしてしまったのですが、この4公演の間にどれだけ客席が成長したのか、を楽しみにしながら行ってきました。

 $羊飼いの戯言-横浜アリーナ

 横浜アリーナは新横浜駅から徒歩5分くらいに立地する便利な会場ですが、流石に首都圏での千秋楽公演とあって多くの王国民さんやらふぁんさんでごった返していました。管理人はまちばりあかね氏と、初参加になる友人夫妻とで参加。事前にDVDやらセトリを入れたウォークマンを貸し出すなどして布教活動はしておきましたが、「ピンクのサイリウムを振ったりコールが出来ないとつまみ出されるのですか?」と怯えていたので、果たしてどこまで楽しんでもらえたものやら(笑)。

 入場までは外周をぐるっと歩かされて辟易しましたが、ようやく会場入りして座席へ。入国スタンプは開演前後ともに長蛇の列になっていて断念しましたが、個数が少なかったのでしょうか。これまではスタンプで行列は経験したことがなかったので残念なところ。
 座席に関して、今回はステージからほぼ反対側のアリーナ席(通常のスタンド席)だったので、会場全体は結構見やすかったですね。見切れ席をぎりぎりまで販売し、外周をぐるっと囲む通路も潰して座席を入れていましたし、センター席もぎっしり椅子を並べていましたから、相当チケットの捌けは良かったのだと思います。
 客席には若いふぁんさんの姿が多数見かけられたのですが、管理人のように12年を追いかけて、気がついたら『17歳』になった人間はともかくリアルに17歳くらいの子達もいて驚き。もっと若い声優さんやアイドルに行けばよいのに、と思いつつも、一方で、ここまで徹底して『アイドル像』を演じてくれてキャストとファンとの間で『アイドルとそのファンごっこ』という『ガチのプロレス』を楽しめる存在はいない気もするので、本気で楽しもうとするとゆかり王国に流れ着いてくるのは自然な流れなのかも知れません。

 セトリは以下の通りでした。…ついに『チェルシーガール』が落ちましたねぇ。

01.アイ マイ ボーダー
02.Super Special Smiling Shy Girl
03.ラブリィレクチャー
04.太陽のイヴ
05.ラブサイン
06.ほんのり桜色
07.Sympathy of Love
08.雨音はモノクローム
09.if
10.AMBER~人魚の涙~
11.Black cherry
12.トラウマの耳たぶ
13.好き...でもリベンジ
14.ねぇ恋しちゃったかな
15.星屑スパイラル
16.Heavenly Stars
17.滑空の果てのイノセント
18.この指とまれ
19.MERRY MERRY MERRY MENU・・・ね!
20.LOVE ME NOW!!
21.fancy baby doll
22.真新しいカレンダー
23.Endless Story
24.You & Me
25.チアガール in my heart

 公演時間は約3時間半、バラードありジャジーなコーナーあり、清涼剤たる映像コンテンツを盛り込んだり、跳び曲ゾーンがあったり、と要素はてんこ盛りなのですが、終わった後の不完全燃焼感が何とも拭えませんでした。確かに一つ一つの要素はの歌、ダンサーさんの踊り、男爵の演奏はもちろん、ライティングの演出にも力が入っていて豪華なのですが、どうにもそのコンポーネントのつながりが悪い、プロレスに例えて言うならば大技は一通り出るけれども技と技とのつながりが悪くて試合展開としてはどうにも大味になってしまったしょっぱい試合という感じがします。似たような感想はかつて2006.12.23の『Pinkle Twinkle Party』の時にも書きましたが、やはり『ゆかり王国でしか味わえない、癖はあるけど一度知ったら病み付きになる』のがのイベントの醍醐味であって、『万人受けする八方美人的な方向性』は、少なくとも管理人個人はあまり望みません。
 まぁ常にイベントが100点満点というのはありえませんから、今回のイベントに対する多くのふぁんさんからの感想を吸い上げて、今よりももっと楽しいゆかり王国という空間を作ってくれることを期待しています。なんだかんだ言って、力の続く限りはの後は追いかけますし、6月にはライブDVD/Blu-rayも出るようなので素直に楽しみにしています。というか、絶対MCで言い忘れていたとしか思えないタイミングですな。